コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
”ドカッ”
痛い、、
”ボコッ”
少女「もうやめて、」
男「こんなのでへばんのか?情けないやつだな。何も出来ない分サウンドバックとしての役目を果たせよ、、あー萎えたわ」
” キー…バタン ”
少女「やっと終わった、」
やっと終わったと安心し扉の前に倒れ込む。こんなことが毎日毎日続き彼女の心はすり減っていた。
”プルルルル”
少女「…っ??」
スマホが鳴っている。
重たい体で起き上がりスマホを覗くと目に光が入り嬉しそうに素早く電話にでた。
少女「…もしもし?」
嬉しそうにしながらも相手の様子を伺いながら電話にでる
少年「もしもし?急にかけてごめんね。今大丈夫だった?」
少女「うん大丈夫。奏斗くんとちょっど話したかったの」
奏斗と呼ばれる少年はその返事に嬉しそうに話を続けた
奏斗「よかった…!ゆいにさっき電話したんだけどでてくれなかったから心配で、」
ゆい「ほんと?ごめんね見れてなかった、」
しゅんと落ち込むゆいを宥めるように奏斗は優しく「大丈夫だよと言ってくれる」
そう”この”声。感覚。感情。さっきまで痛くて苦しくて逃げ出したかったのとは全くちがう。
安心できて甘くて愛おしくて大好きな奏斗くんの声私はこの声、ううん。奏斗くんのすべてが大好きだ。
ずっとこうやってお話してたい…
ゆい「ありがとう奏斗くん。落ち着いた」
奏斗「よかった。何かあったの?」
ゆい「えっと…その、」