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ゾムさんが鏡の世界に連れ去られる話


※ゾムさんが鏡の世界に連れ去られたお話です。一応言いますがゾムさんの誕生日が12/11になっています。シリアス、誤字脱語があるので何でも言い方はそのまま下へどうぞ(*・ω・)つ

マジでゾムさんの八周年丁度じゃなくて三日後に投稿してスイマセン。頑張って長く書いたんです。続きますけど…語彙力が無いのはご了承下さいm(._.)m

第一章 『謎の部屋』






zmside

──────────────────────────────────────────────ピクッ

zm「………………何や此処?」

見渡す限り薄暗い部屋に寝転がっていた俺は今、完全に戸惑っている。なぜならどうして此処に居るか全く分からないからや。別にベットや棚がある訳じゃないし、かと言って何にも無い訳ではないし。隅に置かれているどうやって持ってきたかは知らなんけど、俺の部屋の鏡。そして鏡の前には何かの手紙が添えてある。何やこれ…。まるで俺が死んだみたいやん。


そう、まるであの時みたいな…


zm「…………………………………………………………」

zm「……と、取り敢えず他に何かないか探すか」



第二章 『怪しい鏡』









zm「……………………………………………」

zm「…………マジで何も無いやんかぁ…どないしよ 」

あれこれ一時間?くらい探したが全く見つからない。それどころか更に頭が困惑してくる。早く帰らんと。自分の部屋に帰らんと。時計もないし、食べ物もない。これからどうしろってんだよ。潔く死んでくださいって事なんか?そんな事を呑気に考えてても、誰も居る気配が無い。窓も監視カメラらしき物もないので、どうして此処に居るのかの想像が出来ない。それなら”アレ”しか無いのだろうか。アノ選択肢は絶対選びたくなかったのに…そう考えて溜め息を付きながら隅に置かれている鏡……の前の手紙をサッと鏡を見ることなく取る。まだ鏡を見る準備が出来てないんだ。冗談じゃない。だ、だって…だって俺の部屋にある頃ずっと変な音を立ててるんだもん。でも、捨てよう思っても誰もこの怪奇現象に気付いてくれないので捨てられない。曰く付きの品物である。怖いのでまだ一回も鏡を覗いてはいない。だってなんか怖いやん、そんなの。

zm「気味悪いんよなぁ…本当に」

zm「此処出るときにそのまま置いて行こかな?」

zm「…って、こんな事考えてる時間ないんやった!はよ手紙見ないと……」

カサカサ……

zm「?…………フムフム」

親愛なる貴方へ

今日は良い天気ですね。雨一つなくて快晴です。そちらはお元気ですか?ちゃんとご飯食べてますか?もしも食べてないのならちゃんと食べて下さいね。所で今、貴方は困惑してませんか?なぜこんな場所に閉じ込められてるのか。ふふっ大丈夫ですよ。ここはある目的の為に創られた所です。そしてこの”手紙”は危険じゃないので安心して下さい。

zm「見るからに怪しいけど大丈夫なんか?」

zm「まぁこれ以外には………や、やっぱ見てからにしよ」ブルブル




───ちゃんと読んでくれたので此処の部屋を出られるヒントをあげます。隅に置かれている鏡を覗き込んでください。そしたら”此処は”出られるでしょう。

貴方が好きだった人より


zm「………………」

zm「やっぱ見るしかないのか…」ハァ

グッと口を押さえて体を強ばらせる。手汗が出てきてるがそんなのは気付かないようにと自分に言い聞かせて、勇気を出して、そっと歩いて隅に置かれている鏡を覗きに行く。布が被せられているので少し安心し、軽くフッと息を浅く吐いて覚悟を決める。…そして目を閉じて一気に布を取る。

パサッ

zm「⁉️」バッ

??「ゾム」

懐かしくて、変わらない低くて優しい声が耳に響く。でも、今ではその声が恐怖の鐘を鳴らすように聞こえた。無理だ。精神的に震えが止まらなくなる。やがて一瞬で鳥肌が立ち、急に部屋の温度が冷たくなった。


第三章 『久しぶりの再開』






??「久しぶり」ニコッ

zm「な、なん、なんで…お前、が」ガクガク

zm「ろ、ロボ、ロ…」

rb「そんな怯えた顔しないでや…折角会えたんやしな」

rb「なぁ、シャオロン」

zm「え?」

その名前を聞いた瞬間、ゾッと背後に悪寒が駆け走る。額に脂汗がどっと流れてくる。あぁ、今日は何て最悪な日なんや。もう、悪い予感しかしない。今、後ろ…お、おれの俺の後ろに……………………………………………………

ポンッ

sho「ゾ~ム♪」

zm「!」ビクッッ

zm「しゃ、しゃお、シャオロン…」ガクガクガク

やっぱりだ。背後からシャオロンの明るい声がしたと思ったら、肩を捕まれた。これじゃぁ逃げられないやん…。希望を失う代わりに疑問が押し寄せてくる。どうして此処にいるんや。何で鏡から出てきた?何で……?

sho「なぁ~ゾームー!お前も一緒に《あっち》行こうぜ~」

zm「…い、嫌や!俺はまだ……」

rb「また裏切るんか?」

zm「ち、違っ…」ガクガクガクガク

rb  「なぁ、ゾム」

sho「ねぇ、ゾム」

rb sho「「あっちの世界にいこうや(ぜ)」」

zm「お、俺は……………」

行けない。俺はお前らに犯した罪を償わないといけへん。だからあっちの世界にはまだ行けないんや……。だからこそなぜか此処に居るお前らが怖い。恐怖でしかない。取り敢えず今は説明しないと…

zm「まだ、その、この世界に居ないといけない。」

zm「お前らにしたことを償う為に…だから」

zm「まだそこには行けないんや」ビクビク

sho「………………………」

rb 「……………………」

sho「…はぁ、あんまり強引にしたくないんやけどなぁ」グイッ

zm「!シャオロンお前っ、離せっ!」

rb「離すわけ無いやろ、出口が現れたんやし」

zm「え…!」チラッ

第四章 『ようこそ鏡の世界へ』













どうせ嘘だと思って振り替えるとそこには先程は無かったドアがある。俺は微かな希望を取り戻した。あのドアを開ければ……帰れる。急がないと!

sho「あー、何で言っちゃうんだよロボロ~」

rb「いや、だってこうしないと怒られるの俺らだろ」

sho「まぁそうだけどさぁ…」

zm「は、離せや!」グググ

sho「やーなこった」ググ

zm「(どういう事や⁉️コイツ、力が強くなってやがる…)」ブルブル

rb「それに、この距離で逃げれる思ってるんんか?」

zm「え、あ…」

俺の目の前にロボロが、背後ではシャオロンが俺の腕を掴んでいる。逃げ出すには絶望的なポジションになっている事を今、理解した。ならば力ずくでも……どうやって逃げ出すかを考えていた時に背後からシャオロンが耳に囁いてきた。………………それも良くない脅し文句を使って。

sho「逃げ出そうとか思うなよ?俺らを──したお前は逆らえるんか?」

低い声でそう警告を出されると体が動かない。どうしたらドアに近づけるだろうか……………………………………考えろ。隙を見つけるんや。『あっちの世界に行く』と言ったら絶対コイツらは油断する時が来る。それを待つんや。

zm「……わ、分かった!あっちの世界に…行く。」

sho「え、マジで?本当に⁉️やった~‼️」

rb「やっと『分かった』って言ってくれたな」

zm「お前らに逆らったら。なんか…怖いねん。」

sho「じゃぁ早速行こうや」ニマッ

rb「行くでゾム。目は閉じててな。」ニヤッ

zm「お、おん」パチッ

さて、今俺はヤバい方向に進んでんやないか?ま、まぁでも相手の気を休めるのも作戦の内だし?べ、別に想定内だったし?まぁ大丈夫やろ!

スルッ

zm「⁉️」

rb「大丈夫、鏡の中に少し入っただけや」

手が思ったより容易く入ったので出るときも大丈夫だろうと考えながらどんどん体を鏡の中に入れていく。二人は俺を逃がさまいと言うように前後に立っている。今の状況をざっくり説明すると、鏡の中にはロボロ、外にはシャオロン、真ん中に俺が居る。やがて体が全部鏡へ入るとシャオロンが入ってくる音がしたのですかさず前に進んだ。ちょっとした後に音は無くなった。

rb「もう、目開けてエエで」

zm「ん…」パチッ

zm「⁉️何やこの城……………………!」バッ

目の間に広がる光景は、見たこともない城だった。しかも見たことないくらいデカイ。俺らのwrwrd国の城より圧倒的にデカい。とにかくデカイ(何回目だよ)多分こっちの世界では無いいんやろうな。と、そんな事を考えていたら急に後ろにあった筈の鏡が消えていった。いきなりだったので思わず警戒して転んでしまった。………恥ずかしい//

sho「そんな身構えんなよw」

rb「ようこそ鏡の世界へ、ゾム」

zm「『ようこそ』ってそんなかしこまられても…てかさっきの鏡は?」

sho「ん?あぁ~あの鏡はこの城の中央にある鏡をテレポートしただけやで」

zm「テ、テレ、ポート…?」


第五章 『魔法が使える世界』












rb「俺らはお前に──れてこの世界に来たんだ。どうやらこの世界では魔法が使えるらしくてな。見事に魔法を上手く使ってまた”俺達”で王国を作り上げたんや。意外と便利やで」

zm「”俺達”って事はお前ら二人だけやないやろ」

率直に想った事を疑問にする。

rb「正解、でもメンツは行ってからのお楽しみな♪」

zm「じゃぁ、魔法を教えてくれや」プンスコ

sho「でもゾムはまだ───ないから魔法は使えないんやない?」

rb「確かに…………そうやな」

なるほど、俺は魔法は使うことは出来ないんか…ちょっと厄介だな。(コイツらから逃げる時に)まぁ、あの部屋に戻るにはそのお城の中央にある鏡を見つけないと行けへんから…まずこのデカイ城に行かないと進まないのか。

zm「な、なぁ」

sho「お、どうしたんゾム?」

rb「何かあったんか?」

zm「俺、早くお城に行きたいなぁ…なんて」

自分でも『何してんだ』だと思うくらい下手な甘え方をしてみる。こんなので通るんかな。いや、通らん気がする。

sho「~っ!よくぞ言ってくれた‼️」

zm「へ?」

sho「良いぜ!俺達の城へ案内するぜ!」

あ…前拠撤回、通れたわ。

rb「案内はシャオロンに任せるから俺は仕事に戻るな」フッ

zm「あ、ロボロ!……行ったのか」

sho「それじゃ俺らも行こうや!」

zm「ん、案内よろしくな」

sho「任せとけって!!」



第六章 『城への案内』













sho「──────で、この部屋が────────」

zm「(広すぎて分かんなくなって来た…マジで全く覚えられへん)」

sho「ゾム分かった?」

zm「いや…多すぎて何も覚えられへん…どんだけ広いんや!」

sho「まぁ、敵を混乱させたりする為でもあるしなw」

sho「徐々に慣れればエエで」ニカッ

zm「(慣れる前にもう此処から逃げるけどな……)」

こんなに平気で嘘をつける自分が許せない。此処に居てはいけない事くらい分かっているのにどうしても申し訳なさで胸がいっぱいになった。

sho「ん~。もう案内済んだしな…今何時け?」

zm「えーっと…四時やな」

sho「マジか!早いな…じゃぁ」

sho「そろそろご飯やしゾムの歓迎会する為にみんなを集めてくるから」

sho「食堂で待っててくれや」

コレだ。今、一人になったら確実に中央の鏡の所に行ける。シャオロンには申し訳ないけど此処から出ていくとしよう。さらば、鏡の世界。強引に逃げ出す必要も無かったな。隙が丸見えだぜ!は───っはっはっはっ‼️

zm「分かった、じゃぁ食堂でまた会おうな」

sho「せやな」フッ

zm「…………………………行ったな」

zm「こっちも急ぐか!」タッタッタ

ん?待てや……何か一つ大事な事を忘れてる気がするな。何だっけ?確かシャオロンに笑われてどうしよ~って思ってた事だ。えーっと、うーんっと…

zm「…………………………………………………………………………………………………………あ」

zm「あ、あれ?中央の鏡がある部屋って…何処や?」

ヤバい。肝心なルートを覚えてへん。俺バカやん。詰んだやん。てか此処今、何階やっけ?この廊下何処に繋がってるんや?食堂さえ分からんのやけど…どうしよ。何一つ分からんし誰も居ないから聞きようがない…。

zm「……………………………………ま、まぁ廊下歩いたら何かあるやろ!」

zm「まっすぐ進むのみや!」タッタッタ

俺はこの時まっすぐ廊下を歩いて行った事を、後に凄く後悔する事になるなんて思いもしなかった─────────────────。

第七章 『探検タイム』













zm「……………………………………………」タッタッタ

zm「………………うーん」

zm「全っ然終わりが見えへん…」スタスタ

zm「どうしたらエエんやろ?」

かれこれ数十分俺は廊下を歩いている。部屋はあるのだが誰もいないのでどういう所なのかが分からない。と言うわけでアイツらから逃げるつもりがアイツらを探す羽目になってしまった。

zm「いつまで続くんやこの廊下…💢」

zm「…いや、もしかしたら魔法かもしれへんな」

シャオロンが案内している時に教えてくれた。どうやらこの城は敵の侵入を防ぐため、魔法の仕掛けがあるらしい。食堂へ行くまでの道にも仕掛けがあるのだが、魔法が使えない(正確には使う条件が満たされてない)俺には通れないのでその魔法を解くポーションらしき物を三つくれた。

zm「ここも魔法が掛けられているんか?違ったら……」

zm「いやいや!こんな長い廊下見たことないし、大丈夫やろ!」ブンッ


パリンッ


ポーションをおもいっきり床に投げつける。パリンッと大きな音が響いた。すると、さっきまで無かった部屋が少し先に目の前にドンと立っている。やっぱり魔法やったか…違わなくて良かった…。

zm「これでこの廊下から抜け出せる~」

zm「まだ最初なのに疲れた…」

ホッとして再び歩き出そうとした途端。


コトッ

と、誰かの足音が廊下に響いた。ヤバい、此方に向かってくる。いやむしろ道を聞けて好都合なんやないか?とも思ったが万が一敵だったりすると厄介な事になる。ここは隠れていた方がエエな。廊下に隠れられる物は置かれてないので咄嗟に目の前の部屋に駆け込む。なるべく足音は立てずに出来るだけ素早く、部屋に向かい静かにドアを閉めた。さっきの音が聞こえてませんように…!

コツコツコツ…

zm「(お願いや、来ないでくれ!)」

ピタッコツコツコツ…

zm「……………………………………………………………」

zm「………………ふぅ」

zm「なんとか逃げれた……」

足音は止まったかと思えばすぐさま反対方向へと去って行った。安心して全身に集中していた力が抜ける。ドアから目線を外して部屋の中に視線を向けた。

zm「⁉️」

その瞬間息が止まった。

なぜなら、見覚えのある人物が目の前に写ったからだ。

zm「お前はっ…………ど、どうして」

??「…………」ニコッ


To be continued…………………………?






ここまでのご視聴ありがとうございます!続きはまたいつか書きますので………ご感想をお伝えしてくれると誠に感謝いたします_(._.)_



ゾムさん八周年おめでとうございます!

文が下手ですいませんねぇ!!!(逆ギレ)

この作品はいかがでしたか?

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