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江戸川「真琴は殺し屋だったんだよ…。」



中島「え、、?」


部屋全体が静まり返った。



中島「え、だって。真琴くんは、、!!」




江戸川「敦。君は真琴の何を知っている?」





中島「口は悪いけど、、優しくて、、、。」




太宰「真琴ちゃんは”カフカ”として殺しの仕事を受けていたんだよ。」




中島「カフカ、、?」




太宰「嗚呼。」

太宰「この辺りに住み着いているという凄腕の殺し屋だよ。」




中島「じゃあ。真琴くんはどうなるんですか、、?」



国木田「警察に捕まったら迷わず死刑だろうな。」




中島「一体、彼女は何人、、、。」




太宰「記録によると、発見されただけで五千人だね。」



中島「五千、、。」




中島「でも。真琴くんは悪くないと思うんです、、!」



中島「鏡花ちゃんみたいに事情があったかもしれないですし!」



国木田「云っただろう、敦。探偵社と云えども、全員は救えない。」




中島「じゃあ。見殺しにしろって云うんですか、、?」



中島「確かに、僕は真琴くんのこと全然知らないかもしれません。」



中島「けど。もう何にも知らない訳じゃないです!!」



中島「皆さんが諦めるって云うなら僕一人で。彼女を助けます!」




太宰「私は諦めてなどいないよ。」


太宰「私も人でなしじゃないんだ。助けに行くよ。」




国木田「好きにしろ。」


国木田「俺は手を貸さないからな。」





___真琴。



真琴「…。」




??「やぁ。カフカくん。」




真琴「珊瑚。今は休暇中の筈だ。」



珊瑚「あはは。そうだったね。今は真琴、、だっけ?ww」



真琴「何の用だ。」



珊瑚「何の用? とぼけるのは止めてくれよ。」

珊瑚「仕事の進み具合が悪いみたいでね~、、。」


珊瑚「君の休暇を強制的に無くした。」




真琴「は?」




真琴「珊瑚さんだからって何でもしてイイって訳じゃないだろ!」




珊瑚「あと。カフカくん最近生意気だよ?」

珊瑚「口が悪い。 反抗期かな? 」



真琴「よく云えるよ。人を騙しといて。」



真琴「僕はお前の所為で全部失った。」



真琴「母さんも、人生も、全部だ。」




真琴「何が人を殺したら未来が変わるだ!!」


真琴「ふざけるな!!」




珊瑚「私は間違ったことなんか云ってないよ??」


珊瑚「あの時より、確実に未来は変わった。」


珊瑚「私が君に殺しを進めなければ死んでいたかもしれないよ?」




真琴「こんな事になるなら死んだ方がましだ!」


珊瑚「そんな君に朗報だよ。」


珊瑚「喜んで聞いてくれ。君が今から警察に自首すれば、君は、間違いなく死刑だ!」




真琴「何だよ。」


真琴「死んで来いって?」




珊瑚「別にそれは君の自由だ。」


珊瑚「私の百の目に勝てたらね。」




真琴「あ~。そーかよ。最初から僕に選択肢は無かったって訳か。」


珊瑚「君は戻るしか無いんだよ。」




珊瑚「”百鬼のカフカ”に。」






「そんなことは無い!!」




中島「お前が真琴くんの人生の選択を決めるな!!」





珊瑚「うわぁ。武装探偵社か、、。」



珊瑚「面倒なことになったな~、、。」




珊瑚「カフカくん。そろそろ行こうか。」




真琴「嗚呼。」




中島「真琴くん!!」




中島「真琴くんはそれでいいの!??」






真琴「誰。アンタ?」






中島「え、、?」




珊瑚「さぁ。カフカくん。早く行こうか。」




______






中島「え、、?」



中島「如何して、、??」





太宰「敵の異能だね。」





中島「あの、真琴くんと一緒に居た?」




太宰「嗚呼。」


太宰「かなり厄介だね、、。」




太宰「Qと同じ精神操作の異能だ。」




episode5

end.











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