テラーノベル
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二対一。
それなのに——
🩷(対等……いや、それ以上だ)
激しい衝突音。
砂煙が舞う。
🩷(やっぱり、すごすぎる……)
圧倒的な実力。
だが——
一瞬の隙。
阿部の体が吹き飛ばされる。
🩷「阿部先生!」
倒れた阿部に手をかざす。
淡い光が溢れる。
💚「……お前、あいつらとずっと一緒にいたのか」
🩷「阿部先生……」
🩷「俺、もう……A組織の名を語れないかもしれません…」
光は強まる。
回復は進む。
その代わり、佐久間の呼吸が荒くなる。
💚「おい、無理するな」
🩷「俺のことは気にしないでください」
🩷「体力もついたんですよ…修行…
しましたから」
💚「……」
💚「あいつらと?」
🩷「……はい」
阿部はゆっくりと二人を見る。
💚「……礼を言う」
💜「礼なんていらねぇよ」
💜「早くそいつ返してもらえる?」
軽い口調。
だが目は笑っていない。
💜「なぁ佐久間。俺らは、こいつみたいに見捨てたりしない」
🩷「見捨ててなんかいない!」
思わず声を荒げる。
🩷「阿部先生は、俺がこれ以上危険な目に遭わないように——」
💛「だったら」
一歩、近づく。
💛「一緒に旅してきただろ。戻って来い」
🩷「……っ」
胸が締めつけられる。
💚「俺の生徒に、手を出すな」
低く、鋭い声。
🩷「阿部……先生」
💜「……」
構え直す。
💜「ふっw…もう手加減しないから」
空気が、完全に変わる。
つづく。
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