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本屋で出会ったあの人

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本屋で出会ったあの人

5 - 女性の恩返し

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2024年07月21日

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今回の登場人物︰今井小夜(主人公。書店員)、女性(大学生らしき美人)、その他(おじさん)


※第1話~第4話までを見てから見ることをおすすめします


8月25日。今日はいつもよりたくさん人が来たから、小夜はものすごく疲れていた。それに今日は雨が降っていたため、駅に着くのに少し時間がかかった。(小夜は電車通勤)

小夜「何なのよ…ただでさえ疲れてるのに…」

小夜は駅の手前で大きなため息をついた。改札を通り、ホームで電車を待っていた。約5分後、電車が来て乗り込んだ。幸い、車内はそこそこ席が空いていて座れた。

『次は〜○○〜○○です』(○○とは駅の名前)

(あ、降りないと)

降車し、駅を出て、家へ向かっていた。その時、

「ねぇお姉さん、今から僕とカフェに行かない?」

おじさんにそう話し掛けられた。つまり、小夜はナンパされたのだ。疲れていたので、

「遠慮しておきます」

そう言って、この場を去ろうとした時、

『ガシッ!』

おじさんは小夜の手首を掴んだ。

「やめてください!」

小夜は抵抗したが、おじさんは掴む力が強く、なかなか離れなかった。その時、

「その手、離してください」

「貴方は…!」

女性がおじさんの手首を掴んだ。

「お姉さんも可愛いねぇ」

「私には貴方と遊んでいる暇などありません。それに貴方、少し前に私をナンパした人ですよね?」

女性がそう言うと、おじさんは

「うるせぇ!そんなの、覚えちゃいねぇよ!」

と、急に態度が変わった。でも女性は、冷静に

「その手を離してください」

と何度も言った。約3分後、諦めたのか、おじさんは小夜から手を離した。それと同時に、

「チッ!」

と舌打ちをして帰った。

「ありがとうございます」

「とんでもないです。この前の恩返しですよ」

「…あの!お名前、教えて下さいませんか?私は今井小夜です」

「まぁ、そろそろいいですよね。私は天野沙織です」

「天野沙織さん…素敵な名前ですね」

「そちらこそ、とてもいい名前ですね、連絡も交換しませんか?」

「もちろんです!」

2人はお互いの名前を知り、連絡も交換した。これからどうなるのか…



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