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百合ちゅーい

創作


桜が舞う春、 毎年の様に遥といつもの場所へ来ていた。

『桜、綺麗だなぁ』

「そうだね」

踊る様にに散る桜を眺める遥の横に座り込む。

『毎年満開なんだよな〜笑』

「何処かしこも元気に咲いてるよね」

遥は私の言葉に同意する様に、1度頷いた。

『…落ち着くなぁ』

『未来とずっと居たからかな』

ここは幼い頃からの私たちの秘密基地でもあった。

「私達が子供の頃から居るもんね」

『ずっとここに居たいなー…』

「ね、私も」 

『…でも、』 

『未来とはもう来れないんだ…』

 風が強く吹いた。

桜が踊るように舞う。 

『…未来と、もう一度ここへ来たかったな、笑』

 「…遥、いるよ…」

「私、ここにいるよ…、笑」

もう声は届かない。

遥に触れることも出来ない。

『なんで…、』

遥の肩が僅かに震えている。

『なんで…しんじゃったの…、?』

『大好きだったのに…、まだ言ってなかったのに…っ』

胸が苦しい。

『…こうなるなら、嫌われてもいいから伝えとけば良かった…っ』

「私も、伝えたいことがあったのにな、笑」

「…遥」

「愛してるよ。」

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コメント

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わぁー、悲しっ、

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1コメー

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