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#ミステリー
有難朱生
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花梨
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あの時、第一回.
確かにみんな年上だった.
確かにちょっと私的には嫌な予感もした.
けど、私は.
男でも大体話せる.
"話す機会があるのなら" .
あいつとは、話せなかった.
なんだろうね.
話す必要もなかった.
興味もわかなかったし、
話そうっていうココロもなかった.
1日目が終わった次の日の朝.
外に出ようと思って靴を履いたら、
何やら講師の先生の一人が、
スピーカーで「ジンギスカン」をながした
予告なんてされていない
どうやら男子が起きないからだそうだ.
大爆笑で男子みんなが起きてくる.
アンケートを見れば、その評判は良かったそうだ.
ストラップを作った.
桜の枝を再利用したものらしい.
紙やすりで表面を磨く.
ツルツル鏡面を枝の断面に作っていた.
気づいたら、机をやすりがわりにしていた.
気づいたら,、つるつる選手権が行われた.
確か最下位くらいだった気がした、
5人くらいの規模だった.
今でも筆箱につけている.
終わった後のフリータイム.
私の班の男の親が、
マシュマロを持ってきてくれていた.
もちろん
焼いて食べた.
美味しかった.
学校はバラバラ.
私の学校なんか一人もいなかった.
なのに友達ができた.
なのに笑っていた.
なのに楽しかった.
私も、いい刺激になったと思う.
第二回は、秋だったと思う.
あの時は、本当に .
私が悪い.
私が浮かれすぎていた.
あれは私が悪かった.
—————あーあ.
私は一人、誰もいないで、
小さなため息をこぼした.
コメント
1件
読み終えました。句読点や改行の使い方が独特で、一つの「記憶の断片」をそっと手渡されたような感覚になりました。特に「なのに友達ができた。なのに笑っていた。なのに楽しかった。」の三連打ちが、それまでの淡々とした語りから一転して感情の波を伝えてきて、胸に刺さりました。最後の「あーあ。」というため息で、この夏が特別なものだったと同時に、何かが壊れ始める予感も漂っていて、続きの秋が気になります。