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やっほ主です!
前回の続きからスタート!!
いきなり彩羽が言い出した。僕たちが壊れているって…
🧊「どういうこと?壊れているって…」
🌈「元々この世界は色があった。もちろん生き物の心も」
🧊「生き物の…心?」
🌈「生き物はみんな心を持っている。その心はみんなひとつひとつ違う色をしているんだ」
🌈「でも、世界はそれを悔やんだ」
彩羽は真剣な顔になった。それと同時に悲しそうな顔をしていた。
🌈「世界が否定した理由は心に色があるから…世界に色があるからみんな嘆き苦しむんだって」
🧊「嘆き苦しむ…」
嘆く。苦しむ。その言葉の意味すら、モノクロの僕にはピンとこなかった。でも、胸の奥が少しだけチクリと痛む。きっと、良くないものなんだってことだけは分かった。
🌈「毎日沢山の嘆き悲しみが重なって世界は限界になり街中の色が消え、生き物の心に穴を開けた」
🌈「穴を開けて色を失わせ、感情を全て穴に落とす感じになってしまったの 」
🧊「感情を穴に…」
🌈「楽しいことも悲しいことも全て穴に落として心はいつもモノクロ…何も感じなくなってしまったんだ」
🧊「…僕の心も、穴が空いてるのか?」
🌈「うん…。色も灰色で壊れちゃってる」
🧊「そうなんだ…」
🌈「だから私のやることは世界の色を取り戻して心を修復すること」
🌈「おにぎりありがとう。それじゃあ私は今から色を戻すから」
🧊「…待って」
僕は彼女の腕を掴んだ
🧊「…僕も、一緒に行っていい?」
🌈「えっ!?」
🧊「おにぎりを食べた時すごく美味しく感じた。色を取り戻したら他の食べ物もあの気持ちになれるんじゃないかなって思って」
🌈「確かに色を取り戻したら味も元に戻ると思うよ」
🧊「だから、僕も一緒に色を戻したい…ッ」
🌈「…分かった!一緒にやろ!」
🌈「はいこれ!」
彼女が手渡してきたのは、僕の背丈ほどもある大きな筆だった。
🧊「……っ」
思わず息を呑む。その筆には、彩羽の髪や瞳と同じ、見たこともない「たくさんの色」が鮮やかに渦巻いていた。
🌈「この筆があれば、妖精じゃなくても沢山の色を取り戻せるよ!」
🧊「彩羽も使うの?触ったら良いんじゃない?」
🌈「私が触って色を戻せるのは小さなものだよ。街を戻すほどの力は無いんだ…」
🧊「そうなんだ…」
🌈「さ、早く行こう!」
🧊「うん」
僕たちは魔法の筆を使って色を取り戻す旅が始まった
To be continued
これで終わり!
さぁ氷凪と彩羽はこれからどうなるんだろ?
それじゃばいもな〜
羽海汐遠
10,772
#闇
ruruha
809
コメント
3件
もなさん、第3話読ませていただきました! 「心に穴が空いて色を失う」っていう設定、すごく切なくて惹き込まれました。氷凪くんが「おにぎりを食べた時の気持ち」を覚えていて、一緒に色を取り戻したいって言い出したシーン、じんわりきましたね…。あの筆の鮮やかな描写も美しくて、これからの旅が楽しみです! 続き、気になります〜!