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#女主人公
コメント
3件
今回もめちゃくちゃ良かったです!!!! 森で迷子になった語り手が見つけた湖… それはもう綺麗な湖なのでしょうね… 今この状況で自分の命より大切な物は 無いと思いますし… ここでの光は希望の様な物ですから… 最後の様子的にあの湖の妖精が語り手を 森の入り口へ送ってくれたのでしょうか… それは善意なのでしょうか… それとも気分なのでしょうか…? どちらにせよ、語り手が 無事に帰って来れて良かったです…
しまった迷子になった
暗く不気味な程静まり返る森を歩く
昼なのか夜なのかすらも分からない
ふと視線を向けると明るい場所が見えた
僕は走り出す
そこには湖があった
月光が反射してキラキラと輝く水面が綺麗だ
もう夜のようだ
今なら月に触れられそうだと思った
手を伸ばすと月は波紋に飲まれ消えた
湖の中から手が伸びてくる
あっという間に僕は湖に引きずり込まれた
湖の中は案外明るく美しかった
そんなことを思っていると 息が苦しくなる
藻掻いてみるが無意味のようだ
意思が遠のく中で湖の底を見る
美しい妖精が僕を見ている
僕はそのまま意識を失った
起きた時には森の入口に居た