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私は私自身のことがあまり好きではない。
周りの子達は優しい子が多くて、私を輪の中心にして愛でてくれるけれど
私は私の気持ちが素直に伝えられないだけの弱虫だから。
居るだけで場が華やかになるよね~
ほら、あなたのことまた見てるよ?
…そんなことを言われても私はどうしていいのか分からなくて、対応に困って少し微笑んでみる。
どうやら、周囲は、先程の私の対応を求めていたらしい。
私の周囲は私を取り残して色めき立つ。
….私は、『私』が本当に憧れるのは、本の虫と呼ばれても1人で好きなことを貫く彼女みたいな強さ。
そんなことを心の内で思いながら、弱虫な私は揺るがぬ信念をもって本を読みふける憧れの彼女の姿を見つめることしか出来ない