テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
124
すずめ
81
⚠センシティブ⚠
⚠♥️→💙⚠
屋敷の門をくぐる。
翔太が頭を深く下げた。
「だてを、また雇ってほしい」
使用人たちの前で、真っ直ぐにーー
宮舘は優秀だ。
その働きぶりを知る者は多い。
復帰は驚くほど早かった。
けれど、
それは“執事として”の話。
──────────────
ある日の夜ーー
今は二人きり。
💙「……なあ」
宮舘が振り向く。
まだ整った姿勢。
完璧な立ち方。
💙「俺と二人きりのときは、敬語外せよ?」
♥️「……ふっ」
小さく笑う。
♥️「努力する」
💙「…その顔、ずるい」
♥️「どの顔?」
💙「余裕あるその顔だよ」
宮舘が一歩近づく。
♥️「余裕なんてないよ」
翔太は目を逸らす。
💙「……いつから好きだったの?」
宮舘は少し考えるふりをして。
でもすぐに、まっすぐ見つめる。
♥️「出会ったときから」
💙「…ほんとかよw」
照れ隠しの笑い。
♥️「一目惚れ。……多分」
💙「ふーん」
翔太は強がって近づく。
そして胸元を軽く掴み、
そっと、キスをした。
♥️「……そんなことしたら」
♥️「俺、何するかわかんないよ?」
すると──────
翔太はわざと挑むように見上げる。
💙「いいよ」
💙「早く来いよ」
一歩、壁際へ追い込まれる。
でも怖くない… むしろ安心する。
宮舘の手が、頬に触れる。
優しく。
けれど独占するみたいに。
♥️「目、合わせて…」
💙「…んっ」
今度のキスは、少し長い。
でもどこまでも丁寧で。
大事に触れ合う。
💙「はぁ、…っ……ん、」
💙「なぁ、…だて」
💙「しよ……?」
──────────────
宮舘は、ネクタイを緩め、静かにスーツを脱いでいく。
💙「……っ」
執事として見せていたあの柔らかな雰囲気とは違う。
そこにいたのは、
余裕と色気を纏った、一人の男だった。
翔太は思わず息を呑む。
そして——
目を逸らすこともできないまま、
その姿へ見入ってしまっていた。
そして――
宮舘は翔太の服もそっと掴み、
優しく脱がしていく。
その肌に触れながら、
ひとつひとつ口づけを落としていく。
💙「…あ、…んっ……」
♥️「翔太…」
♥️「…名前呼んで…」
💙「ん、っ…はぁ…涼太…」
潤んだ瞳で見つめられて、
胸が熱くなる。
💙「もっと、…触って」
甘えるように、 首へ腕を絡めてきた。
♥️「……」
その姿が愛おしくてたまらない。
♥️「……もう」
♥️「やめてって言っても、やめないから 」
───────
窓の外、月明かりが部屋を照らす。
💙「んっ…// はぁっ、…りょう、た…」
💙「もっと、…ほしぃっ…んっ…」
♥️「……翔太、っ」
名前を呼ぶその声は、もう隠す必要はない。
壁に映る二人の影は、
先程よりも近く、激しく重なり合っていた。
屋敷は何も知らない。
でもーー
この部屋だけは、知っている。
執事と主人じゃない。
ただ、好きな人同士の夜を。
おわり。~次回番外編~
コメント
10件
ついに結ばれて、良かったね〜 番外編、読んで来ます😊

:(´ºωº`):アワワついに、イチャイチャシーンが! めっちゃ可愛い(T^T) そして今回の話で改めて思ったこと、、、下の名前で呼びあってるってなんでこんな尊いんだろ( '-' ) しょっぴーの「だて」からの「(甘々にとろけた状態で)涼太」はなんか、もう、言葉が出てこなかった、、、、、、
姉様の表現のおかげか キュンキュンしちゃいますね😙 番外編行ってまいります!