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見ると、


カラス?のような見た目をした____



『あなたは…』


私が口を開くと


「俺は、ホークスの弟子、雄英高校1年常闇踏陰です」


そう言って頭を下げる。


『あなたが…そうなの…!』


いつか、


啓悟くんが話してくれたのを覚えてる。


『啓悟くんは冬休みのインターン、誰か呼ばないの?』


「うーん、冬休みは色々と忙しくって…

あっけど!夏休みは呼びましたよ〜」


『そうなんだ…!誰呼んだのー?』


「常闇くんって言う雄英高校1年の子なんスけど…個性がね…俺と似たようなものを感じて…」


『へぇ〜!!どんな個性なの?』


「ダークシャドウ!かっけーでしょ?」


『ふふ、かっこい〜ね〜!!!強そう!』


「でしょ〜?是非僕の弟子に!と思って!」


『なんか啓悟くんが弟子って…言わなさそうなのにね?笑』


「ええ〜欲しいですよ〜弟子〜僕は早めに引退して…彼に事務所頼もうかなと思ってます」


『おお〜相当な信頼だね』


「はい(ニコ)、彼、強いですしね」




『君が常闇くん!!!!!』


会ってみたかったんだ!!!


常闇「…?は、はぁ…」 

 

常闇くんはびっくりしている。

私は手を握り、ブンブンとその手を振る。


『私…啓…ホークスの彼女の美姫です…!


ホークスからあなたの事は聞いてる!


次期ホークスだって!!』


会えたのが嬉しくて。


ちょっと興奮気味に言っちゃった。


そしたら


ズズズッ…



常闇くんの後ろから大きなカラスの影が…


『えっ!?なになに!?』


びっくりして思わずその手を離す。


ダークシャドウ「踏陰〜!よかったなぁ!次期ホークスだってよぉ!はははは」


常闇「…ホークスがそんな事言っていたのか…」


ダークシャドウ「もっと喜べよ〜お」


常闇「喜んではいる…」


なんだか…、


『ふふ、常闇くん、賑やかで面白いね』


そう、笑顔で言うと。


常闇「えっ…」


と常闇くんは口を開けびっくりした様子で私を見る。


『ん、どうしたの?』


私が聞くと


常闇「いや…初見ではこの俺の見た目といい…ダークシャドウは怖がられる対象だが…


賑やかで、面白い…と言われたのは初めてで…///」


そう言って少し照れたように顔を隠す常闇くん。


かあいいね?


ダークシャドウ「踏陰〜!照れんなって!」


常闇「照れてなどいない!!」



怖くなんてないよ。


啓悟くんが話してくれた、弟子の話。


「いつか、美姫さんにも会わせたいなぁ〜〜

いい子なんですとっても!」


『そうなんだね!会いたいなぁ〜』



ふふ、


『会いたかったよ!!常闇くん!!』


そう言ってまた、手を握る。



プシュゥゥ


黒い顔が赤くなる。


ダークシャドウ「だからぁ〜照れんなって〜〜」


常闇「てっ!!///照れてなどいない!」


ダークシャドウにからかわれる常闇くんなのでした☆


その後、啓悟くんの近くに常闇くんが座り

問いかけるも意識はまだ戻らないそう。




私は、売店で食べ物を買い、また病室に帰った。




ガラッ


病室のドアを開けると…



『あ…!!ジーニストさん!!!』





あなたのおかげで。

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