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月と太陽

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月と太陽

1 - 月と太陽

♥

102

2025年01月19日

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あ~どうもこんにちは

チッスチッス

人間界の藻屑でお馴染みのアルファです

おら崇めろそして褒めろ(承認欲求の権化)

え?なんでいつもと違うかって???

それは#第4回テノコンに参加してみようと思ってさ、心機一転ってことでこっちにしてみた

安心して?これが終わったらいつものに戻るからさ。

ってことで…


【注意とかもろもろ】

これが彼→『』

これが自分→()

これがその他の人→〈〉

何もなしがナレーター的なやつ

これが強調→【】

嘔吐表現

ドロドロなァイ

酷い言葉遣い

誤字、低クオリティなどなど

それでも良い方は↓








昼過ぎの午後3時

ふと中庭をみれば美味しそうに紅茶とクッキーを頬張る君がいた

(…まぁ~たクッキー?、飽きないの?)

そう、ぶっきらぼうに僕が問えば

『飽きないよ?いる?』

とキラキラした笑顔で答える

そんな彼が…僕は大嫌いだった…はずなのに

いつの間にか、彼と話すのが日課になっていた

(なぁ…お前、そのクッキー誰から貰ってんの?)

『これぇ?モグモグ…』

『これはねぇ~、〇〇から毎回貰ってるんだ~✨️』

自信満々に返す彼をよそ目に僕は嫉妬していた

何故かは分からない

でも、何故か心の奥で支えていて

苦しくて、もやもやしていて

…分からなかった

彼に嫉妬する理由が分からなかった

大嫌いなやつに嫉妬する理由が分からなかった

『お~い!ねぇ!ねぇってばぁ!』

(…んぇ?)

いつの間にか考え込んでたらしい

いきなり頭に入ってきた彼の声に少しびっくりしてしまい変な声がでる

『何?考え事~?』

(……お前には関係ない)

『そっか~』

軽々しく返事を返す彼に少しイラッと来たが

抑え込み会話を続ける

(…なぁ、お前ってさ…好きな人とか…いるの?)

『…え?』

(あっ、いや…ッ)焦

変な事を口走ってしまい焦るが、彼はそんなことを気にせずに続けた

『ん~…僕は〇〇が好きかな!』

『だって結婚したら毎日この美味しいクッキーを作ってくれる訳でしょ?最高じゃん♪』

(そっか………)

そう答える彼に何故か心がギュッと苦しくなる

『あ、もう5時じゃん!?』

『そろそろ帰らなきゃぁ~…』

しょぼくれる彼に、僕はいつものように声を掛ける

(また明日な)

『…うん!』

そうして自分の部屋に戻った

…相変わらず狭くて小さい部屋だ

(ずっと一緒にいれたらなぁ…)ボソッ

そう、呟く

その行為に特段意味は無い、叶う事も

小さい時、お父様からずっと言われ続けた言葉

僕とアイツは月と太陽

だからずっとはいちゃ駄目だって

…家族なのに

だけど、アイツは僕達が家族だってことも知らない。

いっそ、このことを明かせばずっと一緒にいれるだろうか?

…なんて、考えているうちにもう寝ないといけない時間になってしまった

ベッドに横たわり、目を閉じれば

いずれ朝が来るだろう

また明日も、会えたらいいな

そう思いながら眠りにつく


(ん゛…ッ、んぅ~ッ…)

(朝…)

ほら、一瞬で朝になったでしょ?

彼に会えるという気持ちと、 勉強.礼儀作法.剣術などと色々なことを学ばなければならないという気だるい気持ちがあいまって、ベッドから起きたくなくなるが…

〈王子様、朝ですよ起きてくださいッ゛!💢〉

甲高いメイドの声が響く

本当に耳障りだ

だけど彼女が言っていることは間違いではないので従わなければまたお父様に怒られてしまうだろう

(はぁ~い…)

午後2時半

この時間帯から僕達の自由時間だ

やることを全て終えたあとの紅茶は格別だ♪

でもお生憎様、自分はあまり甘いものが得意じゃないためクッキーなどはあまり好きじゃない

それを彼にこの前堂々と言ったら軽く口論になりかけた。

どうぞ、笑いたければ笑えば?

まぁそれでも暴力までいかなかったのは流石と言うべきだろうか?

そんなしょうもないことを頭の中で考え続けていれば、また、いつものように中庭にたどり着いていた。

(ま~たクッk)

『んへへ!ありがとね〇〇!』

〈いえいえ、お口にあったようで光栄でございます✨️〉

いつも通り、そう、いつも通り彼に声をかけようとしたのに

(…だ、れ…?)ボソッ

先客がいたようだ

〈…ギロッ〉

(……ッ゛)怯

僕は思わず怖くて逃げ出してしまった



いつもなら彼と話し込んでいる午後3時

でも、今日はいつもと違った

バタンッ゛…カチャッ、スッ…(ドアを閉めて鍵を閉める

(はぁ…ッ、はぁッ、ハッ、ゲホッゲホッ)怯

頭の中で自問自答を繰り返す

彼の隣にいたアイツは誰だ?

って…

扉から動けない

抑えていないとアイツが追ってくる気がして


気がつくと夜になっていた

夕食の時にも顔を出さなかったから廊下ですれ違ったメイドに酷く怒られた

でも、同時に心配された

〈何故夕食時に顔を出さなかったのですか!?💢〉

〈王様がとても心配してらっしゃいましたよ???💢〉

(あっそ…)

〈~ッ゛💢〉

〈…ッはぁ~〉

〈何か気に食わないことでも?💢〉

(…君はさ、彼がいつも食べているクッキーを作ってる人を知ってる?)

〈何ですか…?いきなり…〉

〈知ってるも何も私と同じメイドじゃないですか…〉

〈まぁ、違うことと言えば【役職】くらいですかね…?〉

(役職…?)

〈えぇ、私は貴方のメイド…そう〉

〈【月のメイド】です〉

(???)

〈そして王子様がおっしゃるもう一人のメイド…それが〉

〈【太陽のメイド】です〉

(…月と…太陽…お父様が言ってた…)

〈…王様から色々と事情は伺っていますよ〉

〈貴方がた2人は兄弟なんですってね〉

〈王子様が月の子孫〉

〈もう片方の王子様が太陽の子孫〉

〈貴方がたのお母様にあたる…王女様が貴方のことを毛嫌いしているのよ〉

〈でも皮肉よね〉

〈王女様だって月の子孫なのに〉

(僕が…月だから…嫌われてるの?)

〈えぇ…何故かはわかりませんが〉

〈でも貴方がこうして生きていられるのも奇跡みたいなものです〉

〈太陽の王子様が貴方より優遇されているのも全て王女様のせいでしょう…〉

〈ですが、王様の慈悲で生かされた…〉

(…ふ~ん)

(…ていうか、本題からズレてない…?)

〈あ…〉

(語り癖は前から変わってないねぇ~…)

〈…太陽のメイドのことでしたよね?〉

(うん)

〈太陽のメイド…彼女は太陽とは逆のような性格をしています…〉

〈とても腹黒く、手に入れたいものは意地でも手に入れる精神を持っていて…かなりイヤな存在ですね…。 〉

(へぇ~…性格だけ聞くと絶対関わりたくない)

〈本人の前で絶対言っちゃ駄目ですからね?〉

(分かってるよ)

〈…信用なりませんねぇ゛〉

(酷いなぁ…全く)

〈まぁ、彼女のことを簡単にまとめると〉

〈腹黒メイドってことですかね!〉

(君ってその子のこと嫌い???)

〈いえ、全然?〉ニコニコ

(そっか)

(まぁ…教えてくれてありがと)

〈いえいえ…ッて!💢〉

〈結局なんで夕食時に顔見せなかったんですかぁッッッ!💢〉

(はいはい、もう寝るから、おやすみ~…)

そう言い、強引に扉を閉める

…明日は彼と喋れるだろうか



(んん゛…ふぁ~…朝かぁ…)

(…いやだなぁ)

また同じ一日の繰り返し

こんなことして何の意味があるのだろうか?

まぁもう考えるのもめんどくさいな

今日は中庭で本でも読みながら彼と喋るとするか…



(はぁ~…やっと終わった)ボソッ

(長い階段を登りながら呟く)

(えぇ~っと…お、あったあった…!)ボソッ

本棚の中にしまってある一冊の本を取り出す

昔から本は大好きだ、全てを忘れその物語に没頭できる

素敵だとは思わないか?

(~♪)

気分は高揚、だったが…

〈あら、昨日の…〉

(あっ…えっと…)怯

最悪だ

彼の隣には今日も〇〇がいた

〈……………〉

〈クッキーでも…いかがですか?〉ニコッ

(えッ…?)動揺

今ここで断れば間違いなく最悪な展開になるだろう、それだけは確信できる

『ほらほら~、食べてみなよぉ~!✨️』

笑顔で進めてくる君の笑顔に勝てず、差し出されたクッキーを手に取る

(えっえっと…ありがとうございます…?)

〈作りたてが一番美味しいんですよ!〉

〈是非今ここで召し上がってくださいな〉ニコッ

(えぁっ、えっと…)汗

(そ、そうなんですね…)

(じゃあ、いっ、いただきます…)焦

明らかに推し進めてくるメイドの圧に勝てず

クッキーを一口頬張る

(…………)汗

〈………………〉圧

明らかに今ここで全て食えという圧を感じる

気の所為なんかじゃない

絶対そうだ

焦りつつも、少し大きいクッキーを食べ終える

(おっ、美味しかったです…!)焦

〈…そうですか〉ニコッ

『あっ!そうだ!、見てよこれ~✨️』

(ん…?)

彼の手にふと目をやれば

色鮮やかな宝石のかけらがあった

(こんなの…どこで手に入れたの?)

『ん~?落ちてた!』

(えっ?どこに?)

『調合室…?とか言うところに!』

(おまっ、それ…毒性があるやつじゃ…)

『えぇっ!?嘘ッ』

(まぁでも、粉末やらを口に含んだり吸ったりしなければ大丈夫だ)

『そっ、そうなんだぁ~…良かったぁ…』汗

『ほんとに賢いよね~!君って!✨️』

(まぁな)

『ちょっと~、もっと素直に喜んでくれたっていいじゃぁ~ん』ムスッ

(はいはい、ありがたいありがたい…)

『雑いよッ!?』ムスッ💢

(…ありがと)

『んへへぇ~♪どういたしまして』

何じゃそりゃ…

いつか誘拐犯とかにころっと騙されてしまうんじゃないかと思うほどに単純な奴だ…

『□、_a./~…?』

(ん゛…ぇ…?何て…?)

何だ…?よく聞こえな…

(ゴホッ…ゲホッゲホッ)

(んん゛ぅッ…)

気持ち悪…

『ねぇ!ねぇ!?大丈夫…?』

心配そうに見つめる彼の視線が痛かった

(大、丈夫゛…)

(でも…今日はちょっと…も、帰る゛…)フラッ

『えっあっ、うん!分かった…』汗

『だけど…1人で帰れる?』汗

(大丈夫だから…ッ゛)

『そっ、そっか…』汗

『また明日ねッ!』

(…ッ)コクリッ

吐き気と頭痛でうまく声が出せなかったが

力のかぎり頷く

多分…伝わってるはずだ

…遠い

何でこんなに部屋が遠いんだ?

あともう少しのところでしゃがみ込んでしまう

(ゴホッ、ケホッ…う゛ッジュルッ)

(ゴフッ゛ゲホッゲホッ)

口まで出てきた吐瀉物を無理やり飲み込む

重い足を無理やり動かし、やっとの思いで部屋にたどり着いた

ガチャッン゛カチャッ(ドアを閉め鍵を閉める

乱雑にドアと鍵を閉め、ごみ箱に顔を寄せる

(おぇ゛ッゲホッゲホッ、はぁッ)涙目

ひたすらに込み上げてくる吐き気と頭を引き裂くような痛みに思わず涙目になってしまう

(ゴポッ、おぇ゛ッ…ク、ドロォッ゛…ビシャッ)涙目

嫌でも聞こえてくる自分の嗚咽とごみ箱に落ちる吐瀉物の音

(コホッ゛う゛プ、ケホッ)涙目

〈王子様~?夕食の時間ですよぉ~!〉

〈王子様~?💢〉

甲高いメイドの声に思わず耳をふさぎたくなるが、まず第一に塞がなければならないのは口だろう。こんな状況見られたらきっと大袈裟な態度で色々言われるだろうからだ

だから居留守を使った

(~ッ゛ッ…ㇷッ゛ぅ……ッ)涙目

必死に口を抑えて、出てくる【ソレ】を飲み込んだ

〈はぁ~…💢〉

〈全く…どこ言ったんですかねぇ…?💢〉

〈…困った人ですよ、ほんとに…💢〉

だんだん声が遠ざかっていくのが分かる

その安堵感でまた吐いた

(ゲホッゲホッ゛おぇッ゛う゛っ)

いくら吐いても無くならない吐き気

目眩で横にぶっ倒れてしまう

(ケホッ、ゴポッ…うぇ…ッポロポロ)泣

苦しみと同仕様もない辛さに思わずないてしまう…。

(はぁっふッ…ケホッ、ゴポッ…ドロドロ…ッ゛)泣

床に吐瀉物をぶちまけいよいよ取り返しがつかなくなってきた

冷たい床に体温を奪われ、だんだん視界もぼやけてきた

(はぁッ、はヒュッッッゴホッゴホッ、おぇッ゛)泣

次第に呼吸さえもあやふやになっていき

(あ゛、うぅぅ゛ふッくっ、苦しッ゛ポロポロ)泣

(ゴポッドロォッ゛…ケホッ、く、へぇあッ゛!?)泣

(うぁッ゛ぐッ、ちっ、血゛…ッ)泣

(ケホッ゛あぁ…う゛…ッ、はぁ…ッぁ…)泣&吐血

気づいたときには



(………ん゛ッ、ん~……)

(ん…ぇ、?)

〈!?〉

〈王子様!良かった…良かったぁッ゛!〉涙目

涙目のメイドが目の前に居た

本当に大袈裟な奴だ

〈お医者様から聞きました…〉涙目

〈毒性のものを食べたんですってねぇ!?〉

〈何でそんな危ないものを食べたりしたんですか!〉

(食べた…覚えなんてな)

(ゲホッゲホッ、コホッ…おぇッ゛)

渇ききった喉に適応しきれてなかったのか

思わず嗚咽してしまう

〈王子様ぁ!?〉

本当に大袈裟過ぎる、頭に声が響くから物凄くやめて欲しい

(ん゛、ぅ゛…だ、ぃ…丈夫だから…)

(声…大きいの゛…やめ、ゲホッゲホッ)

〈あぁ、すみません…〉小音ボイス

面白い奴だ、いつもは素直に言う事聞いてくれないくせに…

〈…毒性のもの、何で食べたりしたんですか…〉

(だから…食べた覚えなんて…無いよ)

〈だったら何ですか…、誰かに毒を盛られたとでも…???〉

(そんなの…分かんな゛、ケホッ)

〈とっ、取り敢えず…〉汗

〈お医者様からは数週間は部屋で休むようにと…〉

〈それと、これ、 毒性の効果を薄める薬です…〉

〈一応応急処置はしたそうですが、完全に毒が抜けきったわけでは無いらしくて…〉

(そっか、…)

〈取り敢えず、私や他のメイドが毎回時間になったら薬を渡しに来ますのでご安心を〉

(分かった…)

そう言い残し、彼女は仕事に戻った

…正直まだ体は怠いし頭は痛い

でもそんな我儘に付き合ってくれるほど彼女も暇じゃないから

(はぁ~…ッ、しんど…)ボソッ

剣術とか勉強とかがしばらく無くなるのは嬉しいけど…彼と会えなくなるのだけが残念だ

……何で残念なんだ…?

俺は…アイツのことなんか大嫌いなはずなのに

…そもそも何で大嫌いなんだっけ…

(も゛、いいや…寝よ…)ボソッ

上手く回らない頭を休めるために僕は眠りについた…



…夢の中だろうか?

『ほら見てよ!凄く綺麗なお花だよ!?✨️』

とてもキラキラした笑顔で話す君にとても嫉妬していた…

そうだ…思い出した…

陰湿で愛想が悪い僕とは違う…

明るくて、優しくて、周りにも恵まれている君が…僕は…

【 大 っ 嫌 い だ っ た ん だ … 】



(はぁっヒュッッッ)ガバッ

(は、ァ…はぁ…ゴホッゴホッ)

気づけばもう昼時だ

毒のせいだろう、呼吸が苦しい…

(~…ッ゛~ッ゛)

喉から変な音がする

しばらく呼吸を整えていたら、ドア越しにメイドの声が聞こえた

〈王子様~ッ!昼食の時間ですよ~!〉

(んぅ゛…あぁ…)

ここまで持ってきてくれたのだろう

そう思い、上半身だけ起こす

…いつもなら簡単に起きれるのに

〈食べなきゃ元気がつかないですからね!〉

(ん~゛分かってるよ…)

(パクッ…)

美味しい…けど、ちょっと量が多い…

(も゛、無理…ッ)

〈少し多かったですかね…〉汗

〈あっ、薬…〉

そう言われ、粉薬を渡される

正直あんまり好きじゃない

というか薬が好きなやつなんていないだろ

(ん゛…ゴクッ…ゴクッ…ケホッ、)

苦い…

〈それでは私はこれで…〉

(…はぁ~)

退屈だ

少しくらいなら外をでても大丈夫だろう

ガチャッ…(ドアを開ける

(…ッ)

まただ…今日もアイツが彼のそばにいる

〈ギロッ…ジ~ッ〉

(ひッ、ぁ…ッ)怯

思わずしゃがみ込んてしまった

怖い

まだ見られている気がする

(…部屋、戻ろう…)汗



夕食時…ノックの音が部屋に響く

(ん゛ぅぅ…?)

〈彼女の代わりに、私が薬と食事を持ってまいりました…!〉

(…ッ!?)

はぁッ!?

何で…アイツが…ッ

(えっあっ…ありがとう…ございます…)汗

〈では、失礼いたします…〉ニコッ

(……………)

この食事に毒とか入ってないよな???

(…………ッ)

(パク…モグモグ…)

うん、美味しい

大丈夫そうだ…よかった

取り敢えず何とか半分以上は食べれた

申し訳ないけどこれ以上食べるとリバースしそうな気がするので残させてもらうことにした

(…ッ、はぁ~)

やっぱり薬は嫌いだ

だけど飲まなければいつまでたっても彼に会えないから、頑張って飲むことにした

(ゴクッ…ゴクッ…ゴクッ… )

(…ッはぁ…)

(ケホッ…おぇ゛)

苦い…ッ゛、苦味だけでもどうにかしてほしいものだが、そんなことできていたら医者も苦労しないか…

(………ッ゛?)

喉に違和感があるような…?

(ッ゛!?ゴポッおぇぇッ゛)

クソッ最悪だ💢

もう少しアイツを警戒するべきだった…ッ゛💢

毒か?嘔吐剤か?

どちらにせよ苦しい事には違いない…

(ケポッコポッ…はぅッ゛、おぇぇ…ッ゛)

さっき食べたばかりだから固形物の物もちらほらでてくるのが目に見える…

冷たい空気に吐瀉物の匂いがより鼻に来て吐き気が加速する

(ケホッゲホッ、ハ~ッ、おッ゛うぅ゛)涙目

(や゛ば、ぃ…ッ゛ケホッ)涙目

(カハッ゛、ゲホッゲホッ…コホッ、うぇ゛)涙目&吐血

まただ…毒のせいでまた吐血してしまった

…また気絶してしまうのだろうか

また…メイドの口うるさい説教が待ってるのだろうか…

どちらにせよ、今はもう…いいか…



あれから数カ月

毎日毎日彼の隣には〇〇が居た

もう何ヶ月も彼と会っていないせいで自分のことを忘れ去られていそうで怖かった

もうほとんど回復したが

今でも気を抜けばぶっ倒れてしまうだろう

以前よりも体が弱くなり無茶ができなくなってしまった

はぁ…彼になんて声をかけて会いに行けば良いだろうか

(…調合室)

考えながら歩いていれば自分の部屋とは程遠い所まで来てしまった

ガタッ…バリーンッ゛!(何かが割れる音

(ッ゛!?)

(調合室から…?)

(……………)

直感的に怪しいと思ったから、まず聞き耳を立てることにした

(………………ッ)

〈うふふッ…この薬が完成すればあの王子様は私のもの…ッ♡〉

〈あとはこっちの毒も完成させて~…王子様にへばりつく”ゴミ”も始末しちゃいましょう♡〉

〈んふふふふふふふふッ゛♡〉

(…ッ)引

何となく予想はできていた、が

そこまで僕の存在が邪魔だったとは…

それよりも、このままアイツをほおっておいてはマズイ…

なんとしてでも止めなければ…

でもどうやって…?

考えてるうちにドアを開けていた

〈ッ゛!?〉

(あっ…ッ)

〈…聞いてたの?〉

(いやえっとあのッ゛)焦

〈…まぁいいわ〉

〈今ここで殺してしまっても計画には支障をきさないわ…ッ゛!〉

(ひぁッ゛!?)避ける

アイツッ゛、ナイフで攻撃してきやがった…

今のこの体で全ての攻撃をかわしきれるだろうか?

いいや無理だ…

いっそのことここは三階だ、窓から突き落とすか?

…そんなことしたら僕が処刑されかねない

どうすればッ…

〈死ねぇッッッッッッッ゛!💢〉

(クッソ…ッ゛)

グシャァッッッッッッッッッ゛!ドロォッ…ボタボタ…

〈あ゛、ぐ…ッ〉バタンッ…

(~ッ゛、~ッ゛…ふ、ぁ…)

…やってしまった

反射的にとは言え解剖用のメスで刺すなんて…

(ケホッ、はぁッ…あっあぁ…ッ゛)怯

『ねぇ?大きな音がしたけどどうし…た、の…』

(あ…ッ゛ )

最悪だ

今一番会いたくない人に会ってしまった

(あぅ゛ッ、えぁッ、えっと違ッ゛)怯

(これは違くてっ!)焦

(反射的にッ゛)怯

(いやでも刺したのは事実、でぇッ)混乱

(あ、ぁ?いやッで、もッ…はぁッ)混乱

(ゲホッゲホッ、はぁッ…はヒュッッ)過呼吸

『……………………』

やめて…ッ

そんな目で僕をみないで…ッ!

やめてよ…やめて…

ただ…君を…助けようと…した、だけなのに…

(あはッ、はぁっ…あぅッ゛ケホッ)混乱

(ヒュ~ッ゛)混乱

『…………』近づく

(や、めッ゛…来ない、でッ)怯

(おぇッ゛ふッケホッ)怯

(はぁッヒュッッッケホッ゛)膝をつく

今起こっていることが受け入れられず

僕は

(あ゛っあ…ッポロポロ)泣

バタンッ…

倒れてしまった







『…』お姫様抱っこする

『はぁ~…ッ』

『僕の為にこんな事までしてくれるなんて』

『んふふ…』

『【アイシテル】よ…』



















『お兄~ちゃん…♡』


















多分裏話とか詳しい設定とかはいつか雑談部屋

で話すよ(多分)


ここまで見てくれた方、楽しんでもらえた方は光栄でございます…!✨️

それでは、いつもの挨拶で締めましょうか!

せ~の!

アディオス☆

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