TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

君の背骨に棲みたい

一覧ページ

「君の背骨に棲みたい」のメインビジュアル

君の背骨に棲みたい

77 - File77:コペルニクス的転回

♥

102

2023年02月20日

シェアするシェアする
報告する

※この物語はフィクションです。

実在の人物及び団体、事件などとは一切関係ありません。


「逃げてきたんだ、本当は」

堪えきれず零れてしまった溜息のような、涙のような声だった。

けれど、思わず口をついて出てしまったのとも違う。

あれは多分、私に聞かせるつもりのない言葉だった。

〈File77:コペルニクス的転回〉

「ピアスの落とし物?うーん、見なかったと思うけど……」

「そうですか……。すみません、お仕事の邪魔してしまって」

今日何度目かの同じようなやり取りに、つい肩を落としてしまった。

店先を出たところで、ゆるく握りしめていた拳を開く。

私の心情を切り取ったように、見慣れたピアスの片割れが曇天でくすんで見えた。

ピアスを片方なくし青ざめたのは、先週末のことだった。

その日の午前中は事務所でデスクワークをこなし、午後は例の事件の事情聴取のために半休を取ってい******************

*****

****************************

*****

****************************

**************

****************************

*********************

続きはVIPプランで読みましょう

今なら7日間無料
  • メリット

    10,000以上のストーリーが読み放題

  • メリット

    VIP限定ストーリーが読める

  • メリット

    広告表示なし

いつでもキャンセル可能。

君の背骨に棲みたい

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

102

コメント

1

ユーザー
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚