コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
猫
「はぁ、疲れた、疲れた、、」
猫
「やっぱし無闇に力使うもんじゃあねぇーな」
そう猫は言いながら木の上に行く
猫
「けど、、面白くなってきたな、」
???
「何が面白くなってきたじゃあ、ばか者」
猫
「げ、この声はジシイ」
そう猫が言うと上から猫と同じ青年、、犬が降ってきた
犬
「姿が見えんと思っておったら、、まさか未来と居たとはな」
猫
「良いだろ別に、首魁らには報告したしー」
犬
「報告したと言うが儂らは首魁様から魔法騎士達について調べをまだやっておらん」
犬
「気を抜くのはそれが終わってからじゃあ」
猫
「へぇーへぇー」
猫達はそう話しながら魔法騎士達のいる各アジトへと向かう
各アジトへ向かうと外には沢山の魔法騎士がおりどうやらユリウスからの任務を伝えられているようだ
猫
「早いねぇー」
犬
「任務が始まれば、こちらは動きずらくなってしまう、、しかし今この場で騎士達を攻撃してしまえば、、」
猫
「捕まるな、、どうするよジシイ」
犬
「首魁様に連絡をしてくる」
と犬は言うと自身の能力と猫の能力を使い環へ連絡をした
連絡を終えた犬が戻った来た
猫
「首魁は何て?」
犬
「魔法騎士を何人か迷わせて、ダイヤモンド王国の攻撃に思わせよとの事じゃあ」
猫
「ダイヤモンド王国にねぇー、、、」
そう猫は言うと自身の力で現在魔法騎士達が話しているアジト全ての時間を自身の思うがまま、、過去、言わばループ状態にした
猫
「これでどうよ、全アジトの魔法騎手がループ状態だか、何人はループしている事を知らない」
犬
「ほぉ、、、では儂も」
犬もそう言うと自身の力で全てのアジトを空間に閉じ込めて、何時に同じアジト、同じ道を作った
猫
「ジシイえぐっ!!」
犬
「お主が言えた事か、、じゃあがこれで少しは動き安くなったであろう?」
猫
「そうだな、、、頑張ってループから出ろよ?魔法騎士共」
そう猫達は言いながら彼ら魔法騎手達の実力と経験、信頼を調査、見た
金色の夜明け
ヴァンジャンス
「では皆、任務へと向かってくれ」
そうヴァンジャンスが言うとユノ達は返事をした
ユノ達
「はい!」
返事を終えたあとユノ達は自分達が担当する場所へ向かおうと準備をしていた
ミモザ
「アスタさんは大丈夫でしょうか、、」
クラウス
「魔法帝の話し、仮説を聞く限り大丈夫だと思うが、、、心配だ」
ユノ
「アスタならきっと大丈夫です、、」
クラウス
「ユノ、、、」
そうユノ達は話しながらアジトから離れようとした時
突然、強烈な眠気が襲ってきた
クラウス
「な、、、き、ゅ、ね、、む」
ミモザ
「ふぁ、、、」
ユノ
「な、、、なん、、、だ、、」
ユノ達は眠気に抗えず目を閉じた
チクタク、チクタク、チクタク、、、
ヴァンジャンス
「では皆、任務へ向かってくれ」
ユノ達
「はい!」
そうヴァンジャンスが言うとユノ達は返事をした
ユノ達
「はい!」
返事を終えたあと、ユノ達は自分達が担当する場所へ向かおうと準備していた
ミモザ
「アスタさんは大丈夫でしょうか、、」
クラウス
「魔法帝の話し、仮説を聞く限り大丈夫だと思うが、、、心配だ」
ユノ
「アスタならきっと大丈夫です」
クラウス
「ユノ、、、」
そうユノ達は話しながらアジトから離れようとした時
突然、強烈な眠気が襲ってきた
クラウス
「な、、き、ゅ、ね、、む」
ミモザ
「ふぁ、、、」
ユノ
「な、、、なん、、、だ」
ユノ達は眠気に抗えず目を閉じた
チクタク、チクタク、チクタク、チクタク、、、
ヴァンジャンス
「では皆、任務へ向かってくれ」
とヴァンジャンスが言うとユノ達は返事をした
しかし、、ミモザはしなかった
ユノ
「ミモザ、どうした?」
クラウス
「返事しないとは」
ミモザ
「ユノさん、、クラウスさん、、この返事二回目ですわ、、」
ユノ
「二回目?」
クラウス
「なにがだ?」
とユノ達が聞くとミモザは言った
ミモザ
「ですから、、私達はもう二回目返事しているんです!」
クラウス
「二回?、何を言っているんだ?返事はまだ一回だぞ?」
ミモザ
「違います!、二回目です!」
とミモザがクラウス達に分かって貰おうと説明するがクラウス達は全く分からなかった
クラウス
「ミモザ、、疲れているんだな、、」
ミモザ
「違います!、疲れてなんて、、、」
ユノ
「クラウス先輩、少し休んでから行きましょう、ミモザを休ませた方がいいかと」
クラウス
「そうだな、、少し休もう」
そうクラウスが言うと各自休んだ
広場
ミモザ
「どうして、、誰も信じて下さらないのでしょうか、、」
???
「何を信じないんだ?」
ミモザ
「あ、この声は、、ランギルス副団長!」
ミモザがそう言って後ろを向くとそこにはランギルスの他に多くの団員がいた
ランギルス
「ミモザ、、さっきの話しだか、、何を信じないんだ?」
ミモザ
「はい、、実は、、」
ミモザはランギルスに同じ事を二回目している事を話すとランギルスはミモザも同じかと呟いた
ミモザ
「同じ、、と言う事は!」
ランギルス
「あぁ、此処にいる団長はミモザと同じように同じ事を二回目している」
ミモザ
「皆様もですか!?」
アレクドラ
「あぁ」
ハモン
「えぇ」
そう皆自分達もだと言う
ランギルス
「どうやら、これはループと言う現象のようだ、、、いや、、魔法と言ってもいい」
ミモザ
「ループ、、」
ハモン
「同じ所から何回も何回も始まる事ですねぇー」
アレクドラ
「だか、この状況を見るにループしている事に気付かない者がいるようだ」
ミモザ
「気付かない者、、!クラウスさんとユノさん!」
ランギルス
「それとヴァンジャンス団長もだ」
ランギルス曰く、ループである事を知っているのは此処にいる団員だけのようで残りはループだと知らないそう
ミモザ
「そうですが、、ならこの状況は、、」
ハモン
「どの団も同じ状況ですよ、先ほどランギルス副団長が連絡をしましてねぇー」
アレクドラ
「どの団もループしているらしい」
そうランギルス達がミモザにそう説明する
ミモザ
「状況は分かりました、、そして、どうするべきか」
ミモザ
「このループから脱出する事です!」
ランギルス
「そうだ、、だかまず始めにやらなければならない事は皆がループする前の行動を話し合おう、僕はヴァンジャンス団長と任務へ向かう途中に突然、眠気に襲われたよ」
アレクドラ
「私もです」
ハモン
「私も同じく」
そうアレクドラ達が言うと皆も同じくと言った
ランギルス
「皆もそうか、だが共通点が分かった、皆か任務へ向かう途中と言う事だ」
ミモザ
「確かに!、ならこのループの魔法をしている何者かは任務に行かせないようにしていると言う事ですか!?」
アレクドラ
「そうなるな、だかこの任務をしてほしくない者など一人しかいない、、」
ミモザ
「!、アスタさんの体を乗っ取った、女の子ですね!」
ハモン
「えぇ、ですが女の子がこのような無敵な魔法を使えるはずありません、、ですか普通の女の子ではなく魔法で小さくなった大人の可能もあります」
ミモザ
「なるほど!、ならばこの魔法を使用している女の子が!」
ランギルス
「近くにいる可能性が高い」
とランギルスは言うとミモザ達にこう言った
ランギルス
「皆!、このループ魔法を何としても脱出するためにこのアジト全体を調べる!何としても脱出する!」
ミモザ達
「はい!」
そうミモザ達は言うと各自アジト全体を調べた
猫
「あははは!!!!!」
犬
「これ、猫、笑うでない」
猫
「だってよ!、アイツら!!あははは!!!!!」
と猫は再び笑った
猫と犬は現在、全ての団の行動、話し、魔法、能力、全てが見れる空間の中にいる
猫
「けど、アイツら全部と言えんがほとんどの仮説違うし?」
犬
「ハモン殿とシャーロット殿、レオ殿の説明を少し惜しかったの」
猫
「だな、未来は子供で魔法は俺とジシイ、だが任務を妨害しているのは真実」
犬
「じゃあが、ランギルス殿達はこのループからの脱出は出来るであろう」
そう猫と犬が話していると青杖代と黒杖代が現れ、中から馨と鏡夜が出てきた
馨
「やっほー!、順調ー?」
犬
「馨殿、副首魁様」
猫
「何しに来たんだよ、任務妨害ちゃんとしてんぜ?」
鏡夜
「その任務妨害を早く終わらせろ、ついさっきダイヤモンド王国の魔法騎士がこちらに来ている事が分かった」
猫
「首魁らがやればよくね?、強いんだし」
馨
「僕らもそう言ったんだけどさぁー、殿が流石に戦ったら色々ダメって言うんだもん」
と馨が言うと猫は面倒さそうに時間を元にもどし、犬はダイヤモンド王国の魔法騎士がいるであろう場所までミモザ達を移動させた
すると、ミモザ達は驚き直ぐに攻撃体制にはいる
馨
「おー、流石魔法騎士」
鏡夜
「行動力が良いな?」
と馨達が話していると犬が聞いた
犬
「副首魁様、大体の魔法騎士達の魔法と力が分かりました、これからどうすれば宜しいですか?」
猫
「そうそうどうすんの?」
そう犬達が聞くと鏡夜はこう言った
鏡夜
「何、未来達に動いて貰おうと思っている、、と言いたいが既に行動している」
猫
「げ、マジが、俺らも行った方が、、って行かなくてもいいか、どうせ魔法騎士相手に負けるとは思えん」
馨
「あははは!!、確かに!何なら今くしゃみしてるかもな!」
陸
「クシュン!」
未来
「クシュン!」
推
「未来よ、大丈夫か?」
乱
「陸よ、寒いか?」
そう推達が自身達の前にあるスープを二人に渡した
陸
「ありがとう、大丈夫だ」
未来
「誰か噂してるかな?」
推
「それは分からんが、早く食べないと冷めてしまうぞ」
未来
「そうだね!」
未来はそう言うとスープとパンを食べた
陸達は現在、泊まっている宿泊の近くにあるレストランに来ている
中は混んでは居なく、人も少ない
推
「ここは人が今の時間帯は空いているようじゃあな」
陸
「そうなのか?」
乱
「うむ、魔法騎士達がたまにきて宴会をしているそうじゃあ」
未来
「ふぅーん」
そう未来は言うと再びスープを飲んだ
何故、陸達が此処にいるかというと魔法騎士達がアスタを見つけるために血眼になっているはずと思い魔法騎士達の姿が見える場所を探していたのだ
乱
「しかし、いくら場所を探しても見つからな」
陸
「それどころか、魔法騎士達を見かけないんだが、、、まさか環さん達なにかしたんじゃあ、、」
未来
「もう、お兄ちゃんは考え方すぎたよー」
未来
「環お兄ちゃん達が何かしたとしても未来達は動くだけだよ、それにもし魔法騎士達が未来達を見つけたとしても、、」
フワ
未来
「これがあるしね」
そう未来はアスタのグリモワールを本に見せかけて陸達の目の前に出した
陸
「確かにそうだか、、って無闇に出すなバレたら、、」
未来
「大丈夫だよ、、だってこの本、回りの人は絵本に見えるよう幻術魔法してるし」
そう未来は言うと陸ははぁーとため息をついた
そして、スープとパンを食べ終えた陸達はレストランから外へ出た
陸
「さて、未来これから何処に行くこの辺もうちょい探して見るか?」
未来
「うん!」
陸達は人混みの中バラバラにならないように進んで行くと細い道を見つけ入った
陸
「皆居るか?」
未来
「うん」
乱
「うむ」
推
「うむ」
陸
「そうか、表は人混みだしこの細い道行くぞ」
未来達
「了解」
陸達は細い道へと入って進むと推と乱が陸達を後ろに隠した
陸
「何だよ、乱」
未来
「どうかしたの?、推?」
そう陸達が聞いた次の瞬間
突然、目の前に沢山の魔法騎士が現れた
しかも、その魔法騎士達はクローバー王国ではなく他国、、ダイヤモンド王国
乱
「陸、少し離れておれ」
推
「未来も少し離れておれ」
推と乱はそう言うとダイヤモンド王国の魔法騎士達を一瞬にして沢山の白い蛇、黒い蛇で拘束した
ダイヤモンド魔法騎士
「な、何だ!こ、これは!」
乱
「安心せぇ、この蛇達は無害、、しかし何かすれば」
推
「害となる、、分かるな?」
そう推達が言うとダイヤモンド魔法騎士は頷き推はダイヤモンド王国の魔法騎士達全員の記憶を消し、近くの村へ彼らを置き去りにした
陸
「おいおい、大丈夫かこれ?」
未来
「大丈夫だよ、記憶消したしさ」
推
「そうじゃあよ、大丈夫じゃあ」
陸
「なら良いがな、、」
と陸達は話しながら道をあるいていると草むらから時と空が現れた
時
「お、此処に居たのか」
空
「人違いでは無かったか」
陸
「時、空、どうして此処に?」
時
「首魁達と居るの疲れたから来た」
そう時が言うと陸達は時達を抱き上げた
陸
「そうか」
空
「ずっと、、歩いていたからの、、疲れたわい、、」
時
「俺も、、」
未来
「ふふ、お休み、環お兄ちゃん達には未来達から言っておくからね」
そう陸達が言うと時達は静かに目を閉じた
暫くすると寝息が聞こえ、推と乱は時達をじっと見ている
陸
「推、乱どうした、そんなに時達をじっと見て」
乱
「いや、、時と空は本当に陸達が好きなんだと思っての」
未来
「あはは!!、だってなん百年一緒に居ると思ってるのさ」
推
「妾達も未来達が好きじゃあ、、猫と犬は嫌いじゃあがな」
陸
「環さん達は?」
乱
「首魁達は、、、怖い存在、、いや反発しては行けない存在で、、逆らいたくない」
陸
「あー、、分からんなくもないな」
陸
「環さん達、七不思議だし力強いからな」
未来
「そうだねぇー」
と陸達は話しながら歩いていると前から金色の夜明けのユノ、クラウスがやって来た
ユノ
「すまない、少し良いか?」
陸
「あ、金色の夜明けの、、」
クラウス
「この辺でダイヤモンド王国の魔法騎士を見なかったか?」
陸
「いえ、見ていません」
ユノ
「そうか、協力感謝する」
そうユノ達は言ってその場から離れて行った
未来
「うゎー、お兄ちゃん嘘ついたー」
陸
「うるさい、しかないだろうがああ言うしか」
乱
「じゃあな」
陸達はそう話して再び歩いた
道のとうりに陸達は進んで行くと行き止まりになり道を戻った
陸
「行き止まりだったな、、これからどうする?」
推
「そうじゃあな、、人混みが多いが町に出るしかなかいの」
陸
「だな」
陸達は細い道から出て表に出てぶらりと歩いていると推と乱が小声で陸達に言った
推
「陸、未来、、、妾達つけられておる」
陸、未来
「「え?」」
乱
「振り返るでないバレてしまう」
陸達は見ているのがバレない程度に後ろを振り返るとそこには黒の暴牛のバネッサ、ノエル、フィンラル、金色の夜明け、ユノ、ミモザがフードを被り、少し距離をおきながらついてきていた
陸
「何で着いてきてんだよ!?」
未来
「まさか、、」
推
「そのまさかであろうな、ユノとクラウスが怪しいとでも思い妾達を調べたのであろう」
乱
「そして、何かを掴み着いてきておる」
陸
「その何かってなんだよ?」
乱
「知らん、だかこのまま着いてこられると面倒じゃあ、、、人気のない場所で倒すしか」
陸
「やめろ!、色々とアウトだ!環さんに報告、、」
と陸が言いかけていると未来が言った
未来
「なら、未来に任せてよ、良いこと思いついたからさ!」
そう未来は言うとそこから消えた
陸
「おい!、、、って何するきだよ、、」
一方、消えた未来は姿を隠し屋根にいた
未来
「さて、、やるかな」
と未来は言うを姿をアスタへと変えて姿を現した
すると、ユノとノエルが直ぐに未来もといアスタを見つけて飛んでやって来た
未来
「おー!、ユノ!、ノエル!どうしたんだよ!そんな怖い顔して!」
と未来はアスタの声、テンションで言うとノエルとユノがグリモワールを開き攻撃態勢に入りこう言った
ノエル
「黙りなさい、アスタの声で騙そうなんて百年はやいわ!」
ユノ
「お前はついさっきあった子供だな、姿を現せ」
未来
「子供?、何言ってんだ?ユノ?子供って、、もしかしてあの子達の事か?」
そう未来は言うとある場所を指差した
指差した所には陸達がいた
ユノ
「!、二人居るだと!」
ノエル
「ミモザ!」
ノエルは通信魔法具でミモザに聞くとミモザは変化は無かったと伝えた
ユノ
「どういう事だ、、あの情報は嘘だったのか、、?」
未来
(情報?、、、まさか記憶の消し忘れをした?、、、けどあり得ない、、だとすると、、、まさか!)
そう未来が考えているとユノが風で攻撃してきた
シュン!!
未来
「っ!」
未来は五つ葉のグリモワールから剣を取り出し風を切った
未来
「ユノ!てめぇー!何しやがる!」
未来
「俺を殺す気か!」
ユノ
「いい加減にアスタの真似は止めろ」
未来
「だから!、真似って何の事、、」
と未来が言っている時
???
「闇魔法、闇纏!」
未来
「な!」
後ろからヤミが現れ攻撃してきた、しかし未来は間一髪逃れた
ヤミ
「ちっ!、避けたか」
未来
「ちょ!、ヤミ団長何するんですか!?」
ヤミ
「何って、攻撃だが?、、、うちの団員返して貰おうか」
未来
(おっーと、、これはもう無理けぇーだね)
未来はそう思い言った
未来
「ふふ!、あーあ!、まさかアスタお兄ちゃんの団長さんが来るなんて驚いたよ!」
ヤミ
「ほぉ、これが報告に聞いた女の子ねぇー、まさにガキだな」
未来
「酷いなぁー、ガキ何て、確かにガキだけどさぁー」
未来
「ただのガキじゃあないよ?、、」
そう未来は言うと空へと飛んだ
空へ飛ぶとユノとノエルが追ってくる
未来
「流石、風魔法と水魔法だね、、、ならこれはどうかな?」
未来はそう言うと手を高く上げた
すると、手を高く上げた所から黒い雲が渦のように現れノエルとユノに向けて投げた
ノエル
「!、こんな雲消せば、、!」
そうノエルが攻撃しようとした時ユノがノエルを掴み黒い雲から離れた
ノエル
「ちょ!、何すんのよ!」
ユノ
「あの雲は雷雲だ!、水の滴と俺の風で大雨、強風になる!」
ノエル
「何ですって!」
未来
「あははは!!!、流石ユノお兄ちゃんだね、、でも残念、、さっきの攻撃でもう大雨と強風なるよ」
と未来が言った次の瞬間、先ほどまで晴れていた空が真っ黒になり大雨と強風になった
ノエル
「これじゃあ!、近づけない!」
未来
「残念だったね?」
未来がそう言った時、ニャーと猫の鳴き声が聞こえた
未来
「え?」
トン
未来は自分の頭にトンと黒い猫を見つけた
すると、次の瞬間、自身が作りだした雷雲が消えて天気が元に戻った
未来
「な!、何で!?」
と未来が言っていると後ろから何者かに手を捕まれた
フィンラル
「捕まえた!」
未来
「な!」
掴んだのはフィンラルだった、どうやら空間魔法で未来の後ろから現れたようだ
未来
「離してよ!」
フィンラル
「断る!、その体はアスタくんの物だ!君のものじゃあない!」
そうフィンラルが掴んでいる隙にノエルとユノは未来に攻撃を仕掛けよとする
ノエル
「フィンラル!、捕まえておきなさい!」
ユノ
「逃がさない!」
絶対絶命の未来は使いたく無かったがこうした
未来
「悪いけど、捕まる訳に行かないんだよね、、痛いと思うけど我慢してね!」
そう未来は言うと片手に雷を作りちょうど近づいてきたノエル達を襲った
ノエル
「な!」
ユノ
「雷魔法か!」
未来
「フィンラルお兄ちゃん、、パス!」
未来はそう言うとフィンラルに雷を落とした
フィンラル
「ギャァァァ!!!!!!」
フィンラルが雷に撃たれた事で未来は解放されて素早くその場から逃げた
ノエル
「待ちなさい!!!」
ノエルとユノが飛んで来るが未来はポケットから煙幕玉を出し二人に投げた
未来
「じゃあーねぇー!」
ドカン!ドカン!ドカン!ドカン!
ユノ
「逃がすか!」
ユノは素早く風で煙幕を飛ばす
しかし、もうそこには未来の姿は無かった
ユノ
「逃げられた!」
ノエル
「まだ近くにいるはずよ!、探すわよ!」
ユノ
「言われて無くても分かっている」
そうユノ達はヤミ達と合流し、未来を探した
ユノ達が居なくなったのを確認した未来は姿を現した
未来
「流石のユノお兄ちゃん達も完全に姿を消したら分からないよね」
と未来が言っていると陸達がやって来て大丈夫か?と聞いてきた
未来
「大丈夫だよ、お兄ちゃん達こそお疲れ様、時を未来の姿するの疲れたでしょう?」
陸
「あー、疲れたよ、時を未来にするのは」
時
「あ?、何でだよ?」
推
「お主は小さい分、大きくするのがムズいのじゃあ、猫ならパッと出来たわい」
時
「あ”ぁ?!、推てめぇー!」
乱
「ふん、真実であろう?空はどう思う」
空
「儂も同じく」
時
「よぉーし!、お前ら顔出せ!引っ掻いてやらぁー!!!!!」
と時が爪を出そうとすると未来は止めさせ時を抱きしめた
未来
「はいはい、時ありがとうね、後で美味しいケーキあげるから」
時
「ふん、それなら許してやる」
陸達
(未来と猫だけは時甘えるんだよなぁー)
未来
「お兄ちゃん、そろそろ戻ろう、お腹空いちゃた」
と未来が言うと陸はそうだなと言った
陸
「宿に戻ろう、もう夜だ」
そう陸達は宿へと戻った
宿へと戻ると部屋に環がおりパンを食べていた
環
「ゴクン、陸達お帰り遅かったな?」
陸
「環さん!、いつ来たんですか!?」
環
「ついさっきだよ、、って時どうした?そんな疲れた顔して?」
そう環が聞くと陸はユノ達と未来が戦った事、時を未来にした事を話す
環
「そうか、ユノくん達と戦ったのか、、未来も時もお疲れ様」
未来
「疲れたよぉー!、環お兄ちゃん!」
環
「そうかそうか、後で猫にご褒美やれって言っておくからね」
そう環は未来と時の頭を撫でて言った
未来
「うん!」
時
「ちっ!」
環がそうしていると陸が要件を聞いた
陸
「それより、環さんどうしたんですか?何か問題でもありましたか?」
環
「問題はないよ、ただそろそろ魔法帝に俺達の事教えないと行けないからその話だよ」
空
「魔法帝、、ですか?」
陸
「何故今?」
そう陸が聞くと環は答えた
環
「実はダイヤモンド王国の魔法騎士のうち一人がどうやら記憶を取り戻した見たいでね、俺達の事をペラペラ話たんだよ」
未来
「嘘!?、記憶の修復が出来るはずない、、、って!まさか!」
環
「そう、マルクスって人が頑張った見たいだね、だから流石にヤバいから魔法帝と話し合いをしないとね」
環
「だから陸と未来にお願いがあるんだ」
陸、未来
「「お願い?」」
そう二人が聞くと環は教えた
環から話しを聞いた陸と未来はオッケーと言った
環
「ありがとう、なら、、、そうだな明日頼めるかな」
陸
「分かりました、場所は」
環
「うん、後で言うよ」
未来
「分かった!、環お兄ちゃん!」
そう話して、陸達は環供に夕飯を食べて眠った
そして、次の日
陸達は行動した
四章終わり
最終章開始