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ぎゆしの
やっぱり、お前は蝶みたいに美しい
義勇「胡蝶、なんだ…?こんな時間に、呼び出して」
しのぶ「いいから、来てください!」
なにか見せたいのか?
俺は、そのまま…胡蝶に引っ張られて連れて行かれる
しのぶ「ほら、見てください!冨岡さん!」
義勇「?、何だ…って…」
そこには、綺麗な月とその周りに綺麗な蝶が飛んでいた
しのぶ「見てください!綺麗ですよね…」
義勇「本当だな」
しのぶ「夜に見るとなおさら…」
義勇「( 。・-・。)ジー」
しのぶ「?、何ですか?人の顔をジロジロ見て」
義勇「!、いや…なんでもない」
しのぶ「え〜?気になるじゃないですか〜?教えてくださいよ〜(*σ・ω・。)σツンツン」
義勇「胡蝶、あまり叫ぶな…夜中だぞ」
しのぶ「それもそうですね…一緒に来てくれてありがとうございます」
義勇「いや、こちらこそだ」
しのぶ「ふふ、では…おやすみなさい」
義勇「嗚呼、おやすみ」
義勇「…本当に、綺麗だな…」
俺は、胡蝶が居なくなった後も月を見ていた
すると、紫の蝶が俺の指に止まってきた
義勇「!、何だ…?お前は…?」
その蝶は、綺麗だった
まるで…
義勇「胡蝶みたいだな…色も、紫色で綺麗な蝶だな」
その蝶は、俺の指から全然離れない
義勇「…本当に、胡蝶みたいだ…いつも、俺にツンツンする時みたいに…全く離れないな」
俺は、ずっとその蝶見ていた
義勇「…お前は、やはり胡蝶と似ているな…」
義勇「…胡蝶も、お前と同じように…ずっと、一緒に居てくれるからな」
…アイツは、いつも俺に話しかけてくれる
…やっぱり、この蝶も胡蝶と同じく…俺から、離れる気配が無いな
義勇「お前も、胡蝶のように…美しいな」
そして、しばらくして蝶は俺の指から飛んで行った
その飛ぶ姿も、胡蝶とそっくりだった
とても、綺麗だった
義勇「…また、あの蝶と出会えるといいな…」
END
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