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背景貴方へ
自分は今、貴方とは違う場所で皆と笑っています。
笑い合える事への幸せがここにはあります。
でも、貴方はこちらには来てくださいませんでしたね。
貴方はとてもとても、優しい方です。
でも、自分らと意見が食い違ってしまった。…貴方はどうしても、あなたのままでいたかったのですね。
自分は、…弱いから。
欲のために自分を捨てました。
でも、この選択をして良かったと思っています。貴方も、…その選択に悔いは無いでしょう。
でも、許されるのならば自分もまた、
貴方達と笑い会いたいです。
どんなに貴方達が成長して、何人も増えたとしてもどうか、…どうか、…自分らを…。
ふと、思い出してくれれば自分はとても嬉しいです。
あなた方の幸せを心より願っております。
元仲間の人間より。
万年筆で、アイツらしくない文章の書き方して綺麗な字をして、……ほんまに、……俺は、変わらしてしまった。
俺が俺自身で居たいからと言って周りを変えては意味がないだろう。
頭では分かっとんねん。
分かってるけど、行動できない。そう。いつもそうだ。
手紙を持つ手が震える、涙を抑えながら自分はトランペットを片手に屋上に向かう。
良く、みんなで奏でたここのTRIGGERをトランペットで演奏しながら。
精一杯、彼奴に…彼奴らに届くように大きく、そしていい音で思いをのせる。
トランペットの音色は、 市内に鳴り響いた。