テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
「“学園を壊す”ために手伝って欲しいねん。」
「…学園を壊す?」
僕は困惑した。なぜ急にそんなこと言い出したのか。それに…。
「学園が壊れると“怪異が消滅する“って…。」
僕が聞いたことではこう言うことになってた。
学園は怪異の住処であり社。
学園が壊れるってことは住処がなくなる。そして消滅する。
だから怪異は、自分の住処…”境界“に入った生徒をイタズラして追い返してる。
ちなみに大三怪異の境界は旧生徒会室、僕は校庭の花壇。…もう使われてない場所ね。
「そう聞いてたから学園を壊してニャなったんだけど…。」
「ウチらの境界、「旧生徒会室」は中等部とも後頭部とも離れてるやろ?やから、旧生徒会室以外を壊すんや。」
考えても無かった。
考えたこともなかった、の方が正しいかな。
ただ…一つだけ気になる。
「旧生徒会室だけって…僕の境界「花壇」はどうなるの?」
「絶対言うと思った。」
少し小柄な青みがかった白髪の子が話し始める。
「君を三大怪異に迎えようと思うんだ。」
…は?
僕が?三大怪異に?
「てか…そもそもなんで学園を壊すって…。」
「最近鬱陶しいんや。人間どもが。」
僕たち怪異はこの学園が廃墟の頃から住んでいる。
なのにここが学園になって、怪異を面白半分で見に行こうとする生徒が増えた。
「ウチらの学園を壊す計画に協力、そして三大怪異に入る…どや?悪ない話やろ。」
確かに悪くない。
三大怪異になれるって事は、僕の強さが認められたって事。
少しだけ…ほんの少しだけ心が軽くなるかもしれない。
あの事から…ううん、思い出すのはやめよう。
「…いいよ。やる。」
「…お、ホント?嬉しいな。」
小柄な怪異が口元を歪ませる。
これで認められた。ちょっとだけ…ほんのちょっとだけ、心が軽くなったな。
…
私はどうにも納得がいかない。
怪異の活動時間は夕方7時〜夜9時なはずです。どうして今出てきて…。
なにか、嫌な予感がしますわ。
心の中でざわざわと嫌な予感がします。あの時のように。
家族が離れていった…あの時のように。
コメント
7件
多分うち出てきてる!嬉しい!
続編だー!!!次も楽しみすぎるー! 自分が作ったオリキャラが神作に出でるの神すぎッッ!
続き出たあああああああああ神ってますわやっぱ
29
月花咲 (つかさ) 低浮上☆
153