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34 - attg それ、寝る距離感じゃないです!

♥

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2025年07月19日

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『それ、寝る距離感じゃないです!』



tg視点



at ちぐんち、布団これだけ?


tg べ、別に…! あっとくんが急に泊まりに来るなんて思わなかったから…!


あっとくんは、俺の部屋で、床に敷かれたシングル布団1枚を見下ろして笑った。


at まあ、いいよ、狭い方があったかいしね?


tg いや、いやいやいや、あったかさとかじゃなくて!!


気づけば布団に半分腰かけてるあっとくん。

その横に自然と座らされる俺。

※心臓が爆発しそう。


at そんな警戒しないでよ。ちぐのこと、いきなり襲ったりしないからさ


tg …“いきなり”ってことは、タイミング次第では襲うってこと!?!?


at お、頭の回転早いね、さすがちぐ〜


tg 褒めてる場合じゃない〜っ!


布団に横になると、必然的に顔の距離10センチ以内。

しかも、あっくんの腕が――肩に、のってきた。


tg あっとくん、腕っ、重い…!


at んー、やっぱちぐ柔らかいなあ。ぎゅーってしてもいい?


tg っ…も、もう好きにしてっ!


at じゃあほんとに、好きにしていいの?


tg …あああ〜〜〜!!


俺の叫びが布団に吸い込まれる頃には、

あっとくんがふわっと笑って、耳元でささやいた。


at うそうそ。ちゃんと我慢するよ。ちぐが好きだからね


tg …今のドキドキ、どうしてくれるの…


at 明日の朝までに、もっとドキドキさせてあげる


tg ほんと無理、寝れない…!!


そう言いつつも、俺はぎゅっと布団を握って、

すぐ隣のあったかい体温に、心も体も溶かされていく。

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