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あれから一週間と二日経ったがあまり変化はない。
窪田は相変わらず馬鹿をやっていて俺は相変わらず平凡に過ごしている。
周りの話を盗み聞きした話なのだが窪田に好きな女が出たらしい。
そんなこと俺には関係がないが窪田はコンビニの前で一緒に笑った仲。
手伝ってやろう。
と、思ったが俺には彼女どころか好きな奴もいたことがない。
人を好きになるとはなんなのか。
そんなの関係なく大人はイケメンと美女であれやこれやし
勝手に子供を作って勝手に家庭が築かれる。
そういうものではなかったのか。
そう自分には疑問が走った。
そう心の中でつぶやいていると窪田が話しかけてきた。
「お前恋愛相談ってできる奴?」
なんと。そっちから聞いてくるとは予想外である。
俺は動揺を隠しながら震え声で
「いえ…」
と小さい声で言った。すると、
「そんなんでもいいから相談乗ってくれよ!」
そうすると最初の質問は絶対要らなかったのでは?
とツッコミたくなるが我慢し、仕方なく渋々相談に乗ってしまった。