TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

セカキク短編集

一覧ページ

「セカキク短編集」のメインビジュアル

セカキク短編集

14 - バイト募集

♥

161

2024年09月09日

シェアするシェアする
報告する

今日は、いつもの面子が菊の家に遊びに来ている。だが……

「はぁー………」

菊は通帳を見て、深い溜息をついた。

「どうしたの〜、………って……

お金が一気に減っていってるね〜」

菊の通帳を覗き込みながらイヴァンが言った。

「………そうなんですよ…………最近物価高や何やらで生活費が上がっておりまして………」

「確かに高騰してるな………」

腕を組みながらルートヴィッヒが頷く。

「まぁ、でもそんな困るほどではないでしょー?菊のことだし何か対策とか────」

「それがしていないのですよ………」

フェシリアーノの言葉に覆いかぶさるように菊が発した。

「珍しいあるね、あの菊が………」

「私だってそんな完璧な人間ではありませんからね………」

「何も考えてないってどうするのよ?」

フランシスが痛いところをつく。

「………どうしましょう、というよりかはもう働くしかありませんよね……」

「まぁ、そうだな……」

アーサーが何か考えながら同意した。

「でも、働くってなったら時間作らなきゃだし、就活もしなきゃだよね〜?」

「この年で就活とは………お恥ずかしい………」

「それかバイトだよね」

「バイト…………

となると、時給が良ければよいのですが……低いと生活費の足しにならないかもしれませんね……」

「日本はバイトの時給安いと聞いたが…………そんな都合の良いものはあるのか?」

「そこですよね………うーん………」

「あ、じゃあ俺の家に来るか?」

「「「「「「は?」」」」」」

全員の声が揃ったが、喜ぶような言葉は一切出てこなかった。

「え、ダメか?」

「ダメに決まってるある!!!!何が起こるか分からない、というかもう分かるあるよ!!!!!」

「菊を独り占めしないでよ〜!!この変態〜!!」

「ホントに信用ならんわ………」

「何でだよ」

「日頃の行い、なんだぞー!」

「うっせえよ!

………だったら全員の家に菊が転々とするか?」

「いいんじゃない?」

「……………ありだな」

「あいやぁ………」

「いやいやいやいやいやいや…………

移動費も掛かりますし、皆さんにご迷惑をかけるのは………」

「お兄さんにかかれば全然迷惑じゃないって〜!

むしろ嬉しい♡」

「変態その2…………」

「コイツと一緒にしないでよ?!?!」

「はぁ?!お前のほうがよっぽど変態だろ!!!」

「ひ・ご・ろ・の・お・こ・な・い・♡」

「あぁ?!?!」

「……どっちもじゃない……??」

「僕もそう思う〜」

「HEY!!!話が逸れてるんだぞ!!!」

「あ、…………すまない菊」

「ごめんね〜菊〜」

「菊、どうするか決めたか?」

「…………とりあえず手頃なバイトを掛け持ちします……」

「絶対体壊すあるよ………」

「……でも、俺、応援する!!」

「…そうだな、、……限界だったら言ってくれ」

「僕も少しは力になりたいからね〜」

「!!!

……ありがとうございます………!」

「…………ところで、だが……

風俗はしないよな???」

「…………な、何のことでしょう」

「………冗談のつもりだったが……………本気なのか??」

「え、嘘……」

「……し、しませんよそんなこと!

………………どうしてもの時はするかもしれませんが」

「……ねぇ、僕たちは菊くんに自由をあげてるんだよ?」

「え、………は、はい……??」

「僕たちだったら君を僕たちの管轄に入れて一緒に暮らせるんだよ?

………ここまで言っても視野に入れてるのかな??」


「………………すみませんでした候補から外します」

「ふふ、冗談だよ〜!」

「「「「「「こっわ…………」」」」」」


またもや圧で何でもできちゃうイヴァンであった。

この作品はいかがでしたか?

161

コメント

1

ユーザー

あ、国ってお給料でないんですね

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚