テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
※ノリと勢いだけの話※
※バレンタインデーネタ※
※オフィス パロ
※みんな出てくる
※挿絵入れてみた(疑似MENいる)
※アイコンレベルの緩い絵です
※頭空っぽにして読みましょう※
※ご本人様無関係
※わたしの趣味全開
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「はぁ…疲れた」
出社して僅か5分
このたった5分で今日1日のやる気を全て削がれた…
入館証をタッチしてゲートを通った瞬間。。。
背筋がゾクッとした
異様なまでの空気感…
獲物を狩る肉食動物の様に目の奥をギラギラとさせて
俺に一歩、また一歩と近づいてくる他部署の女性社員達
逃げろっ!!本能がそう告げた
最短回避ルートを頭で作り、よ〜い、ドンッ!!
俺が一歩駆け出したタイミングで
向こうの方が、なんまいもうわてだった…
気づけば、椀子そばのように俺の手の中に
小さな小箱をポンッポンッポンッと積み重ねられて
ものの数秒で俺は視界不良になった
「ま、前が、み、みえない…」
両手に抱えきれないほどの小箱を
なんとか落とさないように絶妙なバランスを保ちながら
自分のフロアに向かった。
−−− そう、今月はバレンタインデー
このオフィスビル全体がどよめき…
全館の女性社員たちがハンターになる月だ−−−−−−−
「こんな量食べきれないんだけどなぁ…」
積みが重なったチョコレート箱を一つ手に取り
どうしようかと悩んでいたら
隣の席でも同じ現象だ
「お、おはよぉ、おんりーー 」
「おはよう、おらふくん…今回も凄いねえ」
「あーー、うん…って、いや、おんりーもやんw…ほんま、2月って怖いわ」
「まぁ、1週間前でコレだから…
当日までどうなるかだねぇ…」
「それなぁー…」
俺の事はよくわかんないけど…
おらふくんは物凄くモテる、 それも、年上の女性から
母性本能をくすぐられるわ〜、と、食堂のおばちゃんが
前に言ってたんだよな
まぁ、それは分からないでもない
男の俺ですら「あ、可愛いなぁ」と思うときがあるから
女性社員たちから見たら…もう、ガチガチに可愛いフィルターが
何枚もかかっているんだろうなぁ…
「僕とおんりーで、この量やろ?…他のメンバーはどうなんやろう」
「ぁあ…確かに」
年々増え続けるチョコレートの量
それは僕ら以外にも当てはまっている…
ほら、噂をすれば
「だぁぁぁあ…クソ重いッ!!!!」
「おー、MEN…なんか全体的に重そうやねぇw」
「流石、モテ男」
「…はぁぁ〜、マジで去年の俺を恨みたいッ」
MENの机の上はチョコレートではなく
お酒の瓶や缶で溢れていた
なんでも、去年のバレンタインデーで
「チョコレートも嬉しいけど、酒だったら、なお嬉しいなぁ〜
ゆっくり飲めて、慌てなくて済むしなw折角なら味わいたいじゃん」
なんて、受け取りながら言ったらしい…
無自覚キラーのMENらしい言動だ
「ゆっくり」「慌てない」「味わいたい」全部いい方向に変換された結果が今年のバレンタインデーって訳か
「日本酒、ワイン、シャンパン、ビール……確かに酒とは言 ったけどよ…デカいし、重いし、…はぁぁあ、帰りタクシーで帰ろ 」
「うわぁ…MEN、コレ木箱に入ってるやん」
「なんか、高級そうなお酒ばかりだね」
「まぁ、1年分の酒には困らん気はするな…うわ、このワイン馬鹿高いやつだ……エグぅ」
俺ら3人でこの量
そうまだまだ序の口だ
フロアには あと3人のバレンタインキラーが居る…
よいっしょ……と、
スゥーーーーーーッ
「お、おんりー、何そのフリップ??」
「どっからだしたんだ??」
「…ん?これ?食堂でご飯食べてたら
3人のことを皆がこう呼んでたから メモしてたの。」
「はぁ〜…凄い言われ方してんねぇ、あの3人」
「まぁ、確かに…毎年争ってんもんなぁ…誰が多く貰ったか〜って」
「ね、だから。今年はナレーション入れながら録画でもしてみようかと思ってね」
「あーーーだから、カメラ起動してんのか」
「そ、イベントは楽しまないとね」
あ、ほら、聞こえてきた
車輪の音。
ワーワー遠くからでも聞こえてくる3人の争う声
その後ろには、搬入用のカゴ車が3台ガラガラと引きずられていた
毎年、この時期になると
エントランス入口に置かれる3台のカゴ車。
それぞれ紙に「ドズル」「ぼんじゅうる」「ネコおじ」と名前が書かれており女性社員たちはそのカゴ車にチョコレートを置いていくのが
暗黙のルールになっている…
「ほんま、この会社のアイドル的存在やんねぇ…あの3人」
「こんなにモテるのに…
あの3人がフリーってのが罪がさらに深いぜぇ…」
「ほんと、ほんと…」
さて、バレンタインデー当日まで
あと、1週間…
結果がどうなるか楽しみだ…
コメント
2件
ドズル社の皆さんモテそうですもんね笑おらふくんの可愛いフィルターは同意でしかないです、