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王女
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翌日
流星は病院に来ていた
流星:…
流星:(緊張するな…)
遥の病室前に着く
そして流星は,覚悟を決めて一歩踏み出す
流星:…
遥:あれ,あなた…この間の…
流星:昨日は…急に逃げて悪かった
遥:ううん…。私こそごめんね?昨日お母さんから全部聞いたの。 流星くんが…私の交際相手だって事を
流星:うん。俺ら 2年前から付き合ってる
遥:ごめんね…何も思い出せなくて…
目に涙を浮かべる遥
流星:…そんな事言うなよ
流星は遥の近くに座り,そっと遥の手を両手で包み込む
流星:こうやって生きてくれてるだけでも俺は嬉しいから。無理に思い出せなくて良い
流星:俺がずっとそばにいるから
遥:流星くん…
流星は握る手に力を込める
これに遥もそっと手を握り返した
流星:安心出来るようにずっと手も握る
流星:遥に何かあったら必ず支える
流星:だから今は…目の前の事に集中しよう
遥:…うん。ありがとう…
流星の言葉に遥は勇気をもらえた気がした
コメント
3件
第3話、読ませていただきました。流星くんが病室で遥ちゃんの手を包み込むシーン、すごく胸にきました。「無理に思い出せなくていい」「ずっとそばにいる」っていう言葉、重みがあるのに優しくて…。握り返す遥ちゃんの小さな動作に、少しずつ距離が縮まっていく感じが伝わってきました。涙ぐみながら「ありがとう」って言う場面、思わずこちらもじんわり。お互いを思いやる空気がとても素敵で、続きが楽しみです🌷