テラーノベル
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⚔️「最近秦中と仲いいんですね」
🦐「?僕が仲良いの秦中先生だけだけど?」
⚔️「へー」
🦐「…なぁに〜優太ぁ〜嫉妬♡?も〜ついに春がきたかっっっっっっっっ
⚔️「黙れ」
うぜえ…裏拳めり込ませてやっと黙った
🦐「でも、珍しいね。しかも秦中先生…あ、メガネに苦しめられるもの同士…
⚔️「そっちじゃありません」
🦐「そっち?」
⚔️「『上司ガチャ大外れ枠を引いた者同士』」
🦐「え」
⚔️「のはずなんですけど…ただ、否定したいだけです」
そう…同じ護衛…なのか?それでも、こうも自分と対極化するだろうか。ただ、秦中という存在を否定したい。それに…その…はつこい、あいてでもあるわけで…
🦐「じゃあ、恋のキューピットになってあげようじゃないか!」
🦐(優太なんかめっちゃ耳赤いな…ああ、初恋?!)
⚔️「え、いらないです」
🦐「でも、僕『福の神』だよ?」
⚔️「やっぱお願いします」
🦐(わぁ〜初恋だぁ絶対。…優太、性癖ひん曲がってないといいけど…)
どうするかは、それから決めよう
⚔️「秦中先生」
🧣「ん?…なんだ?これ欲しいのか。パキッッッッあっっっ…いいよ、大きいのやるよ」
チョコ…なんかごめんなさい
遠慮したら無理矢理つっこまれた。え、なんでわったチョコ食べねえといけないんだよ、と(?)。突っ込んできたのに、どう?と笑いかけられればなんかどうでも良くなった
⚔️「秦中先生」
🧣「おう。なんだ?…今日はチョコねえぞ?マシュマロならあるけど」
マシュマロもつっこまれた。イタズラっぽく笑う秦中。こっちの気も知らないでよくもまあそんな顔ができるものだ
⚔️「秦中先生」
🧣「おう。ちょうどいいとこに倉橋。ここに学園長の引き出しからとってきたちょっといい羊羹が…」
🎭「おいクソガキ」
🧣「あ」
🎭「これは倉橋くん。お見苦しいものをお見せしていますね。申し訳ありません」
秦中の叫び声をBGMににこやかに謝罪された。でも、そんな言葉耳に届いていなかった。明確に、『欲しい』といった感情だけが、俺の中に湧いた。同時に、学園長への殺意も湧いた。触んな
🦐「秦中先生〜今日久しぶりにのみませんか?」
🧣「あ〜…」
🎭「減給で手打ちにしてやるよ」
🧣「ぐはっっっっ…」
🦐「じゃあ、一杯奢ってあげますよ」
🧣「恵比寿先生ぇ〜〜〜!!!!!!」
🧣「…?」
…?俺確か飲んでて、それで…
🧣「…鎖、ね」
しかも割としっかりしたやつ。スマホもない。窓もないから、時間もわからない。…わりと詰んでね?
⚔️「おはようございます」
🧣「…で、恵比寿先生まで使ってやることがコレか?」
ジャラッッッ
鎖の音を鳴らす。てか、コイツ刀持ってんのか。だいぶ分が悪いな…
⚔️「逃げよう、とか思わないでくださいね」
🧣「なんで」
自分の首にあてがわれる刀。…拘束が目的なのか?
🧣「学園長…ひいては学園に何かする気か」
⚔️「いえ。私情です」
🧣「私情?」
⚔️「ええ。…貴方を、こちら側へおとす、といった私情です」
🧣「…」
おとす?マジでなんなんだ。コイツら神様ってのは俺ら妖怪と関わりを持ちたくなかったんじゃねえのか?…いや、学園長を消すのに邪魔なのか。ならおかしい。絶対に、俺なんて問題ないはずだ。消すなら蘭丸とかいう方が問題だろ
🧣「…なにが、言いたい?」
⚔️「さっきから言ってるんですけどね…」
ギシッッッ
🧣「?!」
⚔️「とりあえず身体だけでも堕としますか」
🧣「てめ、
グサッッッ
🧣「っっ、」
やべえな…深く刺さりすぎてる。ベッドにも貫通してるから、動けない。右肩ってことは…鎌対策か
⚔️「抵抗するな。受け入れろ」
🧣「俺がそんな大人しくしてるとでも…?!」
⚔️「…はぁ」
バキッッッッッ
🧣「っっっは、」
⚔️「最後通告だ。受け入れろ」
左手、折られたな…でも、うまくおられてる。傷つけるのは不本意、なのか…?
⚔️「これでいいか」
服に手をかけられた。ああ、ソウイウコトするわけだ。ただ、折れるな。絶対意思だけはおっちゃいけない。 多分、俺は一生、コイツから離れられなくなるから
🦐「どう?秦中先生」
⚔️「もう2週間以上毎日気絶するまでイかせてもまったく」
🦐「…人格壊しちゃった方が早いかもね」
⚔️「そうれもそうですね…きっと秦中は壊れないでしょうし」
秦中先生も厄介なのに好かれちゃったねぇ…
⚔️「…お目覚めでしたか」
🧣「はぁ、はぁ…ギロッッッ」
風邪をひかないように、一応一通り服は着せている。脱がせるのも悪くないしな。脱がしていく過程で、服で隠れていた情事の痕が見えてくるだけでも興奮ものだが、ソレが秦中についているという事実だけでも興奮できてしまうくらいには、秦中が好きになっていた。だからこそ、堕としたくてたまらない
⚔️「今からは流石にしませんよ。…今日は趣向を変えようかと思いまして」
🧣「趣向を、変える…?」
⚔️「ええ」
🧣「は?」
秦中の鎖を解いた代わりに刀を握らせる。秦中がどこかへ行かないように抱き寄せる。抵抗する体力もないのだろ。そりゃ、昨日そうなるようにシたのだ。最早あのまま続けても堕とせたかな、と思うくらいには、激しく。でも、今からやることなら、もしかしたら依存してくれるようになるかもしれない
「ぐっっ…」
🧣「?!」
⚔️「…」
🧣「おい、待て!!!!!!」
グサッッッ
「ぎゃああああああ!!!!!」
🧣「おい、倉橋…」
⚔️「…」
うるせえし、きたねえ叫び声だな、コイツ。たかが刀ぶっ刺して固定しただけで…秦中はここまでうるさくなかった。秦中は、もう少し可愛く叫んでた
🧣「まて、おい、なに、を…?」
⚔️「このまま真っ直ぐ前に手伸ばすだけですよ」
🧣「っっっや、
グサッッッ
「が…」
🧣「…!」
⚔️「おや…やはり『殺す』のは初めてでしたか」
秦中が持った刀をそいつ…連れてきた妖怪の心臓にあてがわせた。そのまま刺させれば、秦中は今までにない以上に震えていた。やはり殺したことはなかったらしい
⚔️「いい子」
🧣「…?」
そう言って頭を撫でてやれば、戸惑いを全面に出した目と目が合う
⚔️「上手」
🧣「ぁぁ…」
⚔️「大丈夫。怖くない。いい子」
🧣「はぁっはぁっ」
抱きしめてやれば、やはりかなり震えている。罪悪感からだろう。そんなの、抱く必要ないのに。きっと秦中はそいつが善人だろうとクズだろうと、殺しに躊躇する…いや、絶対に殺さない。だから、罪悪感に苛まれないように適当に引っ張ってきた妖怪。それも、極悪犯。秦中のためだ。必要ならどんな犠牲も払ってやる
⚔️「いい子…上手でしたよ」
🧣「お、れは…」
⚔️「…秦中。俺とずっと一緒にいよう。俺が、守るから。こんなことも、させないから。…ね?」
🧣「ぁぁ……う、ん…」
やっぱり、思ったとおりだ。秦中が高いのは戦闘IQと状況判断能力だ。言ってしまえば、それらに依存した状態。どちらかがありえないほどに崩れれば秦中は正常な判断を下せなくなる
🧣「倉、橋…」
⚔️「ここにいますよ」
抱きついてきたかと思えば、泣き出した秦中。それが全て自分の腕の中で起こっているのが信じられない。でも、俺は秦中が泣く顔が好きだ。初恋、きっかけだから。何で泣いたのかは、知らない。だけど、新月の夜だった。なんとなく寮から抜けてフラッと歩いていた時に、見てしまった。秦中が、泣いていたところを。月も出ていなければ街灯もないのに。ただ、秦中が流す涙だけが鮮明だった。学校では太陽のような表情の秦中が、新月の、闇に包まれていて、泣いていて。こんな詩的な恋もあるんだと初めて知った。ただ、闇に包まれた太陽が忘れられずに、それが『恋』という感情であることにも気づかなかった自分が情けなくてしょうがない。子供のように自分の腕の中で泣き続ける秦中にキスをおとした
ドチュッッッパチュッッパチュッッ
🧣「ああ、♡♡くら、はし!♡♡♡♡っっっっ〜〜〜♡♡♡♡♡♡♡」
⚔️「なにか?」
ドチュンッッッッッッッッッッッ
🧣「ぁっぁあああああ〜〜〜♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
⚔️「名前呼んでくださいよ、飯綱」
ゴリュッッッッッッッ
🧣「へぁ!!♡♡♡♡ゆ、た…♡♡♡♡?」
⚔️「いい子」
ドチュンッッッッッッッッッッッグポンッッッッッ
🧣「ああああああ〜〜〜♡♡♡♡♡ま、ぁ!♡♡♡とんじゃ、♡♡♡♡♡」
⚔️「トんだら終わりになりますよ」
🧣「んぅ…♡♡♡」
⚔️「…まさか自分じゃアクション起こせないんですか?」
🧣「う…」
⚔️「…おねだりプレイでもしてあげましょうか」
🧣「何それ?、!あ、えっと…その、さ…」
⚔️「はい」
🧣「その、さ…きす、してほしいっていったらおこるかな、って、
クチュッッックチャクチャ…
🧣「ん…はぅ、ん…ぁあ」
⚔️「ハッッ…別に気にしませんよ」
🧣「/////////」
⚔️「…さて、頑張りますか?」
🧣「がんばる、から…ナカだして…?」
⚔️「もちろん。最初からそのつもりですよ」
あれから5日が経つ。手に入れた。そんな快感で終わらせてくれなかった秦中…いや、飯綱だった。今や秦中の行動全てを把握していたい。そんな欲から、飯綱の首にGPSさえ埋めたが、飯綱が嫌がるそぶりはなかった。部屋に監視カメラもつけた。それでも、下で淫らになく飯綱をみるのが、…いや、そもそも飯綱とこうして求めあえる時でさえ全てを知りたいと思う。出し尽くさせたいし、出し尽くしたい。ぐっちゃぐちゃに犯したいし、縋ってほしい。どんどん重くなる要求にも応えてくれる飯綱。本当に、最高のパートナーだ
ヤンデレする人って、あれなんですかね。依存してもらいたいってことなんですかね?
それとも、ひどいことしたい…のはドSか
違いわかんね〜
コメント
4件
本当にもう滅茶苦茶最高でした!!また、恵比寿先生や学園長と一緒で敵わないような人がでてきましたね(笑)倉橋君のヤンデレぶりとドS振りが最高に良かったです!!このカプも推しカプに入ってしまいました!!本当に最高な作品を作り出してくださりありがとう御座います!!!しかも、1日に2話も投稿してくださりありがとう御座います!!本当に最高すぎます!!これからも、頑張ってください!!