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俺はアイドル

2 - 新メンバーって……

♥

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2024年04月01日

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💚side


「今更…なんだけど」

「新メンバー、加入が決まった……」



マネージャーが申し訳なさそうにボソッと呟いた。


☃︎「「「えぇ〜!?」」」


いやいやいや!!いや、別にダメなわけじゃないけどっ……

なんで今!?

SnowManがデビューして4年、5年目に向けて頑張るぞ、節目っちゃあ節目だけど……


💜「え?誰が??」


ふっかがマネージャーに尋ねる。



「柴本美亜って知らない?女の子の……」


呪文か?ってくらい1発じゃ分からない気がする。


顔を見なければどういう人か分からない。その子が来るまで、あの人狼ゲームをした部屋で待つ。



そして、マネージャーがその子を連れてきた。


🤎「初めまして。柴本美亜です。」



🧡「えぇ〜!?柴ちゃんや!」


康二がその子を指さして驚く。

💛「康二、指ささない。」

🧡「あぁっ!ごめんごめん!」


その子は可愛いというより美人が似合う子で、サラサラなショートボブに、パンツスタイル。手がめちゃくちゃ綺麗……


🩷「え、康二と仲良いの?」


🤎「まいジャニでお世話になったなぁ…って」

🤎「それぐらいです。」


🧡「おい!!」


色々話を聞いていると、直接の関係は無いらしいが、まいジャニ という関西の番組で共演が何度かあったらしい。


💙「え、入所いつ?あんま俺たち見たことないんだけど」

🤎「あぁ…2017年ですよ!」


「「2017年!?」」

🤍「俺よりあとじゃん!!」


🤎「で、すぐにグループ結成したんですけど、ぜんっぜん人気にならなくて……」


🖤「まさか…『ゆるふわ隊』の?」


え、何その名前……聞いたことあるようなないような……


🤎「え、ご存知なんですか!?」

🖤「うん…みーんな可愛い女の子のグループだよね?」

🤎「そうです!そうです!みんな可愛かったんです!」


みんな可愛かった…?どういうこと?


💚「可愛かった…ってなんで過去形?」


🤎「メンバー全員の不仲ですね〜!」

🧡「いや明るく言うことちゃうやろ!笑」

🤎「ちゃうな〜!笑」


🤎「あることが理由でみんな喧嘩になっちゃって。表では褒め合う仲なんですが、楽屋に入った途端一言も喋りませんでした!」


いや、女子怖すぎる……


🤎「メンバー6人いたんですけど、私以外退所して、俳優になって、でも私はずっと“アイドル”でいたいから、今でもここに残ってるんです。」


「美亜、そろそろ……」

マネージャーが柴ちゃんの方を見て、時計をトントンと指で叩く。

🤎「あ、仕事!」


🤎「ってことで明日からよろしくお願いします!」

柴ちゃんは、部屋を走って出ていった。



その姿がなんとも




男らしく見えたのは気のせいだろうか。






🤎side


尊敬する先輩に気づいて欲しかった。



私が“男性”になりたいこと。



『ゆるふわ隊』が解散まで行ったのは



自分のせいだから。



回想


☁️💙→美亜

☁️🩷→スズ(メンバー)

☁️💛→ユメ(メンバー)

☁️❤️→ハナ(メンバー)

☁️🧡→サヤ(メンバー)

☁️🩵→マイ(メンバー)





☁️💙「男に…なりたい」


そうメンバーにカミングアウトしたのが悪かった。



☁️🩷「え?なんて言った?」


☁️❤️「男になりたい?」


☁️🩵「いやいやいや!なんでよ、女楽しもーよ」


☁️🧡「そう言って男に近づこうとしてんじゃないのー?」


☁️💙「はぁ…?ちがッ──」

☁️💛「いるんだね〜こういうヤツ」

☁️💙「え?」


☁️💙「(そんなんだから…人気がでないんだよ……」


☁️❤️「えぇ?なんか言った?」




それから…



☁️💛「あ、男さーんw」


☁️❤️「マネに言ったら干されるから言わないでね?w」



ずーっとそんなこと言われて、ついに……




☁️🩷「え、解散?」


「もう人気の“に”の字がないんだから、それならソロで頑張って欲しいんだよねぇ〜」


☁️💛「やだよ!6人で一緒がいい!」


絶対思っていないことをマネージャーに良いように見せるのが腹立つ。


「美亜は?」


☁️💙「別の道で頑張ろう。ありがとう。」


そこでキッパリと、メンバーと関係性を切った。




少しして、マネージャーに暴露。


それぞれ退所した後、証拠を出して、アイドルで生きていきたいことを直談判。


数ヶ月後、先輩グループ、SnowManに加入が決まった。




🧡「柴ちゃんや!!」


覚えてくれていたのが嬉しかった。


まいジャニでよく遊ばれてたなぁ…室くんに笑


もっと話したかったけど、雑誌の仕事があるので、マネージャーと退散。

その時




佐久間さんと阿部さんの顔が私の方をずっと見ていた。


もしかして



気づいてくれたのかな…


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