コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
これは、勘違い野郎の俺が、本当の恋を知るまでの物語。
県内トップの偏差値を誇る高校に進学できた俺、六車風太〈六車風太〉は、この高校生活で青春を謳歌してやろうと息巻いていたのだが、その希望は儚く砕け散った。理由は入学式の時に行われたクラスでの自己紹介にある。高校デビューの俺は、自己紹介で一気に人気者になろうと考えていた。そこで、一発ギャグを披露したのだ。
「左回転!!」
叫びながら両手を回すだけという、まったく何をしたいのかわからないことを披露したのだ。俺は、「いきなり叫びながら腕ぶん回したらおもろいんじゃね?」と考え、決行したのだが、結果は大滑り。誰1人として笑っていなかった。ここまでならまだ救いようはあったのだが、なにを血迷ったのか
「右回転!!」
ともう一度チャレンジした。また滑った。頭が真っ白になって、どうすればわからなくなった俺は「ア、スンマセン」といって席についた。雰囲気は最悪になった。ごめんね。その後は、みんな俺のことをネタにして笑い合い、仲良くなっていった。俺に話しかけてくる奴は1人もいなかった。俺はクラスヒエラルキーにおいて、最下層になった。
そしてクラスの陽キャ達につけられたあだ名が、「風車くん」