テラーノベル
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世界中の腐好きの皆さん!
こんばんは、今週も終わってしまいましたね。
改めまして腐好きの腐星人です。
ストーリーを始める前に1つ謝りたいことがございます。
初投稿した時、最後の方でこんなことを書いてしまいました。
やはりコメントが来てなくてもよくないと思い言わせていただきました。
基本的にリクエスト以外で私が書く作品はいつもと書き方を変えようと思っておりました。
つまりここで言いたかったのは
「今回の作品はリクエストではないので**書き方が変わります。**楽しみにしていただけると嬉しいです。」ですね。
決してリクエストがつまんないわけではありません
言葉が大切なことを思い知らされます。
不快になってしまった方すいませんでした。
それを腐で返そうと思うのでよろしくお願いします。
それではお楽しみください。
フランス×イギリス
あなたは私のぬいぐるみ
注意⚠️
・地雷さんは……ごめんなさい。
・政治的要素なし
・ファンタジーです。
−現在時刻 11時30分–
「…………はぁ…..会社辞めましょうかね….」
彼がビールを開ける音を聞きリビングへ行くといつもは滅多に帰ってこない紳士的……なイギリスの姿があった。
….トクトクトク…….ゴクゴク….
今日の彼の飲むスピードはいつもの2倍と言っていいだろう。
彼は相当嫌なことがあったらしく、テーブルの上にあったビールはいつの間にか3本になっていた。
いつの間にかほろ酔いを通り越し、悪酔いしてしまったイギリスは4本目に手を伸ばし愚痴を言い始めた。
「◯◯さん……そんなに私のこと睨まなくてもいいのに…..」
酒には強いっぽいが飲み過ぎるとやられるぞ….
「プハァー///!」
あんなにあったビールもいつのまにか彼の喉に流れていた。
やはり酔ってしまったか。
しかし、いったいイギリスはなぜ睨まれてしまったのか。
それは彼が置かれている立場を知れば一瞬だろう。
そのためにはこの世界について知る必要がある。
この世界にある人に作られた物は人になれるらしい。
でもどうやって物が人になれるのか。
私も詳しくは知らないのだが、物の持ち主が物を愛し続ける事で自我が芽生え人になれるらしい。
…..物側にも何か条件があったような…..?
まぁ…いっか☆
そんな物と人間からうまれたイギリスは幼い頃から周りと馴染めずにいた。
それは社会人になっても同じらしい。
そんなイギリスを上司は気に入らないのだろう。
「…うーん…..フランスー///」
おや?すっかり忘れて話してしまったが、今彼が話しているのは人ではない。
彼の1番のお気に入りのぬいぐるみ『フランス』だ。
「ラビもおいで〜///….ヒックッ!」
いつもはあんまりないからな。
今日は甘えとこう。
「そろそろ寝ようかなぁ….」
少しずつ酔いが醒めてきたみたいだ。
イギリスは命ともいえるベットに向かう。
よろけているが…..あっ!
「…..あっ!….ッぶない!」
つまずいたイギリスはフランスを押し潰してしまう。
よかった。….イギリスに何もなくて
ベットに倒れ込んだイギリスはそのままスヤスヤと眠ってしまった。
(さて…..私もそろそろ…ん?)
『ねぇ!……だけど!……ここだよ!」
みるとさっきまでイギリスの下敷きになっていたフランスが叫んでいるではないか!
「うーん…..」
イギリスが起きてしまう!
急いでフランスを下敷き状態から解除してリビングへ連れていった。
「いやぁ、それでさー!」
はぁ…いつまで話し続けるつもりなんだ。
話を聞くと彼は1週間前くらいから自我が芽生え五感があるらしく、彼が帰ってくる今日まで部屋の探索をしていたらしい。
全然わからなかったぞ….
彼自身、今までの記憶があるらしく、私がこの世界の仕組みや大切な知識などを話すと頭がいいのかすぐに理解してしまった。
「成程ね〜。ってことは僕はイギリスに沢山愛されたから自我が芽生えたんだ….」
「でも、いったいどうしたら人になれるんだ?」
私は物側にも条件があるらしいがわからないことを伝えた。
「肝心な所なのに….あっ!そっか。
イギリスの会社に行けば外の世界も知れるし一石二鳥じゃない?」
成程、頭は冴える方なんだな。
でも上手くいくとは限らないからな。
なんてったって彼の会社は
(昨日飲みすぎましたね…)
後5分という悪魔のサイクルをしようとするイギリス。
私が上に飛び乗るとやれやれという顔をしてイギリスは言った。
「仕方がありませんね!今日からまたやる気を出しましょう!」
そうして勢いよく起き上がり、身支度を始めようとする彼と共に手に握られたこの男フランスもまたやる気を出していた。
「僕も頑張って人にならなきゃね!」
「おや?ラビ何か言いましたか?」
ワン! ワンッ!
「そうですか!今日も頑張ってきますね。」
あいつめ…私に助けさせるなんて
どこまでおしゃべりなんだ…
後で忠告しておかないと
彼がもし人になった時いったいどんなおしゃべりになってしまうのか。
(彼は絶対付きまとうタイプだな….)
ふふふ♡おっといけないつい心の声が
この後2人はどうなるのだろう。
私は心の中で妄想を膨らませた。
ガタン…ゴトン…
さて、あいつは今家にいるし暫くは僕がこの役をやるしかないみたい。
まぁさっき助けてくれたしいいけど….
あいつが言うには絶対にイギリスにはバレない方がいいとのこと。
まぁ何とかなるでしょ!
『あっ、見えてきた』
あそこに忍び込んで人になる方法を探ろっと!
ざわざわざわ…..
『ここがイギリスの会社…』
見た感じブラックな様子はないけど…
「おはようございます!
今日も1日頑張りましょう」
『やっぱりかっこいいよね….』
『だよねー』
声が聞こえるな….イギリスのことか?
確かにイギリスは外では紳士ってあいつも言ってたからね……
なんかいずらいなぁ….ちょっと探索しよっと!
僕はフランスだしね!
ぶるる!
なんか嫌な予感がするな…
フランスのやつ変なことをしないといいが。
−現在時刻 午後3時−
すっかり歩き疲れた僕はイギリスの元に戻ろうとしたんだけど….
「お前、動けるのか!?」
いやぁ、見つかっちゃった☆
目の前の男アメリカに今まで遊ばれていた。
彼なら知ってるかなぁ?
「ねぇね…..」
「何だ!話すこともできるのか!
教えてくれればいいのに….」
君が話すからね….
「アメリカはさ、人なの?」
「……いいや。俺もお前と同じ物だったんだよ」
「いったいどうやって人になれたの!?」
僕が食い気味で聞くとアメリカは頭をかきながら答えた
「お前さ….本当に持ち主のこと好きか?」
「えっとぉー…」
アメリカはその後物が人になるには持ち主からの愛も大切だが、物側の気持ちが大幅に変化した時人になれたと教えてくれた。
「なんつーか、俺の場合は好きだって気持ちがブワァーって溢れてきて気づいたら人になれてたんだ」
「へぇー」
「おい、興味ねぇだろ!俺の日本はな….」
「アメリカさーん!どこですか〜?」
「おっと!俺のキュートな日本ちゃんが呼んでるからまたな!」
そう言いアメリカはすぐ行く!と走り去ってしまった…
僕も戻るか!いい情報も聞けたし!
ガヤガヤ…
なんか騒がしいなぁ…
あれ?イギリスの所からだ。
『ねぇ、またあの人イギリスさんに当たってるよ..』
『上の人も何とかしてくれないのかね….』
ブラックいうのはこれが原因だったんだ…
イギリス……..あれ?……何だこの気持ち….?
僕は不思議になりながらもこっそりバックへ戻った。
次回もお楽しみに!
さて、これまでの流れをまとめましょう。
この世界は物が人になれる不思議な所
そんな物と人とのハーフとしてうまれたイギリスですが、会社でうまくいっていなさそう….
そんな中自我を持つのが彼の1番のお気に入りのぬいぐるみ〔フランス〕です。
彼は人になるため彼の会社にこっそりついて行きますが、調子にのり〔アメリカ〕に見つかってしまいます。
しかし、彼はなんと物から人になった正社員だったそうで、彼に有力な情報をくれます。
上機嫌で戻るフランスですが、そこで起こることとは….!
ここで、次回の予告をしたいのですが、最初にお伝えした通り、私が自分で書くときはリクエストとは別にすると言いました。
それはこの後のストーリーをどうしたいのか皆さんに考えてもらうことです。
期限は日曜日の午後9時までです!
ただ「ハッピーエンド」などでもいいですが、もっと「こんなストーリーが見たい!」という人は詳しく書いてくださればできる限りお答えしたいと思います。
しかしです。私は一度に沢山書く方式が好きなので、今回受けるリクエストは3つにしておきます。
我儘言っちゃってすみません。
早くリクエストしてくださった3名の人のストーリーを書こうと思うのでお早めに!
3名が決まったらまた報告しますので待っていてください。
明日も腐のために頑張りましょう!
コメント
1件
これからのフライギを決めるストーリー.... ぜひ速めにリクエストお願いします!