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そして、週明け早々にまた淳子は性懲りもなく店に突撃してきた。


しかし、何と言われようと淳子が信用のおけるとても善良な人間であるなどと

そんな大嘘を誰が証明できるだろうか。


自分の行いを鑑みろと言いたい圭子だった。


そして淳子は首を縦に振ろうとしない圭子に焦れて今度は脅してくるのだった。


「そっちがその気ならいいのよ~。

私にも考えがあるんだから。

こういうのはどうかしら。


匠平くんの会社に乗り込んで行って彼にレイプされたってみんなの前で大声で言うわ。

どう……いいの?」


もう言ってることがハチャメチャである。



こんな理不尽で訳の分からないことを人に言ってくるなんて、淳子の頭は

どうにかなってしまったのかもしれない。


「分かったわ」


「そうこなくっちゃ。

最初から素直にそう言ってくれてたら私も嫌な事言わなくて済んだのよ。

私が今言ったことは本気じゃないから忘れて」


淳子の言うところによると、彼女がどこかで個室を予約し、当日淳子と松尾、

そして松尾の両親に私の5人で集まるというとだった。


しかし、いくら圭子がお人好しだからといって、こんなむちゃくちゃで

理不尽な要望を『はいそうですか』と聞くはずがないではないか。


そんなことも分からないほど今の淳子は何も見えていないようだった。



できれば、松尾には悪いと思いつつ淳子には関わらないでおきたかったため、

彼女の素行の悪さを暴くつもりはなかったのだ。


だが、寝た子を起こしたのは淳子自身である。



『あなたのお望み通り、松尾家の面々の前で小泉淳子がどのような人物であるかを

正確に伝えさせてもらおうではないか』


この時、圭子の胸の内は熱い闘志でメラメラと燃えていた。


[準備万端、この日の淳子の言動は録画録音されていた]

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