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メリーさんの執事【R.s.༗】

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メリーさんの執事【R.s.༗】

9 - 《黄帝ノ皇編》第9-ささらぎ流れ

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2022年06月06日

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――書き出し――記録物語-R.s.༗《レェズ》

メリーさんの執事《塔落園編》の続きで変わり、

メリーさんの執事《黄帝ノ皇編》に変わります。

…では 続きをご覧下さい。作者より……




――場所―(瀧奈の住む古風な家)―


……朝6時くらい…騒音が鳴る。

〈カンカンカンカン〉

アケミ「ヘイヘイヘイ〜」と鍋を叩く


…[『(`・ω・´)説明しよう!彼女は2日酔いで 何故か やつれているノダ!以下省略』]…


オグリ「う…う…うる…」


瀧奈&オグリ「うるさーい!」 2人に叩かれる

アケミ「あ〜イタッ」と倒れ鍋が顔に被る…


αメリー「学校〜学校〜大きな学校♪」とリュックを背負って跳ねている、

瀧奈「遠足に行くわけじゃないんだがな…」

オグリ「あんな学校そうそう無いからね」と前まで居た所を思い出す。

ラス「軍の施設か何かと思ってますが…」

瀧奈「まぁ…実際そんなもんだろぅ…」今まで見てきたバカげたモノを思い出す…


アケミ「あの〜アチラ…昨日の約束ですので」

瀧奈達はリビングの方向を見て確認する

瀧奈「あ〜…ありがとう」と昨日の出来事を軽く思い出す、礼を言いながら鍋を取る…

アケミと二日酔いで出たゲロが見える…

瀧奈「うわぁ…汚ねぇ…」近くにあったテッシュを何枚か取りそれを被せる、

ラス「…ちゃんと綺麗にしないと汚れますよ」

アケミを ちゃぶ台の所に移動させて掃除する、ついでにオグリがビニール袋を持ってくる。

オグリ「大丈夫?」

アケミ「ダォロッブ」『大丈夫』と言っている様だが、また同じ様にゲロを吐いてしまったが、貰ったビニール袋に吐いた。

瀧奈「いちょう…薬置いとくぞ…」と棚から取ってきた薬を置いた

ラス「ふむ、美味しいですね」といつの間にか、置いてあるアケミが作った料理を食べるαメリーとラス

瀧奈「まさかオグリの言ってた事を本当にやるとは…まぁ約束は約束だし…明日でもいいから早よマンションでも探しせよ…二日酔いは自業自得だが」

オグリ「打ち上げだ〜って言って4人とも酒飲んでたもんね…」

ラス「あの酒はとても良い酒でしたね」と思い出す

瀧奈「ラスも先生も酒に強いんだなとわかったが」

ラス「お土産の餃子もなかなか」ともらった餃子を食べるラス

αメリー「フワフワ…」卵焼きを食べる


瀧奈「さっさと支度して行かなあとな…夏責さん3日間休みます言ってたしな…またいつも通りか…」

書物部屋から茶色いカバンを持ち出す瀧奈、そして朝食を食べる

オグリ「…?」どこかに目線をおくる…

『気のせいかな?確認してこよ』瀧奈の書物部屋に入るさまざまな本が棚にぎっしりとある、キョロキョロと周りを見渡すオグリ…

オグリ「あ、簡単に取れた…」と何かを捕まえる

手元を見る、人型の白紙があった、

オグリ「……」『何これ?折り紙?』

白紙『あの…離してくれません?まだ本の整理が終わってませんので』

オグリ「喋ったぁ…」手元の式札が離れる…

瀧奈「何やってんだ?」

オグリ「さっき紙が動いてたんだが」

瀧奈「あ〜コレは式札だよ、札の中身には猫又入ってるよ」と説明する

オグリ「…札の中に……」

瀧奈「…まぁ…準備できたら行くぞ」…


…場面は変わる…


――京郭閻[キョウカクエン]―川路門[カワジモン]――


瀧奈「よし着いた、後は舟が来るまで待つか」

ラス「おや、バスではなく何故?舟で向かうのですか?バス停でバスを待たずに」と問う、

瀧奈「行きの時はバスより直接 学園にある あのデカイ池みたいな所に繋がってる川ら辺から行った方が早いからな、帰りは無理だがな…」


?「なぜなら ここから先は一方通行ナノダ」と声が聞こえる、ゆっくりと舟が来て止まる。


画像


瀧奈「佐步郎[サブロウ]ジイさん、大人数ですが また 乗せて貰えます幽星学園近くまで」と瀧奈が舟に乗った藁帽子を被ったチャトラぽい猫にお願いする、


αメリー「猫の船長さんだ〜」


佐步郎「吾輩は猫である〜名前は佐步郎である…てか」と軽く瀧奈しかわからないボケをかます…


瀧奈「佐歩郎ジイさんは、人間失格になってしまいましたからね」も瀧奈もボケをかますが…やっぱり、佐步郎と瀧奈しかわからないボケである…


ラス「人間じゃなく猫ですよね」

瀧奈「まぁ…確かに猫だが…不自然に思えよ…」

オグリ「確かに…喋る動物種なんて少ないし」

佐步郎「まぁ…縁起のいい白狸ハンだな〜…ナムナム…ほらお前さん達早よ乗った乗ったダナァ」瀧奈達は佐步郎(猫)の舟に乗る。


――川路門―佐歩郎の舟――


佐歩郎「まぁ…元は人間だったちゅうワケや」

αメリー「猫になったんだ〜私もなれるかな?」

ラス「変身魔術でもくらったんでしょうか?」

瀧奈「それにしても不思議ですよね」


佐歩郎「確かにぃにゃ〜…祟りか何かかって思ってたんだが、この茶色は…モズク(飼い猫)と同じ色だからな〜モズクとの愛か何かが繋がったんじゃと思ったんジャ」

瀧奈「佐歩郎ジイさんとモズクで いつも この舟で釣りや川下りしてましたね」微笑みながら言う

αメリー「愛…私もなれるかな?」とオグリの方を見る

オグリ「やめとけ…人間の方が楽な部分多いぞ」

佐歩郎「そうでも無いぞ狸ハン」


目の前に橋が見えてくる、


佐歩郎「あ〜ら よっとっとットォ〜」

持っていた棒で橋を飛び越え…それだけじゃなく

瀧奈達が乗っている舟ごと一緒に持ち上げて橋を飛び越えた そして舟が見事に川へと着水する、

αメリー「おぉ〜」と驚き 楽しんでいる

佐歩郎「すごいだよ〜何か不思議な力でブワ〜と」妖力で舟を持ち上げた事を自慢する

瀧奈「佐歩郎ジイさん、前にも言いましたが 不思議な力じゃなくて貴方の妖術ですよ」

佐歩郎「ハハハ…不思議な力の方が 夢があってよいではないか〜童女の前なんやしナ」

瀧奈は相変わらず元気だなと思い微笑む


ゆらりと流れる舟が満開な桜のトンネルを通る


佐歩郎「いつもここは満開じゃな〜桜から寒桜まで 何回も永遠に咲乱れ 花吹雪が舞い上がる…」


暖かい風が吹き、桜の花びらが舞い上がる…


αメリー&オグリ「 きれい 」……


オグリ「…ん?」と何処からか声が聞こえる?


「ァバババ」と下り坂から人が転がってきた


瀧奈「何か転がってきてるぞ」下り坂から転がってきた人が川へと転がり落ちる


佐歩郎「危な〜い!」と転がってきた人を竿で弾き飛ばした…転がってきた人は川へと落ちた

ブクブクと泡が立ち下半身だけ逆さまに浮き上がった少し経つと舟がその人の所まで着く


佐歩郎「大丈夫かな?」とその人を引き上げるボロボロの服を着た男の人だ…


男は、〈ピュー〉と水を吐く、


ボロ服の男性「は!、誰だアイツ!川の向こう側に手招きしてる奴はー!」と叫び起き上がる

佐歩郎「三途の川でも見えたんか?」

ボロ服の男性「うわぁ喋ってる!」

瀧奈「おい、お前 落ち着け…」ボロ服の男は瀧奈 達の方向を見る…そして急に冷静になる

ボロ服の男性「ははは…コレは失敬だ」

αメリー「大丈夫?」

瀧奈「転がってきたが何かあったんか?」と問う

ボロ服の男性「いゃ〜うっかり転んでしまっただけなんで何ともないさ〜」と両手を上げて無事アピールをする


瀧奈『あの坂…うっかり転んだだけで そんな事になるのか…気おつけとこっと』思った


ボロ服の男性「じゃあ、お騒がせしました〜」と言って軽くひとっ飛びして川路へと着地する、


佐歩郎「すんげ〜脚力やな〜」と見る

ボロ服の男性「では、さらばだ!」と叫ぶ…そして、「また何処かで」と言う


ラス「……」桜の花弁と違う別の花弁を拾う『白い花弁…この型は薔薇[バラ]か』そして川に起き流す


佐歩郎「朝から色々あるもんだな〜」と呟くすると釣り場が見えてくる


佐歩郎「そろそろ着くっぺな」と皆んなにいう木でできた台に舟を寄せて止まる、


瀧奈&オグリ 達「ありがとうございます」

αメリー 「ありがとうございました」4人は礼を言う


佐歩郎「ほら、行ってらっしゃ」

αメリー&オグリ「行ってきます」

瀧奈「佐歩郎ジイさん 行ってきます」

ラスは、軽くお辞儀をして瀧奈達に着いて行く

佐歩郎「さて、今日ものんびり釣りるか」

釣り人「佐歩郎ちゃ〜ん!こっち空いてるよ〜」

……今日もいい日でありますよう…

〈ポチャン〉と 池から魚が飛び跳ねる。



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