華音です!
続きです!
今回はちょい長いです、見てくださると嬉しいです。
どうぞ!
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俺の名前は小峠華太
ずっと家にこもってる武闘の女極道だ。
小峠「…」
ここ2ヶ月、家に籠っていた。
小峠「…(だいぶお腹がでてきた)」
今月で妊娠7ヶ月たった、お腹がでてきサラシを巻いても目立つしまつだった。これじゃ天羽組の皆にもバレてしまう。
小峠「でも…このままじゃダメだよな…」
残り3ヶ月これを隠して休むなんて流石に怪しまれる。だからといって、出勤もできない。
小峠「せめて、おやっさんだけにでも話したほうがいいのか…な…」
ずっと悩んでいても仕方ない、、おやっさんと姐さんにだけは伝えようか…
小峠「とりあえず伝えるか…きっとあのお二人ならわかってもらえる」
ガチャ
そう決心して、電話をかけようとした時、玄関からガチャと開ける音が聞こえた。
小峠「えっ…」
そして、さっきまで静かだった部屋中にドタドタとこちらに向かってくる足音…
モブ男「ドュフフ、ドュフフ♡」
近づくにつれて、低い男の声が聞こえてきた
小峠「(だ、誰だ…)」
最近は家にこもってるから、人と会う約束なんかしていない。と言うことは空き巣か強盗、敵組織の奴のどれかだ。
小峠「(走って逃げることはできない、、なら隠れるか…)」
俺がいた部屋に丁度クローゼットがおいてあった。だからそこに隠れることにした。
小峠「(もし、見つかって、捕まったとしたら)」
そしてスマホをもち隠れていると、侵入してきた奴がこの部屋にきた。
キモ男「何処だい、僕の華太きゅん♡」
小峠「(…この子を守るには…組に助けを求めるかない…)」
お腹の子を守るためならどんなこともする。もし秘密が組の皆にバレて、組を破門にされようとも。
小峠「…(これだ…)」
そして、俺は速水に電話をかけた。
その瞬間
モブ男「ここに居たんだね~♡」
小峠「え…」
見つかった瞬間、そこから引きずりだされた後、押し倒されると、両手首捕まれて動けなくなってしまった。
小峠「くっ…誰だてめぇ」
目の前には太った男がいて息をはぁはぁ、あげながら、こちらをねっとりみまわしてきた
モブ男「ドュフフ、僕は君の彼氏…さ、、は?」
だが、身体を見た瞬間、さっきまで笑顔だった男からドスのきいた声がしてきた
小峠「ッッ…」
そして次の瞬間、男は怒りだした
モブ男「な、な、な、なんだこの腹!!」
小峠「ひぃ…」
モブ男「なんでいつの間にカギを孕んでるんだよ!どこのどいつが僕の華太きゅんを汚したんだ!許さない!許さない!」
小峠「…(なんで急に…)」
突然大声をあげて、俺の腹を指しながら、訳のわからないことを言っていた。
モブ男「くそっくそっくそっ!どこのどいつだ!…これか?!こいつなんだろう!ぜって許さねぇ!コロスコロスコロス!」
近くに落ちてた、俺のスマホの画面を見てさらに怒りだしてきた。
小峠「(誰か…たすけ…て、)」
モブ男「くそっくそっ!なんでだ!」
バチンっ!
小峠「いっ…」
突然俺の頬を平手打ちされた。叩かれた頬はヒリヒリして痛みがあった。
モブ男「華太きゅんが悪いだぞ!!僕を弄びやがって!」
小峠「お、お前なんか…知らな…い、」
モブ男「なんだと!!…そうか!この腹のガキが悪いんだな!そうなんだろ! 」
怒りがさらにまして、手首をギチギチの掴んできた。
小峠「ッッ…」
モブ男「なんで何も言わないわないんだ!くそ!なら!もう一度僕の愛の鞭を!」
バッ!男は俺の頬を殴ろうとした瞬間…
戸狩「お前、少し眠っとけや」
モブ男「へぼッッッッッッ!!ヽ(ヽ゚ロ゚)」
誰かが…男の顔を殴って気絶させた。
戸狩「華太、大丈夫か?」
小峠「えッッ、なんで、、玄弥が…」
目の前には別れたはずの戸狩玄弥が立ってた。声をかけると横になってた俺を起き上がらせて抱き決めてくれた。
戸狩「もう安心せぇ」
小峠「なんでここに…いるの」
抱きしめられたことで戸狩の体温、匂い、優しい声…少し安心してしまった。
戸狩「恋人の華太に会いにきたんよ」
小峠「…別れたから恋人じゃない…」
戸狩「まだそないこと言うんか」
小峠「本当のことだ。」
戸狩「わかった、とりあえず華太の中でそのままでええ、そうだとしたら、なんで俺と別れたんや。」
小峠「言っただろ…嫌いになったって」
戸狩「嘘やな、なんで、嘘つくんや」
小峠「別に…」
戸狩「もしかして…この腹の子のことか」
小峠「ッッ!、ちが」
すると、ドタドタと足ってくる音がこちらに向かってきた。部屋に入ってきたのは渋谷たちだった。
渋谷「兄貴!?なになかして、、え?」
室屋「状況がわからへん」
岸本「と、とりあえずこの倒れてる男拘束しますね。」
馬渕「よっこいしょ~」
渋谷たちはここにきてた、状況が掴めずポカーンっとした後、すぐに倒れてる男を拘束してくれた。
戸狩「お前らありがとさん」
小峠「…」
渋谷「えーと…これは岸本たちが他の部屋においとくとして…そちらは…」
渋谷は気まずそうに俺の腹を指差してきた。
戸狩「…」
小峠「…」
多分戸狩は気づいてる。でも本当に言って大丈夫なのか?迷惑かけたくなくて別れたのに…そう悩んでいた。
すると気まずさから、部屋にいた渋谷と室屋が他の部屋に行ってしまった。この部屋には俺と玄弥が残った。
戸狩「なぁ、華太…」
小峠「…なに…」
戸狩「もしかして、、俺に迷惑をかけると思って、今まで隠してたんか?」
小峠「ッッ、」
戸狩「やっぱりやな」
小峠「だって…お互い極道…それに大阪と東京に住んでる…それに忙しい…だからお前の迷惑にはなりたくなかった。」
戸狩「別に迷惑になっとらん、、逆に子供ができたって知ってめちゃ嬉しかったんや」
小峠「…ほんと?」
戸狩「嘘つく意味ないやん」
小峠「じゃあ…責任とってくれるの?」
戸狩「当たり前や、、俺は華太を愛しとるんやからな。」
小峠「ヒグッ…俺も…愛してる…」
そしてお互いギューと抱きしめ、今回の件は解決した。
戸狩「よし、解決できたし、一旦立とうや」
小峠「うん…ヒグッ」
戸狩「なんやその頬!?」
そして立ち上がって、お互い顔を見たとたん、戸狩が大慌てした。
小峠「え?…ぁ…」
そう言えば玄弥たちがくる前に左頬を一発殴られたんだ、それに今までは顔をそっぽ向いてたから玄弥からは見えなかったんだ。
戸狩「と、と、とりあえず病院行かんと!」
小峠「これぐらい平均だ。」
戸狩「俺は平均やない!」
小峠「平均!」
戸狩「ダメ!」
小峠「行かない!」
戸狩「行かせる!」
部屋で言い合いしてると、渋谷たちが中に入ってきた。
渋谷「おぉ!解決したんですね!」
室屋「なんで言い合いしてんです?」
岸本「解決して良かったでーす。あ、お茶菓子もらってますで。」
馬渕「病院は行ってたほうがええですよー」
小峠「別にこのぐらい平均!」
戸狩「俺は平均やない!他にも怪我してるかもしれんや!」
小峠「してない!」
渋谷「なんか喧嘩しとる!お前ら止めー!」
入ったのもきにせず玄弥と喧嘩していた。だんだんヒートアップしてきたので、渋谷と室屋さ戸狩を馬渕と岸本は俺を押さえた。
渋谷「なんで、仲直りて喧嘩するや、兄貴」
戸狩「こっちは心配してんやで!」
室屋「まぁまぁ、、落ち着いてくださいな」
戸狩「くっ」
そしてなんとか落ち着いた戸狩は押さえてた渋谷と室屋は手を離しが何故か俺は離してもらえなかった
小峠「離せ!」
岸本「離したら暴れるでしょ。華太さん」
馬渕「妊婦さんは暴れちゃダメやで」
小峠「離せ!!」
すると
ドタドタドタドタ!!
速水「兄貴!、大丈夫ですかー!…ふぁ?」
飯豊「助けに来ました!!…え?」
小峠「あ…」
部屋に入ってきたのは速水と飯豊だった。二人は俺たちを見るなり顔を青ざめた、その理由は俺を押さえる岸本と馬渕、その周りを囲む戸狩たち…
戸狩「これ、ヤバいんちゃう?」
渋谷「ですね…」
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どうだったでしょうか!
和解した二人!
次回 誤解 です!
(°▽°)
コメント
5件
戸狩と小峠最高です
解決してよかた良かた( ◜ω◝ ) なんか嫌な予感する〜( ˙-˙ )変なこと言うなよ!!トヨ、速水!!w