また君の白昼夢を見た
君は前と変わらない姿で僕に近づいて
僕の首に手を伸ばして
君の冷酷な目には何も映っていない
僕の嘆く姿も、何もかも
君の手に力が入る
僕の首が悲鳴をあげて
ふと力が弱まった
君の目から涙が流れていた
でも君は冷酷な女の子だ
泣きながら僕の首を絞めているんだ
目を覚ました僕は、
今授業中だったことを思い出した
君の幻想は僕の頭の中を垣見だして
止まない
さっさと終わってしまえと願う数学の
時間は君のことを考えてしまう最適な
時間になってしまった
笑顔が似合うとても可愛い君
我慢強い君
甘いものが好きな君
もうこの世にいない君
僕が裏切ったその時から君は冷酷に
変わってしまった
僕が変えた訳じゃない
周りが変えたんだ
何も悪くない
君が勝手に一人で消えたんだ
後悔など無いに決まってる
今こんなにも苦しいのは君のせいだ
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