テラーノベル
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「咥えろ」
引き締まった下腹部に沿って反り返る男の肉杭に、瑠衣は息を呑む。
何もせず、ただじっと見つめているだけの彼女に、男は更に言葉で追い立てる。
「咥えろ、と言っている。お前のそのいやらしい唇と舌で、俺を楽しませろ」
長くて太く硬い男根に、瑠衣は両手でそっと触れた後、辿々しく口に含み、舌先でチロチロと亀頭を舐め出した。
「くっ……」
男は瑠衣の後頭部に手をやると、その手をグッっと手前に引き寄せる。
「おい。もっと深く咥え込め」
「んぐぅっ……ゔゔっ……っ」
言いながら男は腰を前後に動かし、両手で瑠衣の頭を強く押さえ付けた。
口の中で男の肉塊が前後に律動しつつも、彼女は息苦しくて嗚咽しそうになる。
「ぐはぁっ……っ……うゔ…………はがっ……がはっ…………っ」
「舌を使って、俺をもっと気持ち良くさせろ」
冷徹に言葉を放つ男が瑠衣の胸に手を伸ばし、膨らみを鷲掴みにすると、指先で硬くなった小さな尖りを弾く。
「これならどうだ?」
「んんんんっ……ぐぁっ……………ゔぐっ……んんうぅぅっ」
瑠衣の口腔内で膨張し続ける男の肉竿に、瑠衣の視界がぼやけ、目尻に涙が溜まるのを感じる。
喉の奥を突き続ける男の剛直に、瑠衣の唇は緩み、肉塊が抜けていった。
息を弾ませ、呼吸を整えるのに苦労している彼女を尻目に、男はフンッと鼻で笑う。
「まぁいい。今日のところは、この辺にしておいてやる」
男は乱雑に瑠衣を引き寄せ、ベッドの上に組み敷いた。
「さて…………お待ちかねの時間だ」
ニヤリと不敵な笑みを湛えると、男は彼女の脚を大きく開かせた。
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