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「…………すごく……綺麗だ…………優子」


手首の拘束を解いた廉は、ぐったりと脱力させた艶めかしい身体を引き寄せた。


絶頂を迎えた優子の肌は、桜色に染め上げられ、湿り気を帯びている。


「廉…………さ……ん……」


惚けた面差しで、彼女は彼のまつ毛に視線を辿らせていると、色欲に満ちた廉の瞳に、優子の背中がゾクリと泡立つ。


「このまま…………君を……」


廉が優子の上に覆い被さり、小さな顎に筋張った指先が掛けられる。


「──奪いたくなる」


吐息混じりの低い声色を滲ませながら、彼は彼女の唇を食い漁った。




ひとしきり、艶めいた花弁を堪能した廉は、羞恥に色付いた身体に、なおも唇を彷徨わせ、至る所に淫華いんかを残し続けた。


「んんっ……うあぁっ…………っ……ぁ…………ぁああっ」


繊細な感触で、彼女の肌をネットリと滑らせる、廉の舌。


どれくらい、彼に甘い傷跡を植え付けられたのか、分からない。


「んあっ…………っ……あうっ…………ううっ……あんっ……」


ジュッと鋭さを湛えたリップ音がベッドルームに響くたびに、優子は喘ぎ声を上げる。


「極上の身体だな……」


廉が一度離れ、彼女の身体中に咲き始めた赤黒い華を見下ろすと、唇を微かに歪めた。




ヘッドレストに置いてあった避妊具のパッケージを破り、屹立に被せると、彼は優子の脚の間に割り入った。


両膝を折り曲げ、太ももの裏側を押さえ込んで開脚させると、薄い茂みが仄かに光を放っている。


甘露と唾液で濡れた裂け目に、廉の息を呑む声が、聞こえたような気がした。


剛直を支えながら、秘部に擦り当てる彼。


その度に、粘り気のある水音が、優子の耳朶を小さく打った。


これから彼と身体を結びつけ、彼女は、淫靡な坩堝の中に引きずり込まれようとしている。


「……俺が…………忘れられない女……」


廉が、優子の眼差しを絡ませながら、大きく腰を引いた。

暁光の最果てまで向かって

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