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僕は大学生。
僕の大学は「山登りサークル」があり、自分はそこに入っている。
部員は10人程。
一ヶ月に一、ニ回ほど、近くの山に登る。
たまに、遠くの山に行ったりする。
まぁ、一年に一回くらいしか行かないけど。
とある日の大学の講義終わり、サークル仲間で、大学から一時間ほどの、”鬼座山”に行くこととなった。
サークルに入る時に配られた登山服を着用し、大学へ向かう。
その日の講義は早く終わり、午後には出発できた。
午後13:30分頃に部員全員が集まり。
地元の電車で鬼座山登山口駅まで乗る。
無事到着し、全員で電車を降りる。
時刻は14:10分だった。
登山道具を用意し、入り口から登る。
この山は少し高いくらいで約二時間半くらいで山頂に着く。
途中地点にはプレハブ小屋がある。
そこで水分補給や食事も摂れる。
空腹には困らなさそうだ。
登山開始
みんなで足を揃えながら土の湿った地面を歩く。
昨日は土砂降りで地面は水溜りだらけ、気を抜いてしまったら滑り落ちてしまいそうだ。
しばらく歩き、プレハブ小屋が少し向こう側に見えてくる。
今は山の三分の一程度まできたようだ。
プレハブ小屋
この山のプレハブ小屋は普通に比べると少し大きい。
中には小さな地域食堂が併設されていて、トイレ•自販機も完備されている。
ここの食堂はメニューが豊富だ。
カレーにラーメン
サラダ、パン
いろいろある、何回来ても飽きないだろう。
休憩場所からは街の景色が一望できて、退屈にならない。
しばらく休憩し、食事を終えたメンバーと共に再び山を歩き始める。
山頂まで残り一時間ほどだ。
食後に険しい道を登るのは横腹が痛くなるが、山頂の景色は綺麗とネットに書いてあったから見ないわけがない。
しばらく歩くと風が強くなってきた。
高い山だから夏場なのに涼しいを超えてもはや寒い。
枯れ葉が舞い、自分たちに襲いかかってくる。
木が揺れ、葉達が大合唱をしている。
自然のオーケストラだ。
ようやっと山の三分のニ程度まできた。
標高が高くなり、体に疲労が溜まる。
さっきより風が強くなる。
登山服の帽子も吹き飛ばされそうになり、急いで抑える。
寒さに怯えて、全員の体を盾に風を守る。
ようやっと山頂についた。
景色を見て唖然とする。
目の前に広がる街の景色と少し赤がかる夕陽を眺めて仲間と肩を組んだ。
「よく頑張った!」そう褒めあった。
でもここからまた降らないといけないのか〜
でも、登りよりかは楽なはず。
登山入り口まで帰ってきた。
駅から電車に乗り、大学へと戻る。
着替え次第解散し、各自自宅へと帰った。
しかし、帰宅後、カバンに着けていた祖母の形見のキーホルダーがなくなっていた。
大学についてからついていた記憶がなかった。
山か駅に落としたか?と思い。焦る思いで大学の最寄駅から鬼座山登山口駅に向かう。
夜遅くで山はもう閉鎖されていたため、諦めて帰ろうとしたその時、駅の階段の端っこ側にぬいぐるみのキーホルダーが置かれていた。
「落とし主の方、ここに置いています!」
そこにあったのは祖母にもらったぬいぐるみのキーホルダーだった。
見つかって安堵し、帰ろうと思ったその時、
何かの呼吸音がした。
鬼座山に目を向ける。
そこには
だから、
鬼座山という名前なのか。
そういうことか、
ここには、〇〇がいる。