きっと私にしかできない人生

『 きっと私にしかできない人生 』

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仲のいい友達とは完全に関係が崩れ、

私は成の思うがままになった。

成がロングの髪の毛が好きだと言ったから

私はエクステをつけ、ロングの髪にした。

私のお気に入りのウルフカットは 3万かけて、

ロングになった。

成は｢かわいい｣と喜んでくれた。

そして、ハロウィンの前日。

10月30日の日。

私たちの学校では

ハロウィンにイベントがあった。

仮装して学校に行くことを許可されており、

軽く説明すると仮装しているとお菓子が貰える、

というイベントだ。

私はそのイベントの為に仮装するつもりで、

その日も配信で成と話す。

最初はツインテールで行くつもりだったが、

成がポニーテールの方がいいと言い出した。

そして、ストレートがいいと言った。

だから私は成のお望み通りに、

成に好きになってもらいたくて、

ツインテールからポニーテールに変更した。

少し巻かれていた髪の毛も

ストレートに変更した。

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次の日のハロウィンのイベント当日。

成は目の前で

｢かわいい｣とは言ってくれなかった。

だけど、成の上着を羽織れて、

私は嬉しく思った。

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次の日は私の誕生日で、

成は0時0分ぴったしに祝ってくれた。

最初は｢無理かもー｣だなんて言ってたのに

朝メールを見ると0時0分ぴったしに

メールが来ていたもんだから

びっくりした。

成とは仲良いし、

最近はずっと話してる。

だから私は11月18日に

成に3度目の告白をした。

だけど、振られた。

この日からだろう。

やばい関係になり出したのは。

話し方も、話す内容も下ネタばかり。

私は下ネタに慣れていたし、

別にそういうことを話す成のことは

別に嫌いではなかった。

だから普通に接していた。

というより、人より、

普通以上の接し方だったと思う。

11月26日。

私は好きな人、成に襲われた。

胸をいじられ、

すごく上手かった、と言っていいだろう。

耳元で｢ふーっ｣と息を吹きかけられ、

私は頭の中は真っ白。

訳がわからない状態だった。

そのせいか、私は｢やめて｣とは言えなかった。

それともこれは私が

成のことが好きだからだろうか。

次の日も、私は成に襲われた。

その次の日は、成と同じ部活の

イツキに襲われた。（都合いい遊びのイツキ）

その次の日も。

私はここ連続、襲われてを繰り返した。

おそらく、成がイツキに言ったのだろう。

同じ部活仲間だし、話す仲みたいだったから。

“りうってやつは誰でもやらせてくれる”

“りうってやつに頼めば欲を満たしてくれる”

そう言ったのだろう。

だが、私はイツキのことは

すぐに先生に相談した。

成のことは言わずに。

普通なら成のことも話すはずだ。

普通の人なら。の話だが。

私は成のことが好きだった。

こんなにも好きになれたのは初めてなほど、

本当に好きで、好きな人だった。

だから私は成のことだけは

いつになっても、いつでも庇った。

好きって伝えたからには

最後までしあわせに終わらせてあげたい。