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6話目
🔴 「だから!!、なんでそうなるんですか?!」
🔵 「俺は間違ってない。」
🔴 「もう、義勇さんなんて、知りません!!」
咄嗟に屋敷を出てしまった。
喧嘩の理由は、ほんとに些細なもので俺が悪い。
だけど、何故か意地を張ってしまった。
後ろを向いても義勇さんはいない。
ただ屋敷の前で座ってる事しか出来なかった。
🟠 「朱祢か?、久しぃな。」
顔を上げると、見覚えのある顔の男がいた。
こいつは、拓也。
最終選別が一緒で、よく絡んでくる。
正直苦手。
🟠 「中に入らないのか?」
🔴 「お前には関係ないと思うのだが。」
🟠 「風邪ひくぞ?、」
🔴 「うるさい、」
と、無視してけばしてくほどうるさくなる。
最終的には腕を引っ張られていた。
🟠 「とりあえず、俺の宿来いよ。」
🔴 「離せ、触るな。」
と、言っても無視。
振り払いたいのだが力の差が凄い。
着いてくしか無かった。
🟠 「朱祢はなんで外にいたの?」
🔴 「だから、お前には関係ないだろ。」
俺は、いつもだったらこんなにあたらない。
だけど今は腹が立っている。
🟠 「まぁ、教えてくれないならいいや。」
諦めたような顔をしては台所に向かった拓也。
俺はただ待ってることしか出来なかった。
そういえば、薬を飲まなければ。
🔴 「…、ん?、」
やらかした。
屋敷の洗面所に置きっぱだ…。
とりあえず戻るか。
🟠 「あれ、もう帰るのかい?」
🔴 「…」
焦り、声が聞こえなかった。
🟠 「無視はないんじゃないか?」
腕を掴まれた。
🔴 「離せ。」
🟠 「もうちょい話そうよ~、」
うざい、だが時間が無い。
振り払わないと。
🔴 「そろそろうざいぞ。お前。」
🟠 「それだけが、取り柄だからね~」
あぁ、もううざい。
早く行かないと俺の人生が滅茶苦茶になる。
ただでさえ一昨日の傷がまだ治ってないのに。
🟠 「朱祢から、…甘い匂い……?、」
🔴 「ッ…、離せ!!」
そろそろやばいな、。
だけど、なんでこの男は離れないのだ!!
🟠 「もしかして、朱祢ケーキ?、」
🔴 「なんで、お前がそれを知っている。」
🟠 「いや、だって俺フォークだし…、それより今の朱祢、美味しそうだな、…」
最悪だ。
よりにもよってお前がフォークだったなんて。
🟠 「フゥ…、フゥフゥ」
息が荒い、。
やばいな喰われる。
🟠 「ガリ、ゴュゴュグチュ」
俺の首を噛む拓也。
怖い、。
初めて噛まれた時怖いと思った。
痛い、やめて欲しいと思った。
🔴 「離せッ…!!」
暴れる。
それが最善手だと思ったからだ。
🟠 「暴れんなよ、」
低い声。
なんも怖くない。なのに足が動かない。
🔴 「ぃ”あッ…、ヴぁ、」
🟠 「ガリュ、ゴリュ」
怖い、義勇さん助けて…
謝る、全部俺が悪かったって素直に謝る。
義勇さん…ッ。
🟣 「嫌がってる方をいじめるだなんて酷いですね。」
この声、匂い。
胡蝶様だ、
⚪️ 「冨岡が拗ねてるんだよ、早くそいつ返せよ」
このジャラジャラと、音が鳴ってるのは宇髄様だ
拗ねてる…、義勇さんが?、
🟠 「胡蝶様、宇髄様…?!、何故ここに?!」
⚪️ 「とりあえずお前は黙っとけ。」
🟣 「小鳥遊さん、立てますか?、」
🔴 「はい、…、ぃ”ッ?!、」
は?、やば結構えぐれてる。
グロ…。
🟣 「宇髄さん、蝶屋敷まで運んで貰えませんか?」
⚪️ 「あぁ、構わねぇよ。とりあえず、お前は待機な。後で地獄見るから待ってろよ。」
🔴 「いや、歩けます…、」
なんか、話がどんどん進んでく、
義勇さんは、居ないのかな…。
🟠 「俺は…、これに関しては不可抗力だろ…!!」
🟠 「ケーキなら、ケーキらしくフォークに食われてればいいんだよ!!」
🔴 「…、」
バチン
拓也の頬が赤く染まる。
俺がぶった。
イラついたから、それだけ。
🔴 「二度と顔見せんな、ごみ。その顔次見せたら、本物の地獄見せてやるよ。」
流石に言いすぎたか?、
まぁ、スッキリはしたな。
🟣⚪️ 「…、」
🟣 「お話も終わった事ですし、蝶屋敷行きますよ」
⚪️ 「ほら、朱祢乗れ。」
🔴 「だから、歩けます。」
⚪️ 「年上を頼るんだよ、こーゆうのは。」
🔴 「…、感謝します。」
と、背中に乗った後、その後意識が途切れた。