テラーノベル
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ふわぁ…あれ私寝てたかな…?
え?森?………そうだ昨日お兄ちゃんを…!
「やばっ…」思わず声が漏れた。
それはお兄ちゃん事じゃなくて私の近くにいた私の倍くらいの大きさがある熊の事…、でも私は元剣道部でしかも全国大会に出た事もあるから多分…いや勝つの!
私はそこらに落ちていた丈夫そうな木の棒をもった大丈夫…大丈夫…勝てる…
右だ!
ゴーンという鈍い音とともに熊みたいなのは倒れた。
「勝てた…え?」
あんな強そうな熊に…?私が…?普通この感じだとまた…
熊は力を振り絞ったかのように起き上がってグワァーと大きな声を上げた。
あ〜ぁ…終わった、そりゃこんな木の棒であんな大っきな熊を倒せたら誰も苦労しないよね…
「無理無理無理無理!」と叫びながら首の後ろめがけて棒を奮った。
グワワァァ〜とさっきよりも大きな声を出して爪を私に向けてきた。
それを振り払うように棒で対抗したけど、ボキッと音を鳴らして折れた。
でも折れた断面はとてもギザギザしていて付かれたら絶対痛い。
これなら…いや…絶対いける!
私はその折れた断面を熊みたいな奴の喉仏に向かって刺した。
熊みたいなのはラグみたいに少しフリーズしてから思いっきり音をたてて倒れた。
「死ぬ所だった…前世で剣道やっていなければ私今頃食われてたわ…」とあからさまにほっとした表情でボソッとつぶやいた。
「食えるかな…?」
「凄いね、君」と後ろから声が聞こえた。
私はよく分からなくて「え?」って言ってしまった
後ろを振り向くと行商人みたいな格好をした少し長めのサラサラした黒髪に少し茶色っぽい目をした若そうな男性が立っていた。
「こいつ買い取れますか?」と私は勢いで聞いた。
「あぁ、もちろんさ」って言った後一呼吸置いてから「手足と生首、内臓までならね」と付け加えた。
「切り取るのか…」
「大丈夫、そこら辺はやるよ」
「ありがとうございます!」 と一礼をした
そう言った後すぐさまその男の人は作業に取り掛かった。
やったー!ふふ、ご飯もお金も手に入った!それと明日の筋肉痛も…
男の人は作業をしながら「君はどこで剣術を習っているの?」
確かにこんな奴習っていても倒すのムズそう…
「独学です」って私は嘘をついた。
「独学でここまで…君名前は?」
「マーシャです」
「俺はジュリアンという見ての通りの行商人だ、マーシャは両親や家族は近くにいるのかい?」
「いえ、最初はお兄ちゃんと2人で家出をしたのですがはぐれて一人旅みたいな感じになって…」
「そうか…大変だったな、俺の旅は闇の取引もあるから連れて行けないが…頑張れよ」
そう言っていつの間にかに終わっていた切り取り作業の片付けを終えて代金を渡してくれた。
ついでにナイフ何本かと着火剤、毛布とリュックやブラシ、お鍋とかも譲ってくれた。
それに別で他の物を買ったりしてみた。
「マーシャは将来有望だ、だから俺みたいに闇に触れない方が良いぞ」と言って背中を向けて足を動かした。
私は思わず「ジュリアンさんも頑張ってくだい!」と呼びかけた。
それが聞こえたのかジュリアンさんは片手を振りながら去って行った。
「これで…よし!、って!あぁ…」
そんな声を漏らしながら野宿の準備をしていた。
「今度こそ……やったぁー完成!」と言って簡単なハンモックと焚き火が完成した。
次は…あいつか…
そう心の中で言いながら手足と頭と内臓がくり抜かれた奴を見た。
皮を剥ぎ取るところから丁寧にやっていってさっき貰ったナイフで切り刻んでから川で汲んできた水で軽く臭み取りをして鍋に水とお肉とさっき別で買った調味料を入れて煮込んだ。
めっちゃサバイバルゲームみたい…こんな事する予定は無かったはずだけどな…
ふふ、これで誰にも頼らず、一人旅を満喫できるや
火を見ていると昔の記憶がフラッシュバックしてくる。
私は中3で試験も合格して来週には入学式だったのに…家が火事で酷く燃え上がり、一酸化炭素中毒で私の一生は幕を閉じた。
そんな事を考えていたらお肉が良い感じに火が通っていた。
「当分これでお肉は大丈夫なはず、木の実とかも食べていかないと体に悪いよね」とボゾボソつぶやきながらお肉を満喫した。
あれ…?もう夜か…
「星綺麗だな…」と言いながらいつの間にかに深い眠りについていた。
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