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おーそーえ!おーそーえ!
おぉ〜?アタルくん、その子もう犯しちゃってもいいんじゃないっすか?♡((キショ
第1章『 侵食 』 3話 。
※ アタル視点
それはある日 、いつものように
アイジが僕の前に現れた時だった 。
星名 . /
「 よ 、また本読んでんのか根暗 」
そう言いながら机にどかっと肘を乗せてくる
アイジに 、僕は小さく笑ってみせる 。
柏木 . /
「 う 、うん …集中 …できるから 」
星名 . /
「 ほんと変わんねーよなお前 。
毎日そんなつまんなそーな事
ばっかしてさ 」
柏木 . /
「 星名 …こそ 、最近元気ないじゃん 」
その言葉に 、アイジの眉がぴくりと
動いた 。
星名 . /
「 はぁ …んなことねぇってば 」
柏木 . /
「 ご 、ごめん …なんか …その … 」
言いかけて 、僕は口を閉じた 。
でも確かに気づいてしまった 。
アイジが 、誰にも見せないようにしている
” 疲れ ” の顔を _____
自分だけが見てしまったことに 。
後日 。
僕は意を決してちょっとだけ
試すことにした 。
放課後 、わざとらしく教室の隅に残り 、
ノートを広げていると 、アイジが
近づいてくる 。
星名 . /
「 おい 、まだ帰ってねぇのか ? 」
柏木 . /
「 …ちょっと 、気になることあって 」
星名 . /
「 ふーん ? 」
アイジはニヤついて 、僕の背後に
立った 。 昔は 、こんな風にじゃれ合って
笑ってた 。
でも 、今のアイジは 、明らかに上から
見下ろすような立ち位置だった 。
僕はそっと顔を上げて 、
真っ直ぐに見つめた 。
柏木 . /
「 星名 …やっぱり無理してるよね ? 」
星名 . /
「 またそれかよ … してねぇ 。 」
アイジの表情が 、一瞬固まった 。
それは予想外だった 。
また怒らすだけだと思っていたのに ____
星名 . /
「 お前こそ最近おかしいんじゃね ?
俺の事観察してるみたいにさ 、 」
その声が 、わずかに震えていた 。
僕はドキッとした 。
( あ 、今僕 、この子を揺らせたんだ )
その実感が 、胸の奥に酷く甘く 、
そして気持ち悪く響いた 。
柏木 . /
「 …ううん 。ちょっと気になっただけ 」
星名 . /
「 あっそ 。 」
そう言ってアイジはそっぽを向いて
出ていったが 、その背中は妙に早足で 、
どこか逃げているようにも見えた _____ 。
僕は 、自分の手が震えているのに
気づいた 。
それが怖さなのか 、嬉しさなのか
もう 、自分でも分からなかった 。
( 僕 、アイジの ” 壊し方 ” …
見つけたのかもしれない )
𝓉ℴ 𝒷ℯ 𝒸ℴ𝓃𝓉𝒾𝓃𝓊ℯ𝒹 ______ 。