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⚠︎旧国・戦争関連の話題 有
第一話
とある夜、目を覚ました。
ナチス「んぁあ、?どこだぁ此処は」
〜〜〜
数時間前 居酒屋
〜〜〜
日帝「先輩、、、俺の奢りだからって飲み過ぎじゃないですか?」
ナチス「ん〜ぁ〜?らいじょぶらいじょぶ〜」
言葉とは裏腹に舌足らずな口調で喋るナチス。
日帝「全く、、、明日の会議大丈夫なんですか、」
ナチス「どぉせ迎えにきてくれりゅだろぉ?」
日帝「そうですけど、、、!!」
ナチス「もぉ俺たちゃしかいねぇからなぁ」
日帝「思い出させないでくださいよ、、忘れるために来たのに」
その通りである。気がつけばもうこの世に枢軸として戦っている国はこの2国だけになっていた。そんな中酒場に来ている。
ナチス「ぇ〜?でもにってー飲んでないし覚えてただろぉ?」
日帝「まぁそうですけど、、!ほら、そろそろ帰りますよ!」
ナチス「はぁーぃ、、、!」
そういい日帝は無駄のない動きで帰る支度を終わらせ支払いをを済ませ、店を出て行った。一方ナチスは荷物がぐちゃぐちゃに入れられた鞄と共に、ふらついた足取りで日帝の後を追う。
日帝「1人で帰れますか?」
ナチス「らいじょうぶだ!!酔いは覚めたぞ!」フラフラ
まったくアルコールの抜けていないナチスは元気よく答える。
日帝「はぁ、、気をつけてくだいさね」
ナチス「おぅ!またな〜!」フラフラ
日帝「ええまた明日」
だがこの選択は間違っていたのかもしれない。
〜〜〜
現在
〜〜〜
ナチス(あ、、ああああああやってしまった、、、)
ナチス(素直に送ってもらえば良かった、、、)
ナチス(此処どこの駅だよ、、!!???)
ナチスは多くの疑問を抱きながら目に留まったポスターを見つめる。
ナチス「0番出口、、、?なんだよそれッ!?そんなのあるわけ、、!」
現在ナチスは混乱の渦に巻き込まれていた。見覚えのない場所、知らない”0番出口”という文字。
ナチス(ま、まぁ印刷がはげて0に見えてるだけかもだし、、)
ナチス(しかも異変ってなんだ、?、、、指示には従った方がいいか)
ナチス「とりあえず地上に出よう、、話はそこからだ」
そう言い残しこの場で一番重要とも言える”異変”について理解せずこの場を後にした。
・・・
しばらくたってまた疑問を持ち始める。
ナチス(あれ、、ここさっきもきたような、、)
自分の記憶が間違えているのかもと、酒を理由にして再び歩き始めた。
・・・
ナチス(この扉少し開いてる、、、?さっきはしまってたよな?異変か?)
やはりここは同じ場所だと確信したナチス。アルコールも抜けたのかもしれない。異変を見つけ引き返していった。
・・・
引き返しても先ほどと同じような光景が目に入る。だが、
ナチス「1番になってる、、!!?」
ナチス(なんだすげぇ簡単じゃないか!)
この出口は1番出口であった。間違い探しのようでおもしろと思いラフな気持ちで足を動かす。やはりこの男からアルコールは抜けていなかったようだ。
・・・
ナチス「え?国民?」
そう呟くナチスの視線の先には50代ほどの”おじさん”が歩いていた。
ナチス(これはどこの国だ?日帝とかの方じゃねぇか?)
出られるかも!と希望を抱き”おじさん”に話しかける。
ナチス「すまない、ここの出口を知っているか?」
おじさん「」
ナチス(は?無視?無視された!??俺国なんだけど!?いい度胸じゃねぇか)
虚しくもその”おじさん”から返事が返ってくることはなかった。自分は国という人間よりよっぽど位の高い存在なのにしかとされ、ナチスの機嫌は悪くなった。
ナチス「聞こえなかったか?ちなみに俺は国なんだが」
おじさん「」
自分の位を示しながら高圧的に問いかけるもやはり、返事など返ってこなかった。
ナチス「おいっ!」ドンッ
おじさん「」
ナチス(は?びくともしなかったぞ、、?こいつほんとに人間か、、?)
怒りが頂点に達し、”おじさん”のことを軽く押してみた。だが、”おじさん”は体を揺らすこことも、視線を逸れすこともなくゆっくりと歩いて行った。
ナチス(寒気がする、、、早く行こう)
そんな”おじさん”から嫌な予感がしたのか、ナチスは足早に去っていった。
・・・
ナチス「は?」
ナチス(また0番、、、??)