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__7 愛別離苦。
宮舘side
宮「ただいまー、」
宮「…‥どういう、状況、?」
深「……無理です。渡せません。」
?「いいじゃないですかっ、!ね、美羽〜?笑」
岩「……じゃあ、泥はなんなんですか。このアザは?」
?「転けただけですよっ、!泥は、こけた時についたもので…」
阿「この傷。随分前のですけど」
?「っ、」
?「え、舘様だっ、❤︎」
……?
リビングには、知らない女性が2人。
?「舘様〜、私を、美羽と交換してください、❤︎」
宮「……え?」
佐「……この人たちが、美羽ちゃんを返せって。」
?「皆さんが来てくれるなら話は別です〜❤︎」
目「…やです、離れるのも、行くのも。」
?「いいじゃないですか、美羽くらい、!」
佐久間によると、やっぱり返してほしいとのこと。
おそらく、また奴隷がいるからだという。
絶対、渡せない……
?「舘様が来てくれるなら、いいですっ、!舘様っ、❤︎」
?「舘様、大好きっ、❤︎」
どうやら、小さい方の、おそらく美羽ちゃんのお姉ちゃんが、俺のファンらしい。
美羽ちゃんを助けるためには、それしかない。
だけど、美羽ちゃんのもとを離れたくない、という自分がいた。
美羽ちゃんのいいところをもっと知りたかった。
いろんな表情が見たかった。
俺の手で笑わせて、幸せにしたかった。
宮「…いや、です、」
ラ「…美羽ちゃんは、?」
美「……っ、」
?「…ね、美羽❓私たちとっ、」
美「や、です。この人たちと、いたい、です」
渡「っ、」
美「もう、奴隷、じゃない。この人たちと、幸せに、なりたいっ、…」
岩「……どうぞ、お引き取りください。」
目「出口は、こちらです。」
宮「……」
2人が悔しそうな顔で出ていくのを見届けて、美羽ちゃんのもとに集まった。
渡「…がんば、ったな。」
岩「もう、いいよ。俺らが幸せに、したげる」
向「なんでも言ってな、?」
宮「強くなくていいんだよ、弱くても、かっこいい。」
深「…… 味方、だからね、笑」
泣いてる美羽ちゃんの肩をさすりながら、俺は思った。
俺、美羽ちゃんが、好きだ__
守ってあげたくて、ずっと、ずっと見てたい。
幸せにしてあげたい。俺の手で。
あわよくば、俺のものになってほしい。
わかんない、わかんないけど、俺の中で何かが変わった感覚がする。
きっと、これが、恋なんだ____
だから、はなれるのが辛い。
ずっと、そばにいるって約束するよ。
渡辺side
宮「……てことがあってさ、」
渡「そうか……涼太も、恋したか、笑」
宮「うん、ごめんね、」
渡「……なにが、」
宮「俺、翔太が好きなの知ってたのに…」
渡「は、?なんで知って…、」
宮「ん?ふっかに聞いた」
渡「ふっか……‼️」
宮「あぁあ、みんなが暴走した時のストッパーになろうと思ったのに、」
渡「笑、そだな、」
宮「んま、よろしく、ってことで。」
渡「ん、」
コメント
4件
舘様も美羽ちゃんに恋したか〜‼️✨️