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橙side

あいつらはいっつもそうだ。イチャつきやがって。聞いたらいっつも同じ態度。まぁ、学習せぇへん俺も悪いんやけどなww

「おはようございます。」

モ「おはよう〜っす。なぁ、橙、今日も日直清掃頼んでいいか?」

「おん。用事ないし別にええで。」

モ「サンキュ!マジ助かる。今度飯奢るわ!」

「別に礼なんかいらんで。」

モ「マ?ならお言葉に甘えて。」

「また何かあったらいつでも言ってや〜。」

モ「サンキュ〜!!」

クラスの奴らとの関わりはいつもこんな感じ。

俺は用事もないし、友達もおらんから遊ぶ相手もおらんし、暇なだけやねんけどな。

桃「お前、また日直清掃やるんかよ。いい加減断ったら?」

「別に掃除は嫌いちゃうし、暇やからええんやけど?逆に暇つぶしになって俺は楽やけどな。」

桃「はぁ、変われねぇぞ。今のままじゃ。」

「俺、変わる気元からないんやけど?」

桃「あ〜、はいはい。俺はもう何も言わねぇよ。お前の好き勝手にしろ。」

「もとからそのつもりやけど?」

桃(こんな奴好きになった人は大変だろうな。

ま、いねぇか。そんな人。好きになれる要素ねぇもんな。強いて言うなら優しいとこぐらいか。)

「桃ちゃん?今、失礼なこと思っとったやろ。」

桃「別に失礼なことではないぞ。お前みたいな人を好きになる人なんか居ねぇんだろうな〜。と思ってただけだから。」

「十分失礼やんか!!確かに俺は恋愛する気ないけどな。そこまで言わんでもええやろ!」

桃「お前にはこれくらいの刺激が1番なんだよ」

「馬鹿にしとる?」

桃「いいーやー?そーんなことする訳がないじゃないですか〜。」

「桃ちゃん?〇すで?」

桃「ギャ〜!!殺人鬼〜!!」

青「桃くん!!うるさいんだけど?」

桃「青!!橙が俺の事〇すって言ってきたんだよ!!助けて!!」

青「え〜?面倒臭いからやだ〜。」

桃「青ぉぉぉ!!」

先「お前ら早く席につけ。HR始めるぞ。」



「ふぅ。こんなとこかな。」

今やっと掃除終わったとこやねん。掃除ってええよな〜。心まで綺麗になった気がするし。

?「いつもお掃除お疲れ様。頑張ってくれてるんだね。お陰で学校が綺麗になったよ。」

振り返るとそこに居たのは学校1真面目で頭がいいと噂の生徒会長だった。もちろん、会ったのも初めてだし、話しかけられたこともなかったので、混乱中です。

「あ、はい。ありがとうございます。紫さん?でしたっけ?」

紫「うん。初めまして。生徒会長の紫だよ。橙くんだよね。桃くん達から話は聞いてるよ。」

「桃から?紫さんは桃達とどういう関係で、?」

紫「幼馴染なの。幼稚園からのね。あと、紫くんでいいよ。同い年なのにさん付けとか気まづいしね。」

「分かりました。紫くん、結構長いんですね。桃とは小学校からの幼馴染なんですけど、会ったことないですよね?俺、紫くんと。」

紫「そうだね。俺ね、幼稚園卒園したらすぐに、親の事情で中学生の最後まで海外に住んでたの。だから、初めてあったのも無理ないね。

これからよろしくね、橙くん。あ〜あと、敬語は馴れたら外してくれると嬉しいな。んふふ。よろしく。じゃあ、また明日。気をつけて帰ってね。」

「あ、はい!!」

そう言って去っていった紫くんを俺はただ、見つめることしか出来なかった。

何故か、体が熱かった。廊下にある鏡で確認した俺の顔は思ってたよりも火照っていた。

「I would like to know more about you.」

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