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鶏そぼろ
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あはそ
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りおん@激遅投稿🐢
8
お久しぶりです
大変長らくお待たせしました🙇🏻♀️💦
待っていてくださった方、本当にありがとうございます!
第6話です!どうぞ!
※ワンク
病気(認知症)に関する表現を含みます
また、このお話は二次創作であり、
ご本人様とは 一切関係ございません
苦手な方は自衛をお願いいたします🙇🏻♀️
Episode.6
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赤:side
「……はぁ」
小さく息を吐く。
気づけば、家の前まで帰ってきていた。
いるまと別れてから、
ほとんど何も覚えていない。
ただ、頭の中に残ってるのは。
――“やだ”って言った顔。
あんな顔、初めて見た。
「……大丈夫なわけ、ねぇだろ」
誰に聞かせるでもなく、呟く。
ポケットからスマホを取り出す。
画面を開いて、しばらく指が止まる。
何を調べればいいのかも、分からない。
でも。
あのまま、何もしないのは無理だった。
検索欄に、ゆっくりと文字を打ち込む。
『物忘れ 高校生』
『急に忘れる 原因』
いくつかの記事が並ぶ。
『ストレス』
『睡眠不足』
『脳の病気』
「……脳の病気?」
思わず、その文字をタップする。
ページを開く。
そこに並ぶ症状を目で追っていく。
“記憶障害”
“名前が出てこない”
“日常生活の違和感”
そして、その下に書かれていた言葉。
『若年性アルツハイマー』
「……は?」
思わず声が漏れる。
アルツハイマー。
それって、もっと年寄りの病気じゃないのか。
高校生で、そんなの――
「……いや、でも」
一つ一つの言葉が、頭の中で繋がっていく。
――単語が分からなかった。
――名前が出てこなかった。
――トイレの場所も分かってなかった。
「……まじかよ」
スマホを持つ手に、力が入る。
そんなはず、ない。
あいつが。
いるまが。
でも。
思い出すのは、あの時の顔。
「……怖い」
ふと聞こえてきた声が、耳に残る。
――あれが、全部。
もし、本当だったら。
「……っ」
強く、唇を噛む。
認めたくない。
でも、目を逸らしていい話じゃない。
「……明日」
小さく、呟く。
「もう一回、ちゃんと聞く」
あいつが何を隠してても。
全部、聞き出す。
「絶対逃がさねぇ」
静かな部屋に、自分の声だけが残る。
スマホの画面は、まだ消えていない。
そこに並ぶ言葉を、もう一度だけ見る。
“記憶が、少しずつ失われていく”
「……っ」
目を逸らすように、画面を閉じた。
――そんなの、ありえない。
そう思いたいのに。
頭の中に浮かぶのは、あいつの顔ばかりで。
「もう、素直じゃねぇなぁ」
何気なく言った、さっきの言葉。
それに対して、
「…うっせ」
って返してきた、あの顔。
――あんな風に笑うやつが。
少しずつ、何も分からなくなっていくなんて。
「……ふざけんな」
思わず、強く呟く。
認めたくない。
そんな未来、絶対に。
――でも。
もし、本当にそうなら。
「……俺が、覚えてればいいだろ」
ぽつりと、言葉がこぼれる。
あいつが忘れても。
俺が覚えていればいい。
全部。
何もかも。
「……だから」
スマホを握り直す。
「絶対、放っておかねぇ」
to be continued
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第6話読んでいただきありがとうございました!🙇🏻♀️
結構期間空いてしまって申し訳ないです💦
ちょくちょく書き進めているので、どんどん出していきたい😖
頑張って投稿続けていくので、応援して頂けたら嬉しいです!✨️
ではまた次回!第7話もお楽しみに〜👋
コメント
1件
うわ…第6話、すごく重かったのに、最後の「俺が覚えてればいい」が胸に刺さったよ。赤sideでここまで深く悩んでるのが伝わってきて、いるまくんのことを本当に大事に思ってるんだなって。病気のことを調べて、認めたくない気持ちと向き合おうとする姿が切なくて…でも「絶対放っておかねぇ」って決意したのが、めちゃくちゃかっこよかった。作者さんの表現、すごく繊細で好きです🌙次が気になる…。