こんにちは!
冴凛続きです
キャラ崩壊注意
どーぞ!
冴side
「俺は冴。凛、…お前の…
…言ってしまった。本当は兄弟としての関係を終わらせたくないのに。俺は弟に家族以外の感情が生まれてしまったのに。友達だって言ってしまった。凛はどんな反応をするんだろう。髪の色は違うが顔つきはだいぶ似ていると思う。バレるか?バレないか?
「そう…なんだ。よろしく、サエ…さん?」
お…少し戸惑ってはいるが納得したようだ。冴さんってなんだ、冴さんとは
「友達なんだからさん付けて呼ぶな。冴でいい。」
「あぁ…そうだね冴」
…俺は弟に名前で呼ばれたのか…複雑な気持ちだ。今まで兄ちゃんとか兄貴とかだったからなんか新鮮だ。………うれしい…何考えてんだ俺。
…待てよ俺ら一緒に住んでるんだ。凛になんて言えば…
「お前退院はいつだ?」
「確か明後日。」
よし明後日なら何とかいけるな。
「分かった。また明日見舞い行くから。」
「うん…ありがと」
とりあえず凛と一緒に住んでるってことなんて伝えよう…
凛side
冴と名乗った男性はどうやら俺の友達らしい。
とても綺麗な顔をしているがなんだかその表情は曇っている。体調でも悪いのだろうか。
冴は俺が目覚めて10分もしないうちに部屋から出ていってしまった。ホントはもっと色々聞きたいこととかあったけど、そんな大事な事じゃないしそこまで俺とな親しくない友達なのかもしれない。自己紹介の時少しどもってたし。でも明日も来るって言ってくれたのは嬉しかったな…。
その後何人かこの部屋に来た人はいたけど冴ほど魅力的な雰囲気を纏う人は現れなかった。その眼の中に吸い込まれてしまいそうな、俺に向けてくれる優しい目。明日も会えるの楽しみだな…
気づいたら頭痛は消えていた。もう遅いしそろそろ寝よう。
冴side
次の日凛に会ったら凛は笑顔で俺を迎えてくれた。なんだコイツ。めちゃくちゃ可愛いじゃねぇか。凛とは昨日は焦って10分くらいしか話せなかったけど今日は時間の限り凛と話した。割とどうでもいい話が多かったと思う。でもそれが良かった。前までのどこか俺に怯えているような凛も可愛くて好きだったけど、今の凛も好きだ。今まで笑うことに表情筋を使っていない凛だったから笑うのは少しぎこちなかったがそこがまた良かった。
明日は凛が退院する日だ。同居してること引かれないといいんだけど…。
「おかえり冴!練習どうだった?」
「ただいま。まぁいつもどうりだった。」
「凛。お前今日で退院なんだろ。」
「うん。でも俺の家どこか分かんなくて…寮かな…」
「いや、寮じゃない。お前は俺とルームシェアしてるんだよ」
「え…」
今回はここまで!結構茶番だな…
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それではまた次回!バイバイ
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