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屋上のフェンスを飛び越え、私を見上げ叫んでいる人たちを見てクスッと笑う。

ああ馬鹿馬鹿しい、私が教室で虐められてても見て見ぬふりをしていたくせに。

私が解放されようと願ったら、必死になって止めに来るんだね。

でも、それって私のためじゃなくない?

「目の前で人が落ちてほしくない」とか、「この子を止めたら褒められるかも」とか、自分の都合じゃない?

私、自分勝手な人たちは嫌いなの。

「危ないから早く下がれ!」なんて、そんなの分かりきっているのよ。

危ない…つまり落ちたら死ぬ可能性がある

それを分かって、私はここに居るのよ

興味半分?命令されて?そんなわけがない。

私は、正真正銘、自分の意志でここに立っている

「友達を置いて逝くの?」

友達なら、私の行動に味方してよ。

「家族さんが悲しむわよ!」

家族なら、私の苦しみを分かってよ。

「公共の場で自殺なんてしないでよね!」

公共の場で人を虐めんなよ。

これは全部、私を傷つけたお前たちのせいなんだ。

罪を償え。死ぬな。一生罪に囚われて生きていけ。

それが、お前たちに出来る最期の復讐だ

【続】ノベル短編集

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コメント

19

ユーザー

家族さんってなんやねん。 親御さんにしろ

ユーザー

雪ちゃんがまた途中で飽きたとか書くんだろうなーって思ったら闇闇ではわわ()

ユーザー

雪ちゃんが書くのに飽きたのか はたまた 主役の子が生きるのに飽きたのか…

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