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「いっ…………っ……ああぁっ」
男の愛撫で、あられもない声を上げている瑠衣に、男は下衆に表情を歪めた。
「気持ちいいんだろ? なら……もっと声を聞かせろ」
言いながら瑠衣をソファーに座らせた男は、ショーツを剥ぎ取ると、両腿裏に手を押し当てながら大きく脚を開かせる。
「こんなに濡らして……」
瑠衣の恥部は、しとどに濡れながらも妖艶に光り、男はまじまじと見つめている。
ゆっくりとそこに顔を近付け、充血した陰核を唇でそっと挟み、チュウっと吸い上げた。
と同時に、大きく跳ね上がる、瑠衣の白皙の身体。
「あうっ……っ…………」
口淫をされ、気が狂いそうな快楽に、瑠衣は苦痛にも似たような表情を浮かべる。
男は膨れ上がった蕾を貪り、舌先を尖らせて小刻みに嬲り続ける度に、括れた腰が跳ね上がる。
男が両腕を伸ばし、双丘を揉みながら乳首を捏ねると、瑠衣は壊れたように喘ぎ続けた。
「あっあっ…………あっ……あんっ…………あっあっあっ…………いっ……やぁっ……」
ざらついた男の舌の感触に、瑠衣は忙しなく身体を捩らせる。
「嫌なのか? その割には、お前のアソコ…………ヒクついてるが?」
秘部から顔を離した男は、口の周りに付いた媚液を手の甲で拭うと、瑠衣の膝下と背中に腕を差し込み、抱き上げた。
お姫様抱っこをされた状態で、男にベッドまで運ばれている瑠衣の表情は惚けている。
天蓋付きのベッドにゆっくりと瑠衣を下ろして座らせると、男は卑しい笑みを覗かせた。
「さて……このままお前の身体を堪能させてもらう、と言いたいところだが……」
スーツの上着を脱ぎ捨て、ネクタイのノットに指を掛けて荒々しく引っ張る男の姿に、瑠衣の鼓動が騒がしくなる。
ワイシャツとスラックスをぞんざいに脱ぎ捨て、黒のボクサーだけの姿になった男の肉体は、彼女が想像していた以上に鍛え上げられ、身体全体にはバランス良く筋肉が付いている。
男の鋭い視線の奥が色に滲むのを感じた瑠衣は、顔を背けた。
瑠衣の目の前でボクサーも引き剥がした男は、瑠衣の目の前に熱り勃つ剛直を突き付け、凍てつくような声音で言い放った。