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??? 「ええ。そうよ。私が翡翠の母親よ。」
鈴菜 「…!」
(この人が母親…!翡翠のことを散々傷つけて,翡翠の体に傷をつけた人…!)
翡翠(お風呂…先に入っちゃって悪いなぁ…本来ならば家主の鈴菜が先に入るべきなのに…)
鈴菜 「翡翠〜?入るね。」
翡翠 「あ,うん!」
鈴菜 「ふぅ〜私も一緒に入りたくなってさ!折角だし,翡翠と一緒にお風呂にでも浸かろうかなって!」
翡翠 「え…一緒…に?」
鈴菜 「駄目……?」
翡翠 「良い…よ?」
鈴菜 「やったあ!じゃあー,まずはー翡翠の体洗っちゃおーっと⭐︎」
翡翠 「やっ…!ダメ…!辞め…!」
鈴菜 「何,恥ずかしがってんの〜女の子同士なんだし,タオル《それ》取りなって〜」
翡翠 「…っ……!」
鈴菜 「え…これって…?」
翡翠 「…ごめんね…驚いた…よね?実は私…家にいる時…ずっと…。」
鈴菜 「…!そんな酷い…。ごめんね…私こそ何にも知らないから…無理やりタオル取ったりして…」
翡翠 「ううん…鈴菜は悪く無い。私こそごめんね…もっと早くに言えば良かった…」
鈴菜 「いまさら何しに来たんですか?!また翡翠を傷つけるために迎えにきたんですか?!私見ました!翡翠の体にたくさんある傷!あれ,あなたが付けたんですよね?!そんなの…そんなの…虐待では無いですか!翡翠の事…愛して無いんですか?!」
翡翠の母親 「えーっと…何言ってる…の?私はただ,翡翠に会いにきただけだし,翡翠を殴ったりなんかしてないわよ?」
鈴菜 「え?でも,,一緒にお風呂に入った時…翡翠,家でずっと殴られたって…」
翡翠の母親 「え?そうなの…?翡翠…?誰にされてたの?!どうして私に言ってくれなかったの?!ねえ!翡翠…。」
梨乃亜 「〜〜〜っ。(やばっ…まさかこの女が,翡翠の『傷』を見るなんて…っ…。)」
鈴菜 「貴方が『やった』んですよね?ねぇ?梨乃亜さん??」
梨乃亜 「…!!あ〜…え〜…えーっと…あははっ…。」
翡翠の母親 「そうなの?!梨乃亜!あんたって子は!!なんて事してたのよ!仮にもあなたのお姉ちゃんなのよ?!」
梨乃亜 「だってぇ〜…いつもお姉ちゃんばっかり良い子可愛がられて…それなのにお姉ちゃんったら…っ…いつも『僕』とか言っててさ!そう言えばお母さん達が構ってくれるからって…!おねえちゃんばかりずるい…って思ったの…!!」
翡翠の母親 「いい加減にしなさい!お姉ちゃんに謝りなさい!!」
梨乃亜 「〜〜〜っ〜〜!馬鹿みたいっ!!もう知らないっ!!!!」
翡翠 「あ…。」
翡翠の母親 「御免なさい…翡翠…私今まで気がつかなくて…駄目な母親よね…翡翠が家を出て行ったのだって…きっとあの子が原因なのよね…?それなのにあの時の私ったら…あの子ということだけを信用して…貴方に酷いことを…。」
翡翠 「大丈夫だよ…それに…私も素直になれてなかったから…。」
翡翠の母親 「翡翠ーっ…。」
鈴菜 「此処じゃああれですし,よければ続きは中で話しませんか?ほら,翡翠も入って?」
翡翠 「うん,お母さん,行こ…?」
翡翠の母親 「ええ…そうね…。」