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「ねぇ、イルム…全ての神って誰のこと?」

私は呟くようにイルムに聞いた。

「….それは我でも言えぬ…」

言ったらイルムが死んじゃうとか?

まさか。

そんなファンタジーなことが

有り得るわけが無い。

すると、またあの木から葉っぱが落ちるのが

見えた。

今度は先程とは違い、黒い文字だった。

その瞬間、辺りは暗闇に包まれた。

夜になったのだ。

もしかしてここは木が全てを決めているのかな?

じゃあ全部の神っていうのは神木のこと?

「未唯、暗いから本堂入れ」

と本堂の戸を開け私を手招いてる。

「はい」


本堂の中は思っていたより広くて、

イルムと似たような動物が沢山居た。

見つかったら面倒くさそうだ。

「あ、未唯。敬語じゃなくて良い」

「へ?」

驚きすぎて変な声が出てしまった。

恥ずかしい…

「分かった…」

ちらっと慧さんの方を見ると笑っていた。

少しムカつく…。

そこに、黒いイルムのような動物が走ってきた。

「慧様、今夜は『天気雨』です」

「そうか。じゃあ未唯、せっかくだからやってみるか」

そう言って私に微笑んだ。

「我も行く!」

「お前は留守番だ今日はエルを連れてく」

「御意」

この子エルって言うんだ..。

なんか忍者感あるなぁ..。

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