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今日はスマとソウダカツオの『カツオのたたき』が朝食のメイン。
その後は朝の釣果を皆で加工の時間だ。
燻製したりツナ缶風作ったり、なまり節風作ったり。
「冷凍庫も残り容量少ないな。これでも700リットルクラスなんだけどさ」
「あとはすだてで終わりだね、きっと」
「買いだめと借りてきたの合わせても、大型タッパーが残り5個しかない」
大型タッパーは深草だけでも20個用意したのだけれど。
ちなみに10個ほどは七橋先生からの借り物だ。
「干物とかラップで済むもの中心かな、残りは」
「ジップロックも最後の2箱なのです」
豪快に備蓄を作った結果、そんな感じになったようだ。
「オリーブオイル、このツナ缶風味で残り1本だな」
「塩が最後の1袋なのですよ」
「醤油は残り500ミリ」
調味料もそろそろ限界に近づいた模様だ。
「それでも今日でそのくらいなら、ちょうどいい位の買い出しだったんですね」
「確かにそうですね」
「でもそろそろ肉食いたいです」
まあそうだな。
僕もそう思うし。
そんなこんなしている間に、キッチンでの調理・加工作業は一段落。
乾燥させるなまりを持って、干物部屋へ移動する。
干物部屋とその隣では、燻製の様子を見ながら皆でだべっていた。
なのでキッチン組も合流して、燻製の様子を見ながらのんびり話をする。
「秋津は車でちょい行ったところに、恒例の焼き肉屋があるんです。新人歓迎とか買い出しで街に出た帰りとかは、たまーに寄ったりするんです」
「まあ全国チェーンのお店なのですけれどね」
雅先輩と佳奈美先輩がそんな事を話す。
「あ、でも帰ったら行きたいな。野菜とお肉を思いっきり良く、がんがん食べたい」
「でもお土産だけで、8月の半分はきっと食べつなげるぜ。少なくともタンパク質は」
これは朋美先輩と文明先輩。
そんな事を言いながら、それでも燻製とか干物干しとかをやっている。
「でも秋津はこの冷蔵庫があるからいいけれどさ、深草はこのお土産、しまう場所大丈夫かな」
朗人先輩がそう一言。
そう言われると、確かにちょっと多いような……
「各自部屋の冷蔵庫に入れられるだけ持ち帰って、先生の部屋の冷蔵庫に入れて、あとはどうしましょうか」
「準備室の薬品用冷蔵庫は、そんなに空き無いですしね。うちの家の冷蔵庫には多分全部入ると思いますけれど、出し入れが大変ですよ。私が学校に来る日に連絡して貰わないと」
「いっそ寮の私の部屋を冷凍しましょうか。マイナス1度程度なら、1日3回くらい頑張って魔法をかければ何とか」
「それ彩香が住むスペース無くなるじゃ無いのですか」
なんて話していたら。
「連絡ついた。明日12時、学校の家庭科室にある大冷蔵庫を開けてくれるそうだ」
川俣先輩が手を打ってくれたようだ。