sn「…あの、何ですかね…?」
kr「…その…申し訳ないんだけどさ…」
生徒会長でありクラスメイトのクロノアさんは
いつもの怖いと噂されている姿ではなかった。
なんてゆーか…
sn(…この人も、人なんだ。)
そう思ってしまった。
kr「…えと、と、友達…とかになってほしくて…」
sn「…へっ?」
頭が少し混乱する。
いつも一人行動が好きそうで
誰かと絡むのはだるそうで
生真面目な彼とはかけ離れた言葉が出てきたからだ。
kr「いや…生徒会長がダメだよね…!ごめんね…。」
sn「…えーと…い、いいです…よ…?」
kr「 えっ…?いっ、いいの?」
驚きと少しの喜びが彼の顔に出ていた。
kr「…よかった。嬉しいなぁ。ありがとう!」
sn「…でも、どうして僕なんかに?他の人もいますけど…」
kr「…うーん…なんか………勘?w」
sn「えっww」
少し吹き出してしまった。
いつも几帳面で
真面目な彼には、
意外と面白いところがあってびっくりしてしまったからだ。
kr「…だって!人って選ぶものじゃないし!…まぁ、でも君たちならいけるって思った!」
sn「…”君たち”ってことは、ぺいんとさんにも関係してるんですか?」
kr「…んー…ちょっと違う?のかな?…僕は君たち2人と仲良くなりたいんだ。」
なんで?
その言葉しか頭に思い浮かばなかった。
kr「…だって、君たち、ずっと楽しそうだもん!それ見たら…仲間に入りたいなぁって思っちゃうよ。」
sn「…」
kr「濁しててもわかんないよね。…俺の話をしよっか。」
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