毎度どもどもー
最近なんかやばかったんですけど
多分治りましたk
闇期到来だったのかね…まぁまぁうん
前置き置いときまして
身体が不穏を求めてるんですよ
てことで書いていきますわ
ははは
どぞー
「椿…君の負けだよ」
「私はッまだ負けてなどない!」
「はぁ…早く諦めてくれたほうが楽なんだけど」
空は、曇りはじめ地には影が落ちはじめた
一ヶ月後
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1945年8月6日 広島
「ここも焼け野原…」
以前とは大きく変わってしまった土地を見て、思わず言葉をこぼす
やはり降伏したほうが良いのだろうか…そう思ってしまう
ふと、視線に入る赤いピアス
同盟祝いに不器用なあの人がくれたピアス
外国産のものを禁止にされても これだけは、何故か残していた
「やはり貴方の面影があるからですかね…」
(こんなの柄じゃなかったはずなのに…)
貴方なんかと出会わなければよかったのかもしれない
そう心に思いとめる
「あっ!御国様だ‼︎」
そう叫べば下駄をカランカランと鳴らしながらこちらにかけてくる少女
少女とは対照的に綺麗でシワひとつない
私の黒い軍服の袖を引っ張りながら笑顔を振りまく
「おはようございます!」
「はい、おはようございます」
挨拶を返せば、聞いて欲しそうに大きな黒い目を向けてくる
「何か良いことでもあったんですか?」
そう聞けば、待ってましたとばかりに小さな口を大きく開け話しだす
「あのね!あのね!昨日ね!お手伝いしたから今日の朝ごはんたんぽぽ粥だったの‼︎」
「……たんぽぽ…粥?」
「え?うん!美味しいよ!」
「…そうなんですね」
衝撃だった。まさか、雑草を食べているなんて
普段は、戦場と御前会議を往復するだけの日々だったので気づきもしなかった
配給制になることで多少、食は減るだろうとは、思っていた
しかし、雑草を食べるほど食糧危機になっているとは思ってもいなかった
それもまだ、齢10もいかぬ子供がそんな思いをするとは
「に…さま……くにさま…御国様‼︎」
「ッ!あ、すみません。少し考え事をしていました」
「それって、今のこと?」
身体がピクリと動き、浅くうなづいてしまう
「大丈夫だよ!私もお姉ちゃんもみーんな勝つって信じてるから!」
「…そうですね。ありがとうございます」
そうです。皆さんが信じてるんです。降伏なんてするものか
期待を裏切りたくないという思いを無意識にそんな言葉で塗りつぶす
「…お手伝いしたんですね。偉いです。良い子には軍粮精をあげます」
「え!いいの⁉︎」
「ええ、頑張ったのでしょう?」
「ありがとうございます!でも、勿体無いから家で食べるね!」
「わかりました。はい、どうぞ」
集中力低下には、甘味がいいと部下から貰った
以前は、 キャラメルと呼ばれていた菓子を小さい手に箱ごとのせる
「こんなにいいの!?」
「ええ、そのかわりお姉ちゃんたちにも分けてあげなさい」
「うん!ありがとうございます!行ってきます!!」
大きく手を振って去っていく少女の背中を見送りながら小さく手を振りかえす
後ろを振り返り戦場に行こうとする
足を一歩前に進めれば、途端に目の前の景色がまぶしい白におおわれる
それを理解するころには、身体は重度の火傷におおわれ地面に這いつくばっていた
(熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い)
太陽の表面であぶられたような熱さにもがき苦しみながらも
人には真似できない速度で身体を回復させていく
「ッハァッハァッハァッハァッハァッハァッハァッハァッ」
(何、何何何。なんですか今の…敵襲? 凄まじい威力…連合国、 いつの間にこのようなものを…
とりあえず早く戦場に…)
急な攻撃に呼吸を落ち着かせると同時に脳をフル回転させる
とりあえず、戦場で情報を集めに行こうと汚れた服をはたきながら
足を一歩前に出すがそれ以上、動かなかった
うごかした頭のかたすみに一つの疑問が残る
さっき学校に向かって行った少女はどうなった
小さな手に軍粮精の箱を強く握りしめかけて行ったあの少女は
周囲の焼け野原に植えていた草は姿形もない
ましてや、国の化身である自分でさえあれほどの影響があったのだ
人間の彼女が無傷なはずがない
どうする…今振り返ればあるのは焼け焦げた死体だけ
猛暑のせいか汗が止まらない体温とともに心拍数が自然と上がり
心臓の鼓動がドクンドクンと聞こえてくる
「……あ…ッウァ…」
うめき声のようなものを出しながらゆっくりゆっくり振り返る
しかし、そこには何もなかった
なにもなく、ただ殺風景な景色が続くだけだった
「…え……?」
思わず感嘆詞がこぼれる
今までに感じた恐怖とはまた違う恐怖を感じながらも
少しずつ少女が走っていった道をたどり歩いていく
すると、一つの大きな影が地面に落ちているのを見つける
日の位置からして私の影ではない
「あ…あ…ウッ」
理解してしまった
彼女がどうなったのか。この影は何なのか
涙がとまらない震えがとまらない吐き気がとまらない
膝から崩れ落ちながらも地面に手をつき頭への衝撃を減らす
口元に手をあて吐き気を抑えれば、喉元まで来ていたものが胃へと戻る
だが、何をしても震えと涙はとまらない
「あっ…あ……な、んで…」
そう問うてみる
しかし、主人のいない影から帰ってくるものはない
影に手を添えればまだ少し熱かった
「だから言ったじゃないか」
突如頭上から声が響く
憎き相手の声が
「あッ…あ……べ、米…こ、く」
「ひどいな。名前で呼んでくれよ椿」
ニィっと笑い椿の名を口にする
「お…おま、えがやったのk「haha」アッ…」
身体中の穴という穴から汗を出しながら恐る恐る問おうとするが
その言葉は、対して強くもない笑い声を聞くだけで止まってしまった
「な…何が、おかしい」
今までにない緊張感に瞬きをすることさえわすれてしまう
「hahaha君、やっぱり再生しちゃったんだね」
「……は?」
予想外の発言に腑抜けた声が出る
「だってさっきみたいなのがまた落ちてきたら君…どうするんだい?」
「そんなの、再生するに決まってッ…」
「何だ今頃気づいたのかい?」
ヘラヘラ笑いながら私に聞いてくる奴をよそに
私は1人焦る
(あ…あ、どうする。即座に全身が再生できるのは一ヶ月に一度、
おそらく先月の分はすでにリセットされてます…もう使えない。
今月中にさっきのようなものがまた、落ちてきたら今度こそ…死ぬ…国でも死んでしまう)
先ほど怒りで止まったはずの涙が止まることなく再びこぼれていく
痛いのは、いやだ。国だから時間が経てば多少は再生する。そんなこと言われても
痛いものは痛い
「Oh…泣かないでくれよ。俺が悪者みたいじゃないか」
「…では、貴様は英雄なのか?」
「of course,当たり前なんだぞ」
…貴様が英雄?我が子を跡形もなく殺した貴様が?
「笑わせてくれる」
「what?」
「貴様のは、ただの自分勝手な正義だ」
「君の侵略行為も自分勝手な正義じゃないか」
「…侵略?違うな。我々が行っているのは大東亜共栄圏だ」
「いつまでそう言い続ける気だい?君のそれは悪なんだぞ」
「…わかりました」
「じゃあ早く降ふk「いいえ」…what」
「それならば、悪として最後まで戦ってやろうではありませんか」
「…君は傲慢なんだぞ」
「貴方が言えたことですか」
「それもそうだね。OK.あ、知ってるかい」
アルフレッドがそう聞いてくれば椿は即座に知りませんと返す
そうすれば、じゃあ教えてあげるんだぞと言葉が耳元で返ってくる
「For a hero, the beginning is the end and the end is the beginning」
(heroにとって初めは終わりであり、終わりは初めなんだぞ)
「どういうことですか」
「さあね!とりあえず、威勢がいいのも今のうちってことさ」
(殺す)
(さっさと降伏すればいいのに)
えんd
お疲れさんです
一回これ書いたんですけど保存し忘れて1,000文字近くが一瞬で消えました🥺
最近寝んの遅すぎてガチでやばい
単位下がる⤵️いやああああああああ
あ、コメントよこせええええええええええええええええ
てことで、コメントくだせえ
じゃ、よかったら
フォロー、いいね
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お願い致す
一週間頑張ろー‼︎🥺
コメント
2件
うわ好き舐め回したいぐらい好き(?? 不穏とか大好きなんですけどもう貴方はそうやって私をまた興奮させやがりましたね😭😭😭🫵🏻🫵🏻🫵🏻 あの人…ってことは英か??